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フラメンコ系フレッシュな新人!ルシア・フェルナンダのカナステラ
ふと気がついたら今年初めての更新でした。
今日は、フラメンコ系のフレッシュな新人を紹介させていただきます。
”Canastera”(カナステラ)「かご」の意味ですが
フラメンコの巨匠カマロンも「カナステラ」というタイトルの曲を歌っており、真っ先に思い浮かびました。
カヴァーされているアーティストも結構いらっしゃるので
この曲も、きっとカマロンのカヴァーだろうと思いました。
が、全く違いました。
昨年デビューされた、ルシア・フェルナンダ
こう1曲だけ映像でみると、ロサリアっぽいかも?
と一瞬思いましたが、衣装のせいもあるでしょうね。
使っている音楽の共通点はあっても、
アルバム単位で聞くと全くの別物です。
フラメンコ含有率は60%ぐらいでしょうか。
ただ、カテゴライズするとしたら
「アーバン・フラメンコ」にはなるかと思います。
コラボの男性はモンチョ・チャベア。
前衛的でありながら何か安心感を感じさせます。
フラメンコ、レゲトン、ヒップホップ等のミクスチュアの
アーティストでもあり、プロデューサーでもあり、
最近人気が急上昇しているようです。
ところでルシア・フェルナンダは
フラメンコポップで有名なグループ
KETAMA(ケタマ)のボーカル、アントニオ・カルモナの娘さんなんですね!
かといってケタマっぽいわけでもないです。
ただ、要素はないとはいえません。
ともあれ、とっても聴き心地のよいアルバムです。
というわけで、名門アビチュエラ家の末裔ということになりますが
”サクロモンテ、アビチュエラ〜”
と歌っているのが、なんだかホッとします。
これからが楽しみなアーティストです。
そういえば、アントニオ・カルモナが"Vengo Venenoso"という
2006年リリースのアルバムで
"Lucia Fernanda"
というタイトルの曲を歌っています。
当初は、誰だろう?と思いましたが
当時、多分10歳ぐらいの、お嬢さんだったのですね。
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