夫婦、夜事情
Twitterにあまり書けないような事もある。
たとえば、
夜の性生活
…だったりするかもしれない。
世の中にある〝夫婦の秘密の仲良し〟なんて
当人同士の秘密にしたいプライベートな部分だし。
誰もリアルを知ってる人が居ない位でやっと公開できるのかもしれない。
突然そんな事を書きたくなったのは前提に、
私はあまりその、
〝仲良しに対して嫌悪感が強く、
楽しいというよりは苦痛〟
な部分が大きいという事。
あんまり好きじゃない。
とても惨めな気持ちになる。
嫌がって苦しむ私、楽しくない私に対して
楽しそうにする相手。
私の心は引きこもっているので、いきなりドスンと来られても心は強く拒絶してしまう。
体はフィットしていても心は全くの遠くにいる。
シャッター閉店ガラガラ。もぬけの殻。
こんな事は伝えなければ相手に伝わらないのでしょう。わざわざいう必要もないし。
ただただ、終わるまで耐える。
早く終わって。いつもそう願っていた。
続きを書こう。何でそんな嫌な事でも、愚痴でも書きにきたの?違う。
愛してない?好きじゃない?違う。
私はついこの前、育児のストレスで、
ぶっ壊れてしまった。ヒステリックメンヘラ女になってしまった。本当に壊れてしまった、人間として。
私と言う人間について話しておくと、どちらかと言うと平和を愛し、温厚で優しい生き物で、RPGがあれば後方支援や回復キャラビルド、魔法、ガンナー系を選ぶ大人しく控えめな女で、物が壊れると自分が悲しいからという理由でコントローラーも投げないし、机も叩いた事はない。(クッションに向かってコントローラーは投げた事あるけどノーカウント)
そんな可愛らしい小動物みたいな。草食動物みたいな私でも。ホルモンバランスの乱れと、育児にあまり関心のない旦那様と、2週間缶詰コロナ夜間ワンオペ看病で簡単に、メンヘラ暴力女にジョブチェンジできてしまった。
(※私は家庭内暴力メンヘラ女です。
予めご了承ください。)
私はブチ切れた。
「私だって、【XXX】してるの、にぃ…!!」
もう自分でも何言ってたか忘れてしまったけど、
きっと内容は重要じゃなかったんだと思う。
全ての出来事はキャパオーバーで、超えては行けないものをとっくに超えてしまい、私の身体から醜く溢れてしまったのだと思う。
自分でも、こんな形になりたくなかった。
でも逃げられなかった。救いもなかった。
気がつけばヒステリックに大声で罵倒し、
旦那のほっぺを叩き、メガネを落とし、髪の毛を鷲掴みにして何かを叫んでいた。
148センチ40キロ、小柄でガリガリで非力な私が、165センチの筋肉男に暴力をふるっていた。
可愛らしいはずの私の声はうわずって、震えて、ヒステリックで、醜かった。そんな中何故か自分は冷静で、息遣いも特に荒くなく、落ち着いてキレていた。
この辺で「あーあ、私本当に〝ぶっ壊れちゃったんだ〟なぁ」と実感してしまった。
ここで「何故、夜の営みと、関係があるのかい、暴力女?」とお思いでしょう。
ヒステリック暴力女に髪の毛を鷲掴みにされ、掴まれている髪の毛は全て引っこ抜け、ハゲ散らかしそうな勢いの旦那様は「まぁ、落ち着けって」と、弱腰だった。
…その喋る、体。下半身。
立派に膨らんでいた。
私は狂った体で〝ホンモノ〟に出会ってしまい、「圧倒的力の差」を思い知った。
しゅんーっと我に返った。
あんまり覚えてないけど、一気にドン引きしたと思う。ちなみに本人に膨らませてる自覚はなかったそう。
2人は話し合って、反省し、時には旦那様の実家に相談したり。こんな事がないように対策を始めたのです。相互理解をふかめた。
夜の生活は相変わらず嫌だったけど、
…変わった事があった。
私はもしかしたら女性優位、Sっ気のある方だったのかもしれない。と気がついた。自分が何かされるよりも、断然相手を支配した方が興奮することに気がついてしまった。
棚からぼたもち、ならぬ、キレたらぼたもち。
こんな大人しくて可愛らしい見た目なのにね。
旦那様はこんな家で立派に威張ってたのに、こんなに情けなくて、弱くて、頭おかしすぎて、嫁愛しすぎで愛おしい。
(寧ろ、叱られる為に今までやってたんか?)
ああ、育児にも裏方でこんな頑張らなきゃ行けない事がこんなにあるなんてね。
まったく、お母さんって大変だわ。
ありがとうございました。
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