婚活日記その③～プロフィールの書き方と写真～

前回は、結婚相談所の選び方についてお話しました。
今回は、入会した結婚相談所でのプロフィール作成とプロフィール写真のことについて書きたいと思います。

プロフィールってどんなことを書くの？
さて、入会の手続きを済ませたら、IBJのアプリに登録するためのプロフィール文を考えなければいけません。
ちなみに、実名は出しません。名前以外のプロフィールを登録していきます。
必要だったのはざっくり以下の情報です。
１．基本情報
住んでいる地域
年齢
出身地
身長と体格（やせ型、普通、ややぽっちゃり、みたいな感じ）
家族構成（長女なのか、次女なのか）
離婚されている方はお子さんがいらっしゃるかどうかなども書かれています。
子供は欲しいか

２．お仕事のこと
業種、業界
収入
学歴

３．自己アピール
ここで自分をアピールします！

４．マッチング診断クイズ
10個くらいの質問に答えた覚えがあります。（さすがに全部はおぼえていなかったです＾＾；）
結婚式は和装派？洋装派？
家は戸建て？マンション？
といったような将来の人生設計に関わるようなことを簡単に答えていきました。ここまではわりと出会い系のマッチングアプリと同じ感じだと思います。

入会したばかりでは、どんな風に書くのがいいのかわからないですよね。
アプリはまだ見れないし、そもそもアプリを見れたとしても女性だったら男性のプロフィールしか見れないので、参考になる情報がありません。
私は、相談所の社長の方に質問していただきながら、その回答を参考に文章を考えていただきました。
個人的には、自分で考えるのではなくプロに書いてもらったほうがいいのでは、と思います。
私がこの記事で書きたいのは、２の仕事のこととと３の自己アピールについてです。

自己アピールを書くために、社長からはこんなことを聞かれました。
お休みの日は何をしていますか？
趣味はなんですか？何をするのが好きですか？
自分を表すとしたらどんな女性ですか？
どんな方と出会いたいですか？どんな男性がタイプですか？

自分をどう表現するか、ってすごく難しいですよね。
私は学歴だって頑張って積み上げてきたと思っているし、仕事を頑張っていることをアピールしたかったんです。
それをストレートに伝える、というわけではなく、仕事を持ち、ある程度の収入を得ていて自立した女性であるということは伝えたかった。男性に頼って生活していきたいとは思っていませんし（できたらそれは最高ですが笑）、感覚的には現代の女性はそういう方のほうが一般的になりましたよね。
ですが、女性の場合は収入を表示させないことになっていました。（もちろん表示・非表示を選べたはずですが、出さなくてもいいと思いますよ、とのこと）
一方で男性は収入についてしっかり記載が必要です。
結婚相談所に入会している女性からしたら男性の収入はもちろん必要な情報だと思います。
ですが、なんだか女性の社会進出と、婚活市場の女性の立場や理解がちょっと遅れているのでは・・・？という違和感がありました。
なんというか、男性が女性を養っていく！というのが大前提、という印象を受けました。
趣味についても、私は外で一人飲み歩くことは苦手なのでできないのですが、お酒を飲むのは好きで、季節ごとの旬の食材と、季節に合ったお酒をたしなむことのも一つの趣味だったのですが、そう伝えると、あまりいい顔をされませんでした。婚活市場においては、お酒が好きな女性は好まれないということなんでしょうか。
結局、私のプロフィールは、控えめの癒し系で料理が好き、お出かけが好き、猫を飼っている、みたいなものになっておりました。笑

そしてこの時感じた違和感は、その後もたびたび感じる場面がありました。
こちらについても追々わかると思います。

女性はプロフィール写真が命！
さて、次はプロフィール写真についてです。
プロフィールの文章は入会手続きの後すぐにその場で作成したのですが、プロフィール写真は後日作成しました。
いわゆるお見合い写真と呼ばれるやつですね（笑）
これも、自分でとるよりプロに撮ってもらったほうがいい！と言われ、顔面に自信がない私は言う通りにしました。

女性は、プロフィールの内容もそうだけど、やっぱり写真が一番大事だよ、と社長はおっしゃっていました。
まぁ・・・・そうですよね・・・・

結婚相談所と提携しているフォトスタジオへ、軽く自分でメイクをして、洋服も持参していきました。撮影の前にプロの方に少しだけメイクを足していただいて、髪もセットしていただきました。
隣には同じくお見合い社員を取りにきた中年男性が座っておられましたよ。

そしてついに撮影スタート。
最初は軽く左を向いて数枚パシャリ、反対に右側のほっぺをみせて数枚パシャリ。
Z世代？と呼ばれる若者は当たり前のことなのかもしれませんが、昭和生まれのアラフォー独身女子の私です。自分の顔の左右で、印象が全然違うということを初めて知りました。笑
それ以来、その時教えてもらった向きでしか写真は撮りません。笑

なるべく細く見せられるようにと、スカートは肋骨のあたりまで上にもってきて、後ろは見えないように洗濯ばさみできゅっとつまんでくれました笑。
カメラマンの方は女性で、いいねー！はいかわいいー！と乗せてくれる感じで終始楽しく進みました。
こういう写真を撮ったことがなかったので、とても楽しかったしいい経験になりました。やってよかったと思います。
出来上がった写真をみると、ごく自然に明るい光が差し込むおしゃれな室内で、やさしく微笑む女性がおりました笑
ライティングや背景も大事な素材でした。写真が趣味という方であっても、プロフィール写真はプロにお任せするのが良いのかなと思います。
ちなみに、金額は16,000円くらいだったと記憶しています。

こうしてアプリへの登録準備を進め、ついに私の婚活がスタートしたのです。

婚活準備の段階で、婚活市場における男性、女性のとらえ方、価値観を目の当たりにしました。そこは、まだ昭和の世界の香りが残っていました。
皆さんはどう思ったでしょうか？
まぁそうだよね、と思ったのか、そんな感じなんだ、ちょっと時代錯誤じゃない？と思われたのか。
私も違和感が残りましたが、まだ自分の中でもそのことが整理できていません。性差別だ！と強く思うというわけでもないのですが、婚活を通して、親世代との価値観の移り変わり、ルッキズムと女性の活躍、女性の幸せとは、いろいろなことを考えさせられました。この話もまた別の記事で書いていければと思っています。

次回は、実際にお見合いした話や婚活の進め方について当時思ったことを書いていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。