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2019年のTipyを振り返る。

Tipy records inn代表のコアゼです。
2019年ももう終わり。Tipyをご利用していただいた皆様、関わってくださった皆様、そしてスタッフ、家族のみんな本当にありがとうございました。
怒涛のように過ぎた2019年。
せめて年の瀬の今、振り返り反省し来年さらに頑張ろう。そう思い筆をとった次第であります。

1月

2018年12月にTipy records room 2部屋が増え、3人だったスタッフは6人になり一気にチームとなり始めた怒涛の年末を超え、現マネージャーのみなちゃんも海外放浪の中、閑散期のこの頃はよく考えを巡らせた月でした
秋から始めたレコードディスカウントを利用するゲストも少しずつ増え始め、宿泊目的ではないけれど興味を持って足を運んでくれた人もいました。

2月

まだまだ閑散期の小田原。必然的にゲストゆっくり話す機会も増えます。
決まって壁に飾ってあるレコードを見ると音楽の話になりその度に見たことない世界を見せてくれました。


刺激的な夜もあった。良い出会い。

3月

例年より早い時期、月の半ばごろから桜需要でめちゃめちゃ忙しかった。仲間も8人に増えたけれど目まぐるしく過ぎた春でした。

そんな中、村田さんと出会いレコードプレーヤーを譲ってくださった。村田さんはレコード、蓄音機マニアでTipyのことを商工会の会報を見て連絡をくれた。本当に感謝です。

フランスから自分のバンドのCDを持ってきてくれた。200枚しか作っていないCDが小田原のTipyにあるって面白いなって思った日。

エブリデニムの二人が小田原に来た時にTipyに寄ってくれた!この日をキッカケにエブリデニムとはめっちゃ仲良くなりました。小田原フルーツベイクのさきちゃん、めくる屋台のねぎあみちゃんとも出会った大切な日。

4月

引き続き桜フィーバーの小田原。

怒涛の毎日の中初めてイベントを開催した四月。たくみくん、くいしんと木村さんのトークイベント。強烈なメンツの中勉強になりまくりました。ALLYOURS木村さん。また会いたいなぁ。

そして休む間も無く新しい部屋、Tipy records inn Daisyを開業。Tipy records innから徒歩20秒。新築のアパートの一室を簡易宿所にしました。


そしてTipy records innは一周年。ツイートの写真は本当に初めてのお客様。写真撮ってもらって本当に良かったなぁ。この後部屋の鍵フランスまで持って帰っちゃうんですけどね...笑

5月

令和を迎えたTipy ゴールデンウィークもなんとか乗り越えた。スタッフのみんなには感謝しかありません。ありがとう!
同時に新たなステージにTipyは突入。超荒れ果てた現ラウンジの開拓です。


北條五代祭り。神輿を担いだ。めちゃくちゃ楽しかった。街の一員になれた気がした日でした

そして始まったラウンジのDIY工事。来る日も来る日も汗水垂らした。

くまちゃんがいなかったら絶対にできなかったよ。ありがとう。

そんな中、同時進行でエブリデニムがTipyに来たー!
ねぎあみちゃんとさきちゃん主催のワクワクまつり!
幸せに包まれた1日で打ち上げまで最高だったなぁ。


6月

お祝いムードの令和ゴールデンウィークが終わり、5月6月と少し落ち着いた時期。

そんな中、月1でFMおだわらのマーブルサタデー10時過ぎからレギュラー出演することになりました。繋いでくれたプラムホステルの梅宮さんありがとうございました。

規制緩和を経てTipy records room302が追加オープン!定員2名のセミダブルベッドゆったりの部屋で鹿もいます笑


チェックインの窓口が無いTipy。ここをベースにそれぞれの部屋に分散して行くような姿を妄想。まだまだDIYは続きます。

7月

そして夏が到来。今年はおかげさまでたくさんのゲストがきてくれました。みんな暑い日本を楽しんできてくれてありがとう〜!

この月にairbnbのレビューは1000を超えました!やったー!今まで1000組を超えるゲストが小田原を楽しんでくれたかと思うと幸せな気持ちになりました。


少しづつ様になってきた...

8月

小田原ゲストハウス会議!plumhostelの梅宮さん、Good trip hostel & barのリッキーさん、ゲストに真鶴出版の川口さん。
ゲストハウスオーナー飲み会って予定調整大変!だけどそれを超越する良い会が開催できてとても楽しかった。

ラウンジがほぼ完成!!!協力してくれた皆さん本当にありがとうございました。クーラー導入が遅れて辛い中頑張ってくれたみんなには頭が上がりません涙
いつもはチェックイン窓口、オフィスとして、イベント開催でも使用してます。Tipyに集まるレコードは今ここに集結させています。

9月

小田原を、Tipyを目的地に!をテーマに開催決定した泊まれるおまつりティピーフェスタ。この準備に翻弄された九月。出店者の方にお願いに回ったり、飾り付けのガーランドやマップなどもスタッフのみんなで清掃後の時間に作りました。本当にみんなに助けられた涙
なぜ宿泊施設なのにイベントやるの?ってところとかは以前のQUISHINCOMの記事で!

そんな中、突如知らない電話番号から着信。tvkの方から。なんとあっぱれ!KANAGAWA大行進の撮影に来たいと!
放送後の反響もすごく街中で「テレビ見たよ!」と声かけられる事や応援してくれる方が激増しました。デビット伊東さん赤間アナ本当に良い人!ありがとうございました。

10月

10月は濃い!!!

Tipy開業してすぐから働いてくれていたみなちゃんが10月からマネージャーに就任!彼女の笑顔でゲストを幸せにする能力は誰にも真似できません。よりチームとして加速したのはこの頃からだなと思います。

そしてやって来た二週連続の台風!当日はもちろん公共交通機関は不通のためにキャンセル。小田原にあるTipyはほぼ無傷で事なきを得たのですが、箱根が甚大な被害を受けた影響でairbnbでの予約のゲストはかなりキャンセルが入りました。

そんな中、少しづつTipyだから来てくれるゲストが増えて来ました。DJのプレイのために来日した彼は世界中のレコードやを巡っているそう。レコードがあるTipyを選んで来てくれた。本当に嬉しかった...

ホームページもリニューアル。大川直也の写真が最高。

そしてティピフェスを無事に開催。予想を大きく上回る300人超のお客さんに足を運んでいただき本当に感無量でした。ご来場いただいたみなさん、出展者の皆様、トークゲストの柿次郎さん、柳下さん、イッシーさん、そして企画から記事までお願いしたくいしん、スタッフのみんな、ありがとうございました!

11月

例年紅葉シーズンで一年で一番忙しいこの季節。台風の影響でガクッとお客さんは減り、苦しい秋となりました。
そんな中やるべき事、大切なことはなんなのか?を見つめ直しチームでひたすらに話し合ったのがこの11月でした。

ティピフェスでのトークも記事化されました。この日に強く感じた課題は自分たちが胸張って小田原はここが良いよ!って言えないことでした。本当は良いところたくさんあって美味しいお店もたくさんあるのにまだまだ知らないことが多すぎる。
イベント後から歩いて色んなお店に行ったり、街中の魅力を掘り出す。そんな毎日でした。


Tipy records loungeでは初めてイベントが行われました。
スタッフの平井君のクラフトビールWS
初回にも関わらず満員御礼30人以上のお客さんがTipyに訪れました。

普通の宿泊施設なら楽器持っててもスルーしちゃうと思うんですが、Tipyではそういう訳にはいきません。不思議な形のソフトケースを持ったお客様。聞いて見たら琵琶で演奏してもらいました。すごかった!

12月

小田原を探検する日々が続く12月。

たくさんあった!小田原にしかない魅力。
Instagramで #まだ知らない小田原 というタグで自分の面白いなと思うものを集めて投稿しました。そして日々のランチも昔からあるけれど行ったことないようなお店や、新しいお店に行き #コアゼのランチ探訪 としてアーカイブして行きました。是非チェックして見てください。

クリスマス前にはミニティピフェスのようなイベントも開催しました。Tipy records loungeで出店してみたい!WSして見たい!個展やって見たい!という方は是非連絡ください。

2019年のフジロックにも出演したSTELLA DONNELLYのバンドのギターのGeorgeが箱根観光の際にTipyに来てくれました。これも偶然で宿にあるレコードをきっかけに彼の活動を知ることができました。レコードペーパーにはレコーディングした時のことやジャケット写真のことなど書いてありとても貴重です。

2019年最後に本当に嬉しかったこと。
箱根や富士山に行く目的の人が「小田原駅から近くて便利だし個室で安い」という理由できてくれるゲストがほとんどです。
そんな中、なんとなく小田原いいなと思って、そしてairbnbの予約ページから音楽愛が溢れていたからと理由で泊まりに来てくれたお二人。涙が出るかと思いました。ラウンジに集まるレコードを見て全て聴きたいと言ってくれてワクワクしている二人に感動しました。彼らもバンドをやっていていろいろな話をして本当に楽しい夜でした。

2019年ありがとうございました!

つらづらと長く書いてしまいました。最後まで読んでいただいたあなた、まずありがとうございました。
本当に人に助けてもらった一年でした。2018年にコアゼ一人で始めたことは2019年現在スタッフは15人になり、最高な仲間と猛烈にワクワクすることにチャレンジし続けています。
それはまだまだ社会を変えるには微力なのかもしれませんが、
『少しずつだけどTipyの作りたかった時間や届けたいことが届き始めた』
のを実感し始めました。
来年はもっと目の前の人に全力で愛を伝えて行きたい!
そしてもっと新しいことにチャレンジしてTipyを中心に小田原をもっとヤバい街にする!

いつだって共犯者は募集しています。欲しい未来は俺たちで作ろう。

Tipy records inn代表 内田佑介 a.k.a コアゼ 




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