池澤夏樹さん「スティル・ライフ」

 池澤さんが1987年度中央公論新人賞、第98回芥川賞を受賞された作品です。
 巻末の須賀敦子さんの解説で「導入部で、意表をついた・・・文章に出会って、この作家はいったい、どこに連れていこうとしているのかと不思議さにうたれ・・・」とあります。
 今となれば若干セピア色の写真を見ているような90ページの短い話に引き込まれます。

「スティル・ライフ」池澤 夏樹
中公文庫/1991.12初版

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?