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信越トレイルを歩いた EP.8

前回の続き。

10月25日 7時 関田峠から歩きだす。

10月の後半にもなると晴れないかぎり、低山では10℃前後が基本となる。または10℃を下回る。
曇り空のため、気温も上がりきらずに、服の中の熱もオーバーヒートしにくい。今回のロングトレイルは行動着の重要性を実感できたので、良い経験になった。

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8時に牧峠をサラッと通過。
どの区間も基本的に大きなアップダウンはあったが、この区間はあまりなかった気がする。

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余裕があれば写真を撮る。自然に目を向ければバラのようなキノコに神秘を感じる。カワラタケ?

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ところで、トレイルを歩くと陽の当たらないところは落葉樹によるものなのか、泥沼と遭遇する。そして、泥沼を避けて通ったような道もあった。
それは一種の合理化された道だった。
通らなくなった道は道ではなくなり、いずれ自然に帰るだろう。つまり、誰かが通るから道になり、通らないから道ではなくなる。
「道を歩くというのは世界を知ること」と、とある本の一文に書いてあった。これが道の哲学か...
己の第六感を信じて、泥沼を避けて歩けそうな道を選ぶ。

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ダメだった(笑)

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これだけ泥だらけになると、本当に笑えてくる。
慎重に道を避けて、時間を取られるのもアホらしくなってきた...
哲学?悟り?知るか!開き直り上等!で歩く。
泥に塗れて転がっていく、人生それでいいのだ!
EP.9に続く


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