信越トレイルを歩いた EP.2
前回の続き。
ここからはアプローチトレイルとなり、ゲレンデから信越トレイルの起点まで2.5km。
目の前に山頂があるし案内もあるから余裕だな!
なんて思いながら歩いていたら、案内板が指すルートが2つに分かれ、マップを確認すると分岐ルートがあまりにも多くて、自分の現在地が分からないまま進むという、初歩的なミスで迷う。
(100名山の荒島岳といい、スキー場から始まる登山が苦手)
「あー変なとこに入った...絶対、このルートじゃないな引き返すか」と考えた瞬間に滑りかけて、ゴッサマーギアの新品ポールを折るという失態。(パーツの部分交換出来ますかね?ゴッサマーギアさん?)
気持ちも折れかけながら、スキー場の特有の急登を登って、気づく。
「こいつはゆるふわハイキングなんかじゃねぇ...」
気持ちを切り替えて、ルートまで戻った。
スキー場から見下ろす景色は最高である。
そして、信越トレイルの起点となる斑尾山の山頂まで行くのをスッパリ諦めて、今日のテント場になる赤池テントサイトへ向かうことにした。
万坂峠を越えて、袴湿原を歩く。
夕方15時50分頃、信越トレイル用の赤池テントサイトに到着。この時期は暗くなるのが早いため、16時に到着できてホッとした。
そそくさとテントを張って、炊き込みご飯のアルファ米に塩昆布を入れて食べる。
この日は車内で仮眠だったのとアプローチトレイルがハードだったため、17時過ぎには疲れで寝ていた。
初日は反省点も多かったが、歩き旅は楽しい。
暗くなったら当たり前のように電気を点けるが、トラブルも当然のように乗り越えていこうと改めて思った。
夜に一度目を覚まして雨が降っていると気づく。
EP.3に続く。
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