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男性育休を取ろうか迷われている全ての方々へ

2023年の2月に幸運にも子供を授かることが出来、初めて育児に戸惑いながら毎日向き合っています。幸いにも2023年2月中旬~3月末までの約1ヵ月半ほど育休を取得することが出来ました。これから育休を取得するかを迷われている方も結構多いのではないかと思い、今回記事にすることにしました。


【結論】個人的には3ヵ月からの取得をおすすめします

まず結論として、子供の個人差があることは重々承知しておりますが、個人的には、3ヵ月から取得する方が良いと考えています。もちろん取れるならもっと取得した方が良いと思います。2023年4月時点で子供が2ヵ月目になりました。これまでの大変さもまとめながら、3ヵ月から取得した方が良い理由を説明します。

育児は予想の1000倍は大変

子供が授かって幸せいっぱいだと思います。本当に心からおめでとうございます!
喜びもいっぱいかと思いますが、少し私の赤ちゃんの話をさせて下さい。
個人的に新生時~2ヵ月目の時点で大変だと感じた箇所をまとめました。
この内容を詳細にお話していきますので、是非、育休を取得する際の参考にしてみて下さい。

  • めちゃくちゃ泣く赤ちゃんに不安で押し潰されそうになる毎日

  • 「人肌って何?」ミルクの温度にめちゃくちゃ神経をすり減らす日々

  • ミルクや授乳の吐き戻しに怯える毎日

  • 絶対に気を抜くことが出来ない沐浴(お風呂)

  • 辞めたくても辞められない呼吸確認

  • 意外と眠らない赤ちゃん (眠りたくて仕方がない私達)

めちゃくちゃ泣く赤ちゃんに不安で押し潰されそうになる毎日

まず、最初に伝えておきたいのですが、赤ちゃんはよく泣きます。全身が楽器のように本当によく泣きます。子供を育てて初めて分かったのですが、これが本当に大変です。
「ただ泣いているだけだからほっといても良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。もちろん人によって感じ方は違いますが、朝も昼も夜も泣かれ、それが何日も続くと、「どこか体調が悪いのではないか?」、「私達の育児に何か問題があるのではないか?」という不安で押し潰されそうに感じる時がありました。

「人肌って何?」ミルクの温度にめちゃくちゃ神経をすり減らす日々

一般的に0ヵ月~3ヵ月の赤ちゃんは3時間おきに授乳またはミルクが必要となりますが、最初はミルクを作るのも一苦労です。「ミルクくらい簡単でしょ。」と思うかもしれません。しかし、大抵の方は粉ミルクを作ると思いますが、作り方として水を沸騰させ、そこから70℃~90℃の状態で粉ミルクを溶かし、そこから人肌にします。この作業だけでだいたい15分ほどかかります。この人肌ってどんな状態かを最初で分かる方はいるでしょうか?私は全く分かりませんでした。そのため、とにかく赤ちゃんがやけどしないようにめちゃくちゃ確認しました。最初は多少ぬるいかなという温度にして与えていました。

ミルクや授乳の吐き戻しに怯える毎日

ミルクや授乳を行った後も安心出来ません。なぜなら赤ちゃんは吐き戻すことがあるためです。そのため、赤ちゃんの顔の向きを横にして、吐き戻しがないかをチェックします。赤ちゃんは結構吐き戻すことも多いので全く油断出来ません。ミルクをドバっと吐き戻したこともあったため、本当に気が気がではありませんでした。2ヵ月経過しても毎日不安です。

絶対に気を抜くことが出来ない沐浴(お風呂)

沐浴(お風呂)も一苦労です。ベビーバスの中にお湯(大体41度くらい)の中に、赤ちゃんを入れて体を洗いますが、とにかく赤ちゃんがよく泣いて暴れます。また、最初は赤ちゃんを持つのも不安で本当に緊張しますし、絶対に落とせないベビーバスの中で洗うのは本当に神経をすり減らしました。1ヵ月、2ヵ月くらい経つと、気持ち良いのか笑顔が増えるので大変なことばかりではありません。

辞めたくても辞められない呼吸確認

赤ちゃんは眠っていてもちゃんと呼吸しているかが本当に不安になります。「いやいや大丈夫でしょ。赤ちゃんは意外と強いよ。」と言う方もいるかもしれません。これは他人の赤ちゃんだから言えます。そのため、赤ちゃんが寝ても15分くらいの感覚で呼吸を確認をします。朝、昼は妻が見てくれるため、私は夜に呼吸を確認することが多いです。正直なところ、辞めたいのですが、怖くて辞めれないのです。きっと大丈夫だろうと頭では思っていても、大丈夫かなと不安になりついつい確認します。当然寝不足になります。2ヵ月くらい経つと少しずつ精神的に余裕が出てくるのですが、それでもまだ怖いので確認する日々が続いています。ただ、寝ている赤ちゃんは本当に可愛いので、癒しの時間でもあります。

意外と眠らない赤ちゃん (眠りたくて仕方がない私達)

初めて子育てする方は意外に思われるかもしれませんが、赤ちゃんが眠るには多少時間がかかります。3ヵ月くらいまでは3時間おきに授乳またはミルクを与える必要があるので、例えば、22時にミルクを与えたら次は1時になります。「なるほど、3時間とは言え、多少休めるな」と思うかもしれません。しかし、おそらく、多くの赤ちゃんは、22時に与えてもすぐに眠りにつくことはありません。寝かしつけに1時間、2時間かかることはほぼ毎日ありました。0時にやったと寝て休めると思っても1時に授乳またはミルクの時間です。遊戯王で言いますと、ほぼ赤ちゃんのターンです。「えっ、いつ休めるの?」、「これいつまで続くの?」という日々が続き、1ヵ月くらい経ち慣れるまでは本当に気が狂いそうでした。

育休を取れないとどうなるか?

上記で色々育児の大変さを伝えましたが、実は氷山の一角です。外出するときどうするのか?病院はどうするか?等、上記以外にも大変なことはございます。そのため、育休を取れない場合、その負担が一気に自分の妻にきます。もちろん仕事の都合でなかなか育休を取得するのが難しいかもしれません。その気持ちはよく分かりますが、もしも自分がワンオペすることになった時を考えるととても辛いと思いますので、なんとか育休を取った方が良いのではないかと個人的には考えています。

なぜ3ヵ月から取った方が良いのか?

個人的には2ヵ月くらい経つと大分慣れましたが、それでも仕事復帰して結構きついと感じます。私は夜に赤ちゃんを見ることが多いのですが、仮に22時からミルクをあげるとなると、準備を21時30分には始めます。その後、また1時くらいにミルクをあげますが、まだ2ヶ月目でも眠らないことも多いため、寝かしつけや見守っていると2時や3時になることもあり、そこから翌日の9時に仕事を始めます。1日だけならなんとか耐えることが出来ますが、継続すると本当に大変です。一般的に赤ちゃんは4ヵ月目から4時間、5時間と長く眠るようになる子が増えると言われているため、個人的には3ヵ月から育休を取得した方が良いのではないかと思いました。

最後に

改めてですが、個人的には、育休を取得することを強くお勧めします。もちろん、この記事を読んだ方には、育休を取りたくても取れないと考えている方もいるかもしれません。育休取得の壁は色々あり、自分が取りたくても仕事柄なかなか取れなかったり、会社によっては取りにくいところもあるかもしれません。その場合は本当に立場をお察しします。ただ、きっと育休を取得した方が妻は助かりますし、赤ちゃんの成長も見ることが出来、今以上に充実した日々を送ることが出来るのではないかと考えています。この記事では大変な面を中心に記載しましたが、大変な面だけでなく、子供が1日1日成長する姿はとても愛おしいと感じます。それをより直接肌で感じることが出来る点でも是非育休の取得をご検討下さい。育児に奮闘する全ての方を心から応援しております。どうか無理のない範囲で頑張って下さい!


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