大阪杯の予想

ドバイミーティングは残念な結果でした。どんな環境でも調整や能力を発揮する事の難しさ。そんな中、どんな展開でも自分の競馬をして能力見せるウシュバテソーロの凄さ。勝ちパターンを跳ね退けて勝利したフォーエバーヤングは強いですね。リアルスティールは北米行けば大成功しちゃうのでは。

さて、大阪杯。阪神競馬場も桜が咲き始め、いよいよ春競馬本番です。昨年同様、R変速率差のない馬不在。バランス良く中間層で決まるレースになる予感がします。

変速率上位

昨年は変速率1位スターズオンアースが2着、6位ダノンザキッドが3着、7位マテンロウレオが4着と掲示板独占は果たせたもののジャックドールと武豊騎手には届きそうで届かない結果でした。

変速率上位によるR変速率差順
スターズオンアース +11
キラーアビリティ +11
ジェラルディーナ +7
ラーグルフ    +7
ヴェルトライゼンデ+6
ダノンザキッド  +6
マテンロウレオ  +5
ノースブリッジ  +4
ワンダフルタウン +3

スターズオンアースは他にも完全タイム差-0.3(勿論1位)をマークしていたわけで圧倒的に飛び抜けていた馬でした。キラーアビリティも変速率2位なのに合わなかったのは?とスターズオンアースとの差は完全タイム差+1.3とスロー寄りのパフォーマンスでした。変速率上位でも+1.3は7位タイ(マテンロウレオ+1.3)。

ジェラルディーナ(変速率3位)、ヴェルトライゼンデ(変速率4位タイ)は変速率上位、R変速率差上位、完全タイム差上位。ダノンザキッドはそれに続く形でした。変速率上位でノースブリッジがR変速率差が下から2番目で見劣ったという感じ。いかにも優等生、バランス良いタイプが向くレースなのでしょう。完全タイム差の高い馬が活きる傾向。

変速率下位

変速率下位からはジャックドールが1着、マリアエレーナが5着。いつもならR変速率差の高い馬が〜と触れるわけですが、この2頭はそこまで高いわけではなく、冒頭で触れた通りR変速率差のない馬が不在でした。

変速率が低い馬は(高速)持続ラップを刻むタイプ。そんな中でR変速率差の高い馬を隠れた馬として取り上げるのですが大阪杯では噛み合わない。内回りコースなのも、外差馬場になりにくいのも関連していると思われます。

昨年だとヒンドゥタイムズがR変速率差+17をマーク。完全タイム差も変速率下位では3番目に高い+0.7でしたが全く得意としたレースができませんでした。昨年の変速率下位は皆揃ってR変速率差+4〜+5と差がなく、ヒンドゥタイムズが目立って高いレース傾向と離れていました。

変速率下位で完全タイム差2番目のジャックドール+0.4が勝利、完全タイム差の高い高速持続ラップタイプを買うことに徹するといいのでしょう。ちなみに完全タイム差1位ヒシイグアス-0.1は-18kgが響いたのか7着でした。

今年の出走馬

まずは変速率上位から。
変速率上位かつR変速率差上位
ソールオリエンス +17
カテドラル    +11
ハヤヤッコ    +10
ルージュエヴァイユ+8
キラーアビリティ +6
スタニングローズ +6
ローシャムパーク +5
プラダリア    +3
リカンカブール  +3

ソールオリエンスが飛び抜けています、が変速率8位タイ。変速率上位では完全タイム差2番目の+0.1。ハヤヤッコ(変速率3位、完全タイム差4番目+0.8)、キラーアビリティ(変速率5位、完全タイム差5番目+0.9)。
ローシャムパークとプラダリアは変速率7位、8位タイ。R変速率差も目立たないが完全タイム差は上位。
完全タイム差が低めなのがカテドラル(+2.1)、ルージュエヴァイユ(+1.0)、スタニングローズ(+1.4)、リカンカブール(+1.6)。

続いて変速率下位。
R変速率差+19エピファニー、+15のベラジオオペラが噛み合わないタイプ。

完全タイム差
ハーパー     +0.0
エピファニー   +0.2(R変速率差+19)
タスティエーラ  +0.3
ベラジオオペラ  +0.5(R変速率差+15)
ジオグリフ    +0.8
ステラヴェローチェ+1.1
ミッキーゴージャス+1.1

この中ではハーパー、タスティエーラ、ジオグリフが完全タイム差上位。

大阪杯予想

◎ハーパー
○タスティエーラ
▲ジオグリフ
△ソールオリエンス
△キラーアビリティ
△ハヤヤッコ
注ローシャムパーク

◎ハーパー
変速率下位組。牝馬と相性の良い大阪杯、秋華賞、エリ女、有馬記念と前につけて競馬できていたこと、R変速率差+5も高すぎず完全タイム差も上位。自在性が武器。

○タスティエーラ
変速率下位組。有馬記念で噛み合わなかったことが逆に良かった。R変速率差+6、できれば皐月賞、ダービーくらいの位置取りで進められたら。

▲ジオグリフ
変速率下位組。中山記念で復活の兆し。R変速率差+5。皐月賞馬舐められているなら。宝塚記念より大阪杯向き。

△ソールオリエンス
変速率上位組。中山記念で絶対に届かない競馬をしているようにやってはいけないことをしないといけない、を強いられてしまっている為、宝塚記念まで似た事をすると思われます。ここで好走しても復調と思わない。

△キラーアビリティ
変速率上位組。昨年より完全タイム差もよくなりました。どうしても目立たない(ソールオリエンス、タスティエーラいると仕方ない)人気になりますが、見捨てるには早いのでは。

△ハヤヤッコ
変速率上位組。△キラーアビリティと同タイプ。R変速率差+10を活かせれば。

注ローシャムパーク
変速率上位組。プラダリア同様、変速率が高いわけではなく完全タイム差上位もR変速率差も目立たない(変速率下位と並んでしまっている)。人気ですがそこまで信頼できるわけではないですがプラダリアよりは高いR変速率差+5で注に。雨降る馬場なら持続寄りで良かったのですが。

買い方としては

馬連・馬単
◎○▲→△注へ

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