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今話題の食欲抑制薬(@_@)

こんばんは🎵
ギリ昭和産まれのゆーじでございます( ^ω^ )
本日は、最近話題になっている『食欲抑制薬のあれこれ』です(*´∀`)♪

「痩せたい!!!!」と強く思っている方は私だけではないはず(`・∀・´)
食欲抑制薬とはなんでしょう??というところですが、、、
みなさまはGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)というホルモンをご存知でしょうか?

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とは?

 まずGLP-1は何者なの?ということからお話しします_φ(・_・

 私たちが食事をすることで血糖値が上がるのはご存知の通りです♫ ここで、上がった血糖値をそのまま放置されると身体には色々とまずいことが徐々に起こってきます´д` ;

 ということで、この高くなった血糖値を下げる必要があります!!そこで私たちの身体は、消化管からインスリンの分泌を促してくれるホルモンを出します(`・ω・´)

 この消化管ホルモンを総称して『インクレチン』と呼んでいます(*´꒳`*)
 インクレチンは、血糖値を一定に保ち、その恒常性を維持するホルモンです!

 そのインクレチンの代表を2種類挙げると、今日のお題でもある『GLP-1』と『DPP-4』が有名なところです!

GLP-1は体内でどのような働きをしているのか?

 GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、食事による刺激によって小腸下部のL細胞から分泌され、膵β細胞のGLP-1受容体を刺激してインスリン分泌を促し血糖値を下げるホルモンです( ^ω^ )

 この働きは、血液中のブドウ糖の量に依存しているので、血糖値が低いときは作用しないという特徴を持っています(*≧∀≦*)

 この他にも、グルカゴンの分泌胃酸の分泌食欲中枢を抑えるなど様々な生理作用を持っています!!

 文字だけでは伝わりにくいところがあるため画像を入れましたので参考までにm(._.)m

 このGLP-1の構造に似せて創られた薬が痩せ薬として最近注目を浴びております( ^ω^ )

GLP-1受容体作動薬の種類

 まず、注射薬と内服薬の2種類がありますが、今回は注射薬のみです(*´∀`)♪

注射薬

 注射薬は、皮下注射をして体内にお薬を入れます( ^ω^ )
使用する針は、非常に細いものであり痛みはほとんど感じないと思います!
 私は、使用したことはありませんので、実際にはわからないところが多いのですが、患者様と話をしたり、メーカーの説明会などではそのように言われております♪(´ε` )

 今回は、医療用医薬品ではなく、今インターネットでもよく見る様になった「サクセンダ」についてです!

サクセンダ

 サクセンダは、毎日同じ時間に皮下注射します。どのタイミングでも問題ありません!忘れないタイミングで投与することをお勧めいたします( ^ω^ )
 注射器の保存は、凍結を避けて冷蔵庫保管していただき、使用する時間になったら取り出して投与するという流れです!
 そして、1週ごとに投与量を増やしていくものです!

投与量

  • 1週目:0.6 mg

  • 2週目:1.2 mg

  • 3週目:1.8 mg

  • 4週目:2.4 mg

  • 5週目:3.0 mg

この様な感じです!
効果自体は、個人差がある様ですが、大体2週間くらいから感じる様になるみたいです_φ(・_・

禁忌事項

  • 主成分であるリラグルチドに過敏症の方は使用しないでください。

  • 妊婦・授乳婦の方は安全性の面から使用しないでください。

  • ビクトーザと併用するとより作用が強く出て低血糖症状の出現につながります。

  • インスリン製剤と併用すると思わぬ低血糖症状の出現につながります。

  • そのほかのお薬(漢方薬も含めて)と併用すると思わぬ症状が出現する可能性があります。

主な副作用

  • 血糖降下作用
     血糖値が高い時に作用するという特徴はありますが、下がりすぎることもあるため、低血糖症状(脱力感、倦怠感、冷や汗、動悸、手足の震え、異常な空腹感、頭痛、めまい、嘔気など)があったときは、すぐにブドウ糖を摂るようにしましょう!その際は、絶対に安静にしてください!!

  • 急性膵炎
     吐き気嘔吐があり、激しい腹痛が続くときは、必ず救急車を呼んでください!そのときは、隠さずにこの薬(サクセンダ)を使用していることを伝えてください!!

  • 胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸
     腹痛がメインで現れるので、続くようであれば必ず医師の診察を受けてください!

  • 胃腸障害
     悪心下痢の頻度が高めです!ほかには、便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、腹部膨満などがあります。決して油断せずに「あれ?」って思うことがあれば医師・薬剤師に相談ください!

 サクセンダについては簡単ではありましたが、私の伝えたいことは以上です♫
お薬を使用するということは、副反応と共に過ごすということです!決して侮らないようにお願いいたします(*≧∀≦*)
 お薬は、上手に使用すれば大変強い味方となりますd(^_^o)

今回の記事はこれで以上です♫
最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m
それでは、また次の記事でお会いしましょう( ^_^)/~~~

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