見出し画像

Gee baby, ain't I good to you

その日は友人の家に遊びに行き、
なぜか散歩に行こうということになり
外に出た。数分間無言で歩いていた。

すると、道に接する公園の木々や
あずま屋、道端の電柱までもが
寸分の狂いもなく、それぞれの場所に、
存在し、私は道の小石であり宇宙だった。

何だこれは、と意識した途端、
ナンの変哲もない夜に戻り、
口元が緩み幸福だった。

シェア


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?