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デモクラティックスクールのスタッフをする前は、学童保育で働いていました。

アートワークセラピーを学び、子どものクラスにサポーターとして行ったら、すごく楽しくて。

子どもとかかわる仕事がしたいと思って、探して見つけました。

公教育。かっちりとした枠があるんだろうな、大丈夫かな、私。
おぼろげにそんなことを思いながら申し込んで働き始めました。

案の定、葛藤することになって(苦笑)。
最初の頃は、子どもたちとかかわることが楽しくて、幸せで。
子どもたちの癒しになりたいと思って行っていたのに、
私が勝手に癒されていました。

あの頃は、自分が大切にしたい価値観が、
きちんと言葉になっていなかったし、
保育や教育の世界に足を踏み入れたのは
それが初めてだったから、
どんな世界なんだろう・・・と、
恐る恐る覗いて、探索していたように思います。

少しずつ勝手がわかってきて、
そうしたら、疑問や違和感がいっぱい湧いてきて。
・・・息苦しくなってしまいました。

その場面で私は叱りたくないのに、叱りつけないと周りの先生から私が叱られる、とか。

その子のタイミングを待ちたいのに、全体の流れがあるから、早く早く、と急かさないといけないとか。

どうしようもない。人数も多いから、一人一人時間をかけていられないのだろうし。

そこで自分を貫けるほど、強くもなかった。

うん。もう、環境が私には合ってないんだな、と思って、子どもたちと離れるのは本当に寂しかったけれど辞めることにしました。

辞めると決めて2日後とかに、今の職場と出会うという。奇跡が重なってデモクラティックスクールに辿り着きました。

ありがたや、ありがたや。
感謝しかありません。

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