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空園とある決心

2023年六月中旬

東京はもうすでに梅雨に入り、この日は雨こそ降ってはいなかったが、空を覆うように広がる層積雲に気持ちが上がらない。

空園には毎朝出勤する前にエナジードリンクを購入してコンビニの前で飲むというルーティーンがある。

その日はあまり気分が良くなく、というのもクヨクヨする事が最近あって、良い歳したオッサンがプライベートの事で頭を抱えるなんて情けなかった。俺はこういう事があるから、さすが手帳持ちだなと自虐的になる。

ふと、前を通り過ぎていくサラリーマン達を見た。OLのひと、作業着の人、おじさん、おばさん。カッカッカッカッと先を急いでいる。

そのとき、ふと降りてきた!

あれ?空園はこの人たちのこと何とも思わない、というより見ようとして初めて見えたぞ!

もう一つ気付いた!

んで、コンビニの前でグビグビとエナドリを飲むという恥ずべき行為かもしれないのに、みんな空園のことなんて気にもしてない!!!!

ただ空園が存在し、通行人の群れが存在し、お互い風景でしかない。みんな意識しないとその人の事なんか視界にも入らない。まったく気にしてないのであった。

空園はその事にすごく安心した。みんな周りなんか見てない。良かった。そして、思い立った。


そっか、ツイッターやめよう。
ツイッターをやめたら全てが良くなる。
きっと全てが良い流れになる。



ここに、空園はツイッターをやめる事を決意したのであります。


この街みたいに、なんでもない雑踏である筈のタイムラインに心を乱され、その事で頭おかしいムーブを取ってしまい、そしていつも失敗する。

だが、辞めればそんな事ない!!!!

やっと気付いた。長かった。。。本格的にツイッターを稼働させ始めてから約5年は経とうとしていた。

ツイッターを始めてよかった事もある。

それは、自分は被害者ではなく立派な加害者なのだと気付けた事だ。これは、一度は腐って社会不適合者になった空園をもう一度社会復帰させてくれた立派な考え方だと我ながら思う。

被害者ヅラで、でも、考えてみればお前だけが精神不安で頭おかしいのに何で周りが付き合わなきゃ行けないの?と辞めた会社のみんなはきっとそう思っていた筈だ。そういう被害者ヅラがさらにみんなの気分を逆撫でた筈だ。むしろ堂々としてないといけないのに。

そう気付いてからは、敢えて露悪的に振る舞ってみたり、時には舐められない様に強がったり、仕事も一生懸命するようになった。負けたくないから体調悪い日も出勤した。今の会社ではそれなりに仲間も居る。揉めてる人も居るけどまあ、普通にやれてる部類だ。

こうも空園をたくましく再起させてくれたのはツイッターで起きた色んな出来事のお陰だと本当に思う。今まで本当にありがとうございました。

でも、もう良い。もう充分勉強になった。もうこの辺で終わりにしよう。だいぶ疲れた。ほんとお疲れ様でした。あざした!

ツイッターはやってる事で運気が上がったり、ご縁が巡ってくる人達で続ければ良い。

よし、絶対やめるぞ!


…なんですけど、大喜利はやめません。
大好きなので。
あと、ノートも書き続けたいです。
それなりに拡めたいっていう野心もあります。

うーん、どうすっかなー。。。


アカウント無くすと、参加できない大会とか出てくるし。。。


うーん。。。



いやー



ちょっとねぇ。。。



まあ、、、



折衷案みたいなね。。。


なんかこう、、、


そんな感じになるかも。



空園

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