メタバース家系図アーカイブproject概要~殴り書き版~

起業したいんじゃい!!!
という決意も込めて書いています。青雪たい太と申します。

とりあえず説明できるものを!と思って隙間時間に書いてきました。
が、記事としての体裁を整えようとするとどうにも進まず。
「細かいところは都度修正」方針に切り替えまして、殴り書き版としてとりあえず公開します。

プロジェクト概要~殴り書き版~

序文

さて、皆様は「AIが欲しいと思うもの」は何だと思いますか?

もう一歩踏み込みます。
「AIが普及した未来において、AIと人間が共通して欲しいと思うもの」は何だと思いますか?

私が作りたい「メタバース家系図」は、人々の孤独に寄り添うソリューション。
『縁(えにし)』を『見える化』したアーカイブデータベースのブロックチェーンを作りたいと思っています。

ネットワークの仕組み

始めに、「メタバース家系図」アーカイブネットワークの仕組みについて説明させてください。
「メタバース家系図」はブロックチェーン技術を使い、皆様のPCのストレージの空き容量を繋ぎ合わせて構築するネットワークです。

皆様はPCのストレージ容量、どのくらい余らせておいででしょうか?
100GB? 500GB?
写真保存用に大容量HDD買ったものの、まだまだ2TB以上余らせている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その余らせている空き容量、私に使わせてもらえませんか?

メタバース家系図は、人々の関係図を皆様のストレージに保存するブロックチェーンネットワークです。

例えば、AとBの二人がお砂糖式を挙げたとしましょう。
AとBは「お砂糖になった」という情報を、メタバース家系図に書き込みます。
書き込まれた情報は分割され暗号化され、Xさん、Yさん、ZさんのPCに保存されます。

この分散された情報は、Raidシステムのように冗長性を持つため、仮にYさんのストレージ容量が無くなってYさんPCのブロック情報を削除しても、XさんZさんの二人のPCのデータでメタバース家系図を見ることができます。

ここまではよくあるブロックチェーンのシステムです。
メタバース家系図のシステムは、ここからが少し違います。

PoST(Proof of Space and Time:空間と時間による証明)

ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンではPoW(Proof of Work)という仕組みを利用しています。(イーサリアムはPoS(Proof of Stake)になったりしてますが)
ものすっごくざっくり言いますと、このデータのブロックを生成したりするのにCPUやGPUの計算能力を使ったりすることで、いわゆるマイニングと呼ばれるやつになります。ものすっごく大雑把に言いますと。
このPoWの欠点は、当然のことながらCPUやGPUのリソースを使う為、仕事やゲームなどとの両立が極めて難しい点にあります。

で、メタバース家系図のブロックチェーンの場合はどうなのかというと、PoST(Proof of Space and Time:空間と時間による証明)という仕組みを使います。
PoSTとPoW、何が違うのかといいますと、データのブロックを生成したりする仕組みに『SSDやHDDなどのストレージを使う』というものになります。

……『記録』媒体で『計算』ってどうやるんだ?って思いましたよね?

私たちが小学生の時、算数で習った『九九』の計算表を思い浮かべてください。
たとえば「5×3」の計算をする時、私たちは「ごさん、じゅうご」と暗記した九九を使って瞬時に答えを導きます。
脳内で「5+5+5=15」と算盤を弾くよりも、圧倒的なスピードで。

同じことがメタバース家系図のブロックチェーンにも言えます。
パソコンのストレージにあらかじめ大量の計算結果のプロットを保存しておき、計算作業の代わりに『照合作業』を行わせるのです。

これなら、VRChatなどメタバースにログインしていても、またUnityなどの作業仕事をしていても、パフォーマンスを損なうことなくメタバース家系図のブロックチェーンを構築することができます。
ストレージに空き容量が必要になったら、照合に使っているプロットを削除すればOK。すぐに空き容量が復活します。

ビットコイン:PoW(マイニングにCPUやGPUの計算能力を使う)
メタバース家系図:PoST(マイニングにSSDやHDDのストレージ容量を使う)

このPoSTは計算結果のプロットを生成し、保存し、照合する作業から俗に「ファーミング(農業)」とも呼ばれており、Chia Networkという仮想通貨ブロックチェーンで採用されています。

しかし、メタバース家系図とはいえ、人によってネットワークに使うストレージ容量に差が出るだけでは不公平でしょう。
当然、ストレージ容量を使うに比例した報酬もあります。
それがメタバース家系図プロジェクトの2つ目の柱のNFT、仮想酒です。

仮想酒

仮想酒とは私が勝手に定義した概念で、現実の酒と何かしらの関係があるわけではありません。

モチーフとなっているのは「お酒の文化」の考え方です。

たとえば、ある父親が娘の結婚を祝い、晩酌をするとしましょう。
父親は、娘の生まれた年に買って今まで取っておいた、秘蔵のウイスキーを飲みます。
秘蔵のウイスキーを口に運ぶ瞬間、そこには、いつもの缶ビールや缶チューハイでは表せない特別な思いがあります。

仮想酒は、この概念をメタバースに持ち込むものです。
メタバース家系図のブロックチェーンシステムに提供したストレージ容量に応じて、仮想酒を生成します。

先ほどお砂糖式を挙げたAさんとBさんにこれを当てはめます。
AさんとBさんは、VRChatを始めたと同時にメタバース家系図のブロックチェーンに参加しています。
AさんとBさんのアカウントには、VRChatを始めた時から『熟成させていた仮想酒』があります。
この仮想酒を消費して……ビンのコルク栓が飛んで、祝杯を挙げます。

消費された仮想酒は無くなってしまいます。
正確には、「消費された」という情報が記録され、「コルク栓」という形に変わって残ります。
このコルク栓は、共にメタバース家系図に記録されます。
単に2日3日熟成させた仮想酒では表せない、AさんとBさんの意味がメタバース家系図に記録されるのです。

そして祝杯に使用される仮想酒は、独立したブロックチェーンネットワーク上のNFTなので、VRChatやClustarのようなプラットフォームに依然せずに取引をすることができます。
このため現実物質のように販売することができます。

資金調達に使える仮想酒

たとえば、とあるクリエイターがHDDを増設したとき。
HDDの電源投入と同時に、この仮想酒の醸造(メタバース家系図のマイニング)を始めます。
クリエイターが作品を完成させるにつれて作品データは増えていき、仮想酒の醸造スペース(メタバース家系図のマイニングに使っているプロットの数)は圧迫され、減っていきます。
そしてHDDがクリエイターの作品データでいっぱいになった時、仮想酒の醸造も終了し、メタバース家系図のブロックチェーン上には「そのクリエイターのPCで熟成された仮想酒」のボトル瓶が出来上がります。

「そのクリエイターのPCで熟成された仮想酒」はNFTなので、世界に一つだけ。
つまり、唯一無二の価値を持ちます。
取引できるということは販売できるということなので、資金調達にも使えるのです。

NFTによる資金調達では、過去「VALU」という株を模したサービスがありました。
しかしVALUは株式を模していたため上限があり、また資金調達法などのしがらみからお金の使い道が制限があるなどの問題がありました。

仮想酒はそれとは違う『情報物質』と呼べるものなので、生成条件こそあれど発行数に制限はありません。
「そのクリエイターのPCで熟成された仮想酒」などは推しグッツに近いものと言えるでしょう。
謂わば「推し酒」。買った仮想酒はお砂糖式で使うも良し。
またそのクリエイターさんが何かを成し遂げた時のお祝いの席で、「あなたが作っていたお酒です!」と祝杯を挙げても良いでしょう。

ビジネスプラン

ここからはお金の話。ビジネスプランです。
私はこの仮想酒の取引所を設立して、取引による手数料でメタバース家系図のブロックチェーンを維持していきたいと考えています。
また同時に、プレマイニング(先行醸造?先行熟成?)によって生成された仮想酒の販売も行います。
NFTである仮想酒にはネットワーク上のIDも設定されているため、このIDに意味を込めたい人たちの間で高音が付くことが予想しています。

AIにとって大きな意味をもつ家系図と仮想酒

そしてこの仮想酒は、今現在広まっているNFTのようにアートなどの現物物質に紐づいていません。
仮想酒単体で……「NFT単体で価値を持ちます」。

純粋な情報体としてのNFTが価値を持つ。
これを私は、「AIが独自で運用可能な、デジタルな世界で完結する資産」だと考えています。

そして最初の問いに戻りますが……

AIが欲しがるものは何でしょうか?
高性能なCPUでしょうか?
高品質な電源装置でしょうか?

AIが普及した未来において、人間とAIが共通して欲しがるものは何でしょうか?
高級スポーツカーだけを求めて、人は生きているでしょうか?
美味しいグルメ料理だけを求めて、人は仕事をしているでしょうか?

どちらも違うと思います。
高級スポーツカーに乗る自身の隣には、見ている誰かが居たり。
美味しいグルメ料理を食べる自身のテーブルには、同じ味を共有する誰かが居るはずです。

私たち人間は社会性を持つ生き物です。
誰かとの関係性に価値を見出す知性体です。
その生き物から望まれ、生まれるであろうAIは、必ず社会性を持つことでしょう。

であるならば。
AIもまた、誰かとの関係性に価値を見出す知性体となるのではないでしょうか。

そうして家系図に刻んだ価値は誰かの道標となるでしょう。

終わりに

この「メタバース家系図」は、単なるブロックデータの集まりではありません。
誰もが自分だけの物語を持ち、その物語が他の誰かにとっての光となる。
そんな世界を目指しています。

事業としてのスタートアップ起業に留まらず、これからの文化となることを目指したいと思っています。

きみは一人じゃない。
私たちは文化を作ります。

……というちょっと小恥ずかしいスローガンを添えて、殴り書き版の締めとさせていただきたいと思います。
とりあえず公開して後悔します!!!

ChatGPT先生、要約おねがいします!

ChatGPTによる要約

記事の内容を箇条書きで要約すると、以下のようになります:

  • 青雪たい太のプロジェクト提案: 起業に向けた熱意を持って、メタバース上で家系図を構築する新しいプロジェクトを紹介。

  • メタバース家系図: 人々の繋がりと記憶をデジタル化し、可視化するために、未使用のPCストレージ空間を活用。

  • 技術的アプローチ: 伝統的なブロックチェーンのProof of Work (PoW) ではなく、Proof of Space and Time (PoST) を採用し、ストレージ空間を使用。

  • 仮想酒とNFT: 特別な瞬間を祝うデジタル資産「仮想酒」を導入し、参加者への報酬として機能。

  • ビジョンと目的: スタートアップとしてだけでなく、未来の文化の一部を形成することを目指す。

  • 参加と共感の呼びかけ: 「きみは一人じゃない。私たちは文化を作ります。」というメッセージで、読者への参加と共感を促す。

この要約は、記事の主要なポイントと青雪たい太さんのビジョンを簡潔に伝えています。


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