人生設計と人生計画
この違い、ぱっと答えられますか?
え、一緒じゃね?
ってちょっと思ってました。
少し調べるとどうも違うみたい。
ほほう。なるほど。
描くのが設計で、そのための具体的な行動とかが計画ね。何となく、描くのが女性性、計画を立てるのが男性性なのかなって思いました。
第2回書籍制作mtgにて、この人生設計について話し合いました。
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やっぱり、ぱっと「人生設計」と聞くと、〇〇歳で就職、〇〇歳で結婚、〇〇歳で子どもが生まれて、家を建てて・・・っていうのをイメージするんじゃないだろうか。わたしはそうだった。
しかし、どうやらこれは「人生計画」のようだ。
mtgでは他にも以下のテーマについて話し合った。
①生きるとは
②良い人生とは
③豊かさとは
④幸せとは
あなたにとって、生きるとは。良い人生とは。豊かさとは。幸せとは。
まずこのことを考えてみることが、人生設計につながっているように思う。
ちなみに、わたしにとって生きるとは、命を全うすること、自分らしさを発揮すること。
死ぬときに、あー良い人生だったと思えるためには、人とつながっていることが、わたしにとっては大切みたい。そしてそのことが豊かさや幸せにつながっているみたい。
※スタッフもう2人の考えも本当に素晴らしく素敵で。めちゃいいなぁと思った。書籍をお楽しみに。
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でもじゃあ、ASOVIVAにとっての「人生設計」って何だろうという話で。
人生計画との違いについて調べる前に話し合ったので、一般的にイメージするのは「計画」の方だけど、でもたぶん違うっていうのを話していた。
わたしは、「決めること」だと思った。どんな人生にしたいのかを思い描いて、そしてそれを決めること。決めて目の前に現れてきたものに真剣に取り組むこと。そうしたら叶うって思う。
ただ、これを描いて決めるときに、自分がどんな在り方でいるのかがものすごく大事で、自分の本当の願いにつながっていたらいいのだけれど、いろんな思い込みがあったり、フィルターがあると、たぶん叶えるのが難しいと思うし、叶ったとしても、あれ?ってなると思う。そこ大事だねって話してた。
ASOVIVAが取り組んでいるのは、これなんじゃないかなぁ。
どんな人生にしたいの?何が好きで、どんなことがしたいの?自分って何だろう。幸せって何だろう。本当はどうしたいの?
矢印が全部、自分に向く。
今目の前に起きていることは、本当の本当は、自分が望んでいることなんだと。
ここを取り組まずに、人生計画もあったもんじゃない。
だけど、たぶん、ここをよく考えたり描く時間や機会もあまりないままに、すっ飛ばして、進学、就職と、決めないといけないタイミングが自動的にやってきたりして。
本当は、ああしたい、こうしたいってワクワク描くもののはずなんだけれど、迫ってくるから何かを選ばざるを得なくて。
自分の好きなことや興味のあることに、出会い、思いきり取り組める時間は大切だなぁと思う。
自分を振り返ってみると、案外、好きなことはいっぱいあって、取り組んでいたなぁと思う。植物を育てること、ハーブ、本、英語、演劇、公文式、自然遊び、占い、環境のこと。
高校を選ぶときは、英語を学べる環境を。
大学を選ぶときは、海外と環境のことを。
就職を選ぶときは、農に関わることを。
それぞれ選んできたけれど、でもこうなりたいとか、こんな人生にしたいとか、そこまで考えてこなかった。その時に好きなこと、興味のあることで選んできたように思う。
だから、人生計画っぽいものを立てても、あんまりうまくいくことはなかった。
30代になって、ようやく…くらい。
自分の「したい」に正直になって、行動してきてようやくここまできた。それでもまだ、計画にまで落とし込めていない。
自分を認めて、相手も認めて、自分らしくいられる場所をつくりたい。
古民家に住んで、畑をしながら、アートとホロスコープを合わせたワークショップがしたい。あ、これはほぼ叶った。
もしかしたら、そういうものなのだろうか。
いやでも、もっと早い段階で、こんな人生がいいなって描いて、こうなるぞって決めて、計画まで立てられていたら、もっと違う人生だったって思う。そもそも、ありのままの自分でいられていなかったから、目の前のことがしんどくて、描くことすらもままならず、それでも何やかんややってきて、それなりに描いてきて、今に至るのだろう。うん。わたしはこれからなんだ。
子どもたちが、出来る限り、広い視野をもって選べるように。
そうするには、いろんな人に会ったり、行ったりすることが大切だと思う。
だから、まず、自分が、人とつながって、いろんな場所に訪れようと思う。そして、描いて、決めて、計画を立てる。
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