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食育としての離乳食

「食育」というと構えてしまいがちですが、
何でも食べる。バランスよく食べる。行儀よく食べる。
といった基本的な事項を身に着けるのは
離乳食の時期からやっておくと、その後が楽です。自由に歩きだしたり、いろいろなことに興味を持ちだしたりすると子供もこちらも大変です。

といっても、難しいことはなく、
基本的には「一緒に食べる人がお手本」という認識を持ってもらうことが目標です。

1  環境について

目の前に食べ物以外が無い環境を作ってあげます。
おもちゃやテレビや音楽などがあると食事をすることに興味が行かないので
食べることに集中させてあげます。

我が家で心がけているのが、なるべく家族と一緒になるように食事の時間を調整してあげることです。(そうは言ってもなかなか難しい場合もあるので、あくまで「心がけ」ですが。。。)家族が食べているのを真似しているうちに自分でも食べられるようになります。
お兄ちゃん、お姉ちゃんたちがいる場合は、食べさせる経験をさせてあげられれば、それも良い経験になってくれると思います。

2 椅子について

体にあった椅子を使っていれば良いですが、椅子が大きい場合は
バスタオルを背中に入れて固定してあげると良いです。
また、足がぶらぶらしないように座面を調節したり、牛乳パックなどで足場を作ってあげるのも効果的です。

こういう高さが調整できる椅子があると便利です。


3 歩けるようになったら

赤ちゃんが歩けるようになった場合、食事中に歩き回ってしまうことがあります。
そんな時も、あとから追いかけて食べさせてしまうと
おかしな習慣が身についてしまうことがあります。
幼稚園や保育園、小学校になっても治らない子もいます。
立ち歩いてしまう場合にも必ず座って食べるようにさせてあげてください。
立ち歩いてしまった場合は食事を終わらせても良いと思います。

どうしても食べさせる方に意識が行ってしまって、
食事のマナーなどは後回しになってしまいがちですよね。
でも、ちゃんと食べさせてあげることも大事ですが、食べる環境を作ってあげることも大事です。

三つ子の魂百までではありませんが、習慣として意識しておくと後から苦労せずに済むかもしれませんね。


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