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「あなたならどこにいたって孤独を手放さずにいられるわ」


「ちひろさん」の、好きなセリフ。この言葉がとてもすき。



少し前のを読み返していたら、すごく良い日記が出てきたので、noteにも残しておく。自分の中にだけに留めておけず、誰かにも読んで欲しい文章なんだけど、知り合いに読まれるのはちょっと恥ずかしいというとき、ほんとちょうどいいのがここなのです。



1月11日

今日思ったんよ〜、空が綺麗、って
昨日やっけおとついやっけ、おとついだ!ままと映画みて帰り道ひとりで歩道橋らへんまで歩いたんだ、その時もいい夜だなあと思ったし、今日も夕日見てきれいだなあ、良い日だ、しあわせだ、って思った。口笛とかも吹いちゃって。うまく言えないけど、今幸せなんだよ〜。つらかった日々を生きるわたしに伝えたい、かは微妙かな。そのときのわたしは多分そんな励ましは必要としていないから。どっちかっていうと、2人でいる幸せの裏に、その時間をいつか失う怖さを併せ持っていた時の自分に、だいじょうぶよ、ひとりも怖くない。ひとりに見えてもひとりじゃないよ、誰かに救われて、たまに救いながら、がんばっていけるよ、と話しかけたい。仰々しく出会うより、足湯とかでさ、たまたま隣にいたひと、くらいの雰囲気で過去の自分に話しかけたいかも。静かに話を聞いて、そのままでいいんだよ、って。今でも鮮やかに思い出せるほどに辛かった時と比較してつい持ち上げられちゃいがちな、"幸せそう"な日も、きっとなにかに悩んでた。となりにいても孤独、そんな日があった。今後もきっとそう、一緒になることより、一緒に居続けることは何倍も難しいんだろうな。再会がゴールになるのはよくない、本当に本当に、心から、一緒に生きていくことを望むなら、やっぱ譲れない自分を、自分のいちばんの味方と言える自分を持たないと。強い人になるのよ。




この日記を書いた日のような気持ちをずっと持っていたいなあ、そう思う。この日みたいに、わたしはよく過去の自分を思いながら日記を書くけれど、もっとずっと先にいる自分からしたら、どっちの自分もまだまだ幼かったなあと思うだろう。
でも、だからこそ?少しずつ大人になっていくこの時間を、たくさん残しておきたいと思う。

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