信越トレイルを歩いた EP.7
前回の続き。
10月25日 5時30分に起床。
寒いけど光ヶ原高原から見下ろす景色を眺める。遠くに冠雪する山は火打山や妙高山。
「もうすぐ冬が降りてくるなぁ」なんて、考えながらのんびりパッキングをする。
6時30分に管理人に挨拶。
コーヒーと飴玉を貰う。
「これぐらいなら重量にならないだろ?」と重量を気にしてくれる辺り、ULハイカー(自称)に優しい。
そして、ちょっとした世間話をしつつも朝7時に関田峠にあるトレイルの入口まで送ってもらいます。本当に感謝します!
僕はどんな自然物や絶景よりも人の優しさが1番感動すると思っています。これはこの1年間、旅をして強く感じたことです。
知らない土地に行って知らない事を知る...自分の中にある好奇心から始めた旅でしたが、旅から学んだことは、優しさだったかもしれません。
この日は曇り空。
夜には雨が降る予報だったので、野々海高原テントサイトで止まる予定を変更し、この日のうちに森宮野原駅まで歩くことに。
つまり、山の中を30km、コースタイムは13時間以上歩くという、今までで1番の長い道のりになる。
おっちゃんから貰った飴を2個頬張り、歩きだす。
EP.8へ続く。
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