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GDマニュアル~抽象お題見分け方~

お題の見分け方

抽象系を以下のように分けてます
 
 ・選択型   選択肢あり
        選択肢なし
 ・比較型
 ・一般抽象型 ヒト系
        会社系
        具体系
 ・ガチ抽象
 ・言葉定義系
 ・ディベート型

ということで、お題の見分け方を紹介していきます


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お題種類6種類+追加要素3種類の見分け方を書いている

お題を見分けられるかどうかは、その後の議論の内容を大きく変える重要なポイントである
もし見分けられなかったら、論点がずれてしまい、意味がわからない議論になってしまう


<お題の見分け方の使い方>
お題種類でお題の型を把握し、追加要素でお題に対して、追加の特徴がないかを確認する 


お題種類

1 抽象系お題
聞かれてる答えが「名詞」である(WhatやWhereやWhoなどを聞かれているとき)
答えが「動詞」のときは、課題解決系になるので、別の種類となる

例)
リーダーに必要な要素は?
→ 答えはおそらく「コミュ力」とかになる。「コミュ力」は名詞だから、抽象系お題と判別できる
スタバの売上を上げる施策は?
→答えはおそらく「ちらしを配る」とかになる。「配る」は動詞だから、課題解決系お題と判別できる


2 抽象系 選択型 選択肢あり
お題に選択肢があるとき
「○○か○○どちらがよいか」や「○○をすべきか否か」

例)
「無人島にもっていくなら、ナイフかライターか」
「新卒が行くなら、大手かベンチャーか」


3 抽象系 選択型 選択肢なし
求められている答えが有限(数・量に限りがあるということ)であるとき
つまり、求められている答えが数えられるとき

例)
「ケータイをもたせるなら何歳から」
→ 年齢は数えられますよね
「東京以外に首都を置くならどこ」
→ どこ?に対して、場所は数えられないが、聞かれているのは県名であることは明白。県名が無限にあると思ってた人はぜひ近くの小学校へ
「新たな工場をどの国に建てればよいか」
→ もうわかるよね
「誕生日に相応しいプレゼントはなにか」
→ だいたいプレゼントするものって種類決まってるじゃん。その中から選ぼうねって話



4 抽象系 比較型
「○○と○○の違いは?」「○○と○○を比べてください」の文言があるとき

例)
「大手とベンチャーの違いは?」


5 抽象系 一般抽象型 ヒト系
「人」「リーダー」「メンバー」の文言があるとき

例)
「活躍する人の特徴とは?」
「よいリーダーとは?」


6 抽象系 一般抽象型 組織系
「会社」「企業」「組織」「チーム」の文言があるとき

例)
「よい会社とは」
「成果を上げるチームとは」


7 抽象系 一般抽象型 具体系(その他)
それ以外



追加要素

上の型にプラスして他に特徴がプラスされることがある
その特徴は全部で3つある

使い方
①〜③で当てはまるものを探す。当てはまるものがなかったら、そのお題に関して、追加要素はない


①ガチ抽象
そもそもお題が未完成の場合、お題を聞いて答えが思いつかない場合がこれにあたる

例えば「今後のテレワークについて」などである
そもそも課題解決系なのか抽象系なのかの判別もつかない

「今後のテレワークについて、普及させる施策を考えてください」と捉えるなら課題解決系だし
「今後のテレワークについて、普及するか否か」と捉えるなら抽象系だし
お題が、途中で区切られてしまっているお題のことを指す

気づくポイントとしては、Howを答えればよいのか、Whatを答えればよいのかという観点である

「今後のテレワークについて」というお題は、Howを答えればよいのか、Whatを答えればよいのか判別がつかない。だからガチ抽象だなと判別できるようになる

②言葉定義系
「(名詞)とは」「(名詞)とはなにか」という文言があるとき
修飾語がないことが特徴である
例)「幸せとは」「贅沢とは」

③ディベート型
人事の方から「今回は結論をださなくてよいです。賛成側と反対側に分かれて議論してください」と説明があるとき、このケースにあたる


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