もういくつ寝ると〜こどもの日〜♬

もうすぐこどもの日ですね。子どもの日は端午の節句(たんごのせっく)とも言われ、邪気を払い家の繁栄と男の子の成長を願う行事でしたが、今では子どもの成長を願う日となっています。

◯端午って何?
端午の「端」ははじめ、「午」は牛の日という意味で、端午は「最初の牛の日」となります。また「午」が「五」と同じ音だったため、奈良時代以降5月5日を端午の節句と定め邪気払いをするようになったと言われています。

◯何をするの?
★兜(かぶと)や五月人形を飾る
戦のときに身を守る物を飾り、子供の身の安全を願うという意味が込められています。

★こいのぼりを飾る
元々は武家の間で家紋の付いた旗を飾っていましたが、庶民に広がった際に武者(むしゃ)や昇り鯉を書いた旗になり、現在のような鯉のぼりに変化していきました。

★菖蒲(しょうぶ)で邪気を払う
邪気を払うとされた「菖蒲」を軒先に飾ったり、お湯に入れた菖蒲湯など入り無病息災を願いました。

◯食べるもの
★ちまき
もち米やうるち米などを茅(ちがや)や笹などの葉で三角に包み、蒸したもの。
※昔中国で政治家でもあり詩人でもある屈原(くつげん)という人が川に身を投げ亡くなりました。それを知った民衆が亡骸を魚が食べないようにとお供物を川に投げ入れましたが、悪い竜がそれを食べていました。そのため龍が嫌いな“れん樹の葉”でお供物を包んで龍が食べられないようにしたと言われています。屈原の命日と同日の端午の節句に邪気払いの意味をこめてちまきを食べるようになったと言われています。

★柏もち
柏の葉は新しい葉が落ちるまで古い葉が落ちないという特徴があり、子孫繁栄を象徴することから食べられるようになったと言われています。

兜や鯉のぼりなどを飾る、菖蒲湯に入る、ちまきや柏もちなどを食べるなど、無理なく取り入れられる事をお子さんと一緒に楽しんで、伝統行事を伝えていきましょう!!

我が家ではちまきの中身(中華おこわ)を食べて、子どもの成長を願う予定です!

◎材料
もち米   200g     ☆清酒       大さじ2(36ml)
豚ひき肉  100g     ☆しょう油     大さじ1(18ml)
人参     50g     ☆砂糖       大さじ1(9g)
筍(水煮)  100g     ☆オイスターソース 小さじ2(12ml)
干し椎茸   3枚       ごま油      小さじ2(10ml)

◎作り方
1.もち米は洗い、2時間位水につけてから、30分位水を切っておく。
2.干し椎茸は水で戻してから、粗みじんにする。人参、筍もみじん切りにする。
3.フライパンにごま油をひき、ひき肉と2の野菜を入れ炒め、☆印の調味料と干し椎茸の戻し汁を入れる。
4.別の鍋にごま油をひき米を入れ米が透き通るまで炒める。米が透き通ったら、3を入れ汁がなくなるまで炒める。
5.器(今回はクッキングシートを折りました)に移し入れ、蒸し器で20分蒸す。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?