私的ゲームランキングトップ100をレビューする 第85位「ゼルダの伝説 4つの剣+」

ラスボスがガノン系じゃないゼルダはこれが初めてでした。

このゲームはゼルダシリーズの中でもちょっと異色というか複雑なタイトルになっていて、どうやらシリーズ25周年記念エディションなるものもあるらしいです。自分がどっちを遊んだのかは覚えてません。

元々はスーファミで出ていた「神々のトライフォース」の続編がGBAで「神々のトライフォース&4つの剣」というタイトルで出ていて、さらにさらにその続編という形で発売されたものになります。

そのためゲームシステムはいわゆる神トラ方式、見下ろし2Dと横スクロール2D両方のステージがあるやつですね。

さらに先述の4つの剣部分のメインになる「ハイラルアドベンチャー」と、あんま遊んでないんでどんなもんかは覚えてないですが「シャドウバトル(どうやら対人ゲーらしい)」、それとGBAと連動してめちゃくちゃアツいバトルができる「ナビトラッカーズ」の豪華3本立てみたいな作品になっています。お得ですね。

移植についてる新作部分の続編という、見た感じだと「ほーん、どうせ内容ペラッペラのおまけみたいなもんでしょ?」となりがちですが、ふつーーにごっついボリュームのゼルダゼルダしたゼルダを遊ばせてくれます、しかもマルチプレイ対応。

このマルチプレイがとにかく面白くて、後にも先にも4人でストーリーを進められちゃうゼルダってこれだけなんじゃないですかね。トライフォース三銃士はたぶん3人だし。

神トラの正統な続編ということで、ロック鳥の羽だとかペガサスの靴だとか、さまざまなアイテムとそしてマルチプレイであることを活かした多人数だからこその謎解きがどんどんやってきます。

ちなみにこのハイラルアドベンチャーパートのラスボスがグフーって名前の敵なんですけど、神トラとか4つの剣を遊んだことが無いどころか2Dゼルダにろくに触れてこなかった人生だったので、ゼルダなのにラスボスがガノンじゃない!!とびっくりしました。まあでもそこそこ強かったような気もする。

それはさておき、本作の魅力は3つあるゲームモードの一つ、「ナビトラッカーズ」にこそあると言えるでしょう。

このモードは言ってしまえばアクション要素ゴリゴリのマリオパーティみたいなもので、ミニゲームとアクションを交互に遊んでメダルを集めていく(スタンプラリー的な集め方をします)ゲームモードになります。

そもそも遊ぶ方法が独特で、ゲームキューブとGBAをなんちゃらケーブルみたいなやつで人数分繋がないとまず遊べません。なのでハードルがそこそこ高い。
そしてゲームキューブが繋がれているテレビ画面には全体マップと文字通りのナビをしてくれるナビゲーターが表示されています。
このナビゲーターは「風のタクト」のメンバーが担当していて、テトラの姉貴だとか赤獅子の王だとか、意外なところでチャツボさん(プロロ島にいる頭にツボのっけたお姉さん)だったりします。

GBA側でそれぞれがリンクを操作し、マップ内のどこそこにあるメダルを順番に集めていくのですがここではアイテムを使ったお邪魔だとか、メイン画面に表示されているイベントだとかで割とハチャメチャな展開になります(残り時間がラスト数分とかになるとナビゲーターがはしゃぎはじめます、この時のチャツボさんがとてもかわいい)。

今回も例によって遊んだのがだいぶ前なので記憶も朧げではあるんですけど、これ今普通にリメイクというか移植で出してもめちゃくちゃ面白いゲームだと思うので、ダウンロード限定とかで気軽に遊ばせてほしいものですね。

問題点としてあげるならさっきもちょこっと書きましたが遊ぶ方法がまあまあめんどくさいです。人数分のGBAとそれをつなぐケーブル(名前が思い出せない、GBAケーブル??)、さらに一番大事なのは遊び相手になるお友達が必要です(一応一人でも遊べたはず)。

・おわりに

だめだ!内容が思いつかない!
記憶が薄いゲームだとどうしてもこんくらいのボリュームになってしまって不完全燃焼感が尋常じゃないですね。
まあ上の方に行けばしっかり書けるようになっていると信じたいものです。

次回、84位はミッソーでランボーな隠れた名作ゲームです。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。

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