読書嫌いが初めて読む【星の王子さま】その1

というわけで早速手に取ったのがこちら

名作ですよね。もちろん読んだことはないですが。

特にクイズ番組でよく耳にするこの作品、
我が家では「作者は?」との出題に
「サン=テグジュペリ」とドヤ顔で答え、
妻に無視されるまでが一連の流れとなっております。

さて当然のことながら内容なんて物は全く知らんわけで、
星の王子さまとはなんなのか、そもそも星って?王子って?

こんな状態から読んでいこうと思います。
因みに読みながら書き進めていきますので、
思いついたことをそのまま書いていきます。

読書実況文とでも思っていただければ。

稚拙な文となることをどうかご容赦ください。

「この本をレオン・ヴェルトに捧げます」


いきなりなんですか?
ご購入いただきありがとうございますとかじゃないんですね。
なるほど、こうやって読者の心を掴むわけですか。

「ぼくは彼の中に住んでいるインナー・チャイルドに
この本を捧げたいと思います。」
またいきなり知らん言葉、リトルホンダ的なやつですか?

「どんな大人の中にもインナー・チャイルドが住んでいるものです。」
はい、ここでがっつり掴まれました。掴まれた自覚があります。
リトルホンダの件はすいませんでした。

このまま本編に入っていきます。

「色鉛筆を使って、絵を描きました。ぼくが描いた絵の第一号です。」
この文と共に可愛らしい絵が添えられている。
大蛇が動物をぐるぐる巻きにして食おうとしている絵です、かわいいよ。

「その絵を見た大人たちはぼくにこんなことを言いました。」
そういうくだらない絵なんか描いていないで、地理や、歴史や、算数や、国語を勉強したほうがいいよ」
ひどいなあというのが率直な感想ですが、そう思う自分もいる。
大人として同じようなことを言ってしまう気がする。
「ひどいなあ」と思っているのは私自身のインナー・チャイルドというわけか。

「ぼくは、六歳のときに、画家になる夢を捨ててしまいました。」
小さなこどもの大きな夢を大人が摘んでしまうのは本当に悲しいね。

「飛行機のパイロットになりました。」
すんごいじゃない?夢かなえてません?
何がすごいってそこまでのプロセスがないこと。急に言いよった。
そういやこの作者いきなりの人でしたね。

サハラ砂漠の上空を飛んでいたとき、飛行機のエンジンが故障して、ぼくはサハラ砂漠に不時着したのです。」
終わり。短い作品でしたね。じゃあ、最後に豆知識のコーナー!
サハラ砂漠のサハラは、砂漠って意味なんだぜ!
砂漠砂漠…って、意味わかんねーよな!じゃあまた来週も見てくれよな!

「ぼくは、生きるか死ぬかの瀬戸際にいました。」
すいません、人が窮地の時に。

「海の真ん中で避難した人より、もっともっと孤立していました。」
この表現めっちゃ怖い、絶海の孤島とかより、市街地とかと陸続きなはずの砂漠のほうが孤立している。より恐怖感とか焦燥感を感じる。

「ーねえ……ヒツジを描いてくれない?」
遂に登場星の王子さま、ここで比喩とかじゃないことが私の中で判明。
ここにも可愛らしい王子さまの絵が、表紙と同じような感じ。
ああ、どう見てもこれは王子さまですわ。

「ーねえ……ヒツジを描いてくれない?」
何を聞いてもくり返される質問、メリーさんかな。
メリーさんの、あっ。

その子に向かって、ちょっと不機嫌に、「ぼくは絵を描くのが下手なんだ。」と言いました。
絵心捨ててパイロットになったもんね。
頭いい人って意外とそうよね、宇治原さんとかもすごいもんね。

そこで、代わりに、例の大ヘビの絵を描きました。
なんで?あまのじゃくが過ぎるぞサン=テグジュペリ。

「ーそんな絵がほしいじゃない!象を吞んだヘビの絵なんかほしくない。」
伝わった。

「ぼくはヒツジを描きました。それを見て、その子はこう言いました。
ーそんな病気のやつなんかいやだ。もっと元気なのを描いてよ。」
星の王子さまの感受性よ。変な伝わり方してる。

「これはヒツジじゃない、ヤギだよ」
一緒やって。イヤミなクライアントかて。

「ーこのヒツジは歳を取り過ぎているよ。そんなんだとすぐに死んじゃうでしょ。」
ディティールまで言い出した。大体ヒツジとかヤギのキャラは
お年寄りとか村長だろうが。

「だんだんイライラしてきました。」
ああ、俺もだよサンテグ。

「ほら、これならいいかい?その箱の中に、君が欲しがっているヒツジが入っているよ。」
「ーやった~!こんなのがほしかったんだ!」
まさかのOK。意外と大事な資料でもこんなんでいいんだ…ってときあるよね。

「あ、寝ちゃったよ、このヒツジ。」
鳥獣戯画。やっぱ才能あんじゃん?


今回のまとめ

いちいちリアクションしながら読んでいるので全然進みませんすみません。
たまに普通に声にでているときもあるので、
図書館とかじゃなくて本当によかったです。

ただ、これが読書をほとんどしてこなかった人間のリアルです。
実際面白かったのですが、じっと座って読み続けられるのは
精々もって40分程でした。

このあたりも今後伸ばせていけたらと思っています。

因みにもくじを見たら全部で「27」ありました。
現在「2」。果たしていつになったら終えるのか。



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