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婚活日記その⑧~私の真剣交際編~

こんにちは。tiramisuです。
今回は、私の真剣交際編です。

真剣交際をして結婚に至った流れを書きたいと思います。のろけ話ではなく、結婚するかどうか本当に迷った話です。

大本命だったThe ”お見合い写真”に振られてしまい、数を打つ作戦にでた私。とにかく条件をゆるくして、お見合いを申し込みまくりました。
その中で出会ったのが今の夫であることはここだけの秘密です。

何回かお見合いをする中で、カウンセラーさんが私の数を打つお見合いの仕方に気づいてくださったのか笑、こんなアドバイスをしてくれました。
「なんか違うなと思ったら次に進まずに断っていいですからね。最初に会った時の、なんか違うっていう感覚は大事にしたほうがいいです。話し方や会話のマナー、ちょっとした仕草、香りなんかも。」

そういうものなんだな、、とお見合い中、それを念頭において会話していましたが、嫌だなと思うところが見つからない。逆に会話の中で地元の方言がぽろっと出てしまっていて、一気に距離が縮まったような気がして、きゅんとしたのを覚えています。

仮交際で、割と遠出をしたのですがその時も気になるところがなかった。好きだな、とか素敵だな、とか感じるというよりは、緊張もしないし、ごく自然な感じで断る理由がなかったんです。そして、「付き合おう」ときちんと言葉にしてくれました。
ルールとはいえ、ちゃんと言葉を使って始めるって、とても大事なことだと思います。とんとん拍子に真剣交際まで進み、あっという間にプロポーズまでしてくれました。

プロポーズされて大喜び、、はできませんでした。
いえ、じんわり嬉しかったですよ。
でも、実は親には婚活していることも、結婚を前提に付き合っている人がいることも話していませんでした。
それを話す時が来たな。。。と思うと気が重かった。
返事はできずに、ありがとう、とだけ伝えたと思います。

プロポーズされたのに、なぜ気が重いのか。
それは、彼と自分の学歴と収入の差にありました。
彼は高卒で収入は私よりも200万ほど低かったんです。
せっかく結婚相談所に入ったのに、自分よりも学歴が低くて収入も少ない男性を何も選ばなくても・・・と私でもそう思います笑
自分でもそう思うのだから、両親はもっとそう思うだろう、、と予想はできていました。
予想は的中し、母は猛反対。挨拶に行きたいと言ってくれた彼に対し、絶対に会いたくない、と拒否されました。
彼を否定するひどい言葉をたくさん聞きました。

今まで挨拶に行きたい、と言ってくれた恋人なんて一人もいなかったのにな。学歴と収入がそんなに大事なのか?学歴は今更変えられないけど収入は努力次第で上げられる。自分も働いていてそれなりに稼ぎがあるし、何が問題あるのだろうか。
この問いかけには、親からの論理的な回答は得られませんでした。
とにかく反対なのだそう。

さらに、ちょうどお付き合いしていた時、私は仕事がとにかく忙しかった。
22時より前に帰ってきたことはほぼなかったんです。土日もどちらかは働いていました。
自炊などまったくできず、毎日コンビニでお酒とつまみを買って帰り、少ない時間の中で最低限の家事をこなしたら、自由な時間はほぼ残らない。そんな中で、親も大反対している結婚を、本当に自分がしたいのか?
その答えが考える余裕が本当になかったです。

でも、私は幸せになりたかった。人生100年時代、将来もしかしたらお金がなくて後悔するかもしれない。やっぱり稼ぎのいい男と結婚しておくべきだった、と思うかもしれない。でも、何十年も先のことを考えて行動することが本当の幸せなのか、疑問でした。
幸せになるために、ずっと上を上を目指して頑張ってきたつもりでしたが、いつまで経っても幸せだと思えませんでした。終わりのない努力の先に幸せが本当に待っているのか、もう信じられなくなっていました。
それよりも、私は今、幸せを感じていたい。1年しか持たなくてもいい。離婚したっていい。誰かと家族になって、ほのぼのしたあったかくてやさしい家族を作りたい。そう思い、これまでと全く違う選択をしたんです。
これを読む皆さんは、いやーたぶん将来後悔するでしょう、と思っているかもしれません笑。

そうして親は結婚を認めてくれないまま、私たちは結婚相談所を成婚退会し、勝手に結婚してしまいました。
彼のご家族には優しく迎え入れられ、親のことも否定せず私を受け入れてくれました。

結婚して1年半ほど経ちますが、私は今とても幸せです。
きれいごとだけではなく、もちろん喧嘩もしますし、イライラすることもあります。でも私は日々幸せを感じて過ごすことができていて、結婚してよかったなぁ、と思うのです。

生活していて、学歴や収入について気になることは全くありません。
ちなみに、私はお酒が好きなのでお酒が飲める人がよかったのですが、彼は体質的に一滴も飲めません。でも、一緒にご飯を食べるのが楽しくて、お酒を飲めないことも全く気になりません。

自分が思っていた結婚の条件って、意外に必要ないものだったりするかもしれません。結婚してみないとわからないこともあると思いますが、こんな夫婦もいるんだな、と思ってもらえたらうれしいです。

幸せとは何か?について、真剣に書いた記事も読んでくださればうれしいです!

婚活日記 完
最後までお読みくださりありがとうございました。




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