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くらしと子育ての定点観測 【感想】

『毎日、1日の終わりに、家の中の同じ場所で親子の写真を撮る』

これ、めちゃめちゃハードルが高いです。
新しく挑戦することを毎日続けるのは、かなり意志の力が必要です。
さらにそれを親子でするなんて、どれだけ大変なことか容易に想像できることと思います。

でもそれをクリアしていくために、どう工夫すればいいか。
まずは環境設定を。

わが家は、写真を撮る時間を17~18時に設定。
おふろに入るのはいつも夜ごはんのあと、19時以降になるし、20時就寝を目指しているのでバタバタする。
寝る前に撮るのもアリかなと思ったけど、寝巻きになって、変化がないので却下。

あとはなるべく背景がシンプルな場所を選ぶ。
日当たりも考慮すると、わが家には1ヶ所しかなく、そこは西日がガンガン当たる場所なので、かなり暑かった。。
(これも結構やる気が削がれますね。場所選びもまた1つハードルです)

今思うと、夜ごはんを早めて18時半〜19時に設定してもよかったかもしれません。
一息ついてからの方が落ち着いてできたかもしれないです。

あとは子どもたち。
はじめのうちは興味を持って取り組んでいたものの、だんだんと「え〜やるの〜」と嫌々な顔をするようになる。
かと思いきや、「今日はやらへんの?」と急かすこともしばしば。

子どもたちなりにこの活動を受け入れてくれ、
「続けること」として1日の一部になっていったようでした。

この取り組み開始から早々に、自粛期間がおわり、学校などが始まると、
目まぐるしく日々は過ぎていく。。
小学1年生になった長女は、初めての小学校生活が楽しくて仕方なく、
写真のポーズも学校に関することが多い。
幼稚園に入った次女は、「1日のできごと」ということがまだ理解できてなく、
今日のことなのか、一昨日のことなのかわからないポーズが多い。
そして写っていない時は、大抵寝ていた。

子どもたちと「あーでもない」「こーでもない」なんてことも言いながらポーズをして、写真を撮る。
やり直しなんて言ったらグズグズ言い出すので、いつも一発勝負。
そして撮った写真を一緒に見返す。
いい時も悪い時も、そのまんま出ている写真たち。

一連の流れが実にクリエイティブ。

子どもと一緒に毎日何かを続けることって、
クリエイティブ、コミュニケーション、マネジメントがすごく磨かれることだと思いました。

私にはその力がまだまだ足りないし、もっと柔軟でありたいと思ったのでした。


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