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タイニーのサステイナブルな取り組み ー フードマイレージ編 ー

tiny peace kitchenが飲食店として実施しているサステイナブルな取り組みについて、お伝えしていきます。無理ない範囲で、コツコツとできることからやっていく。そんな私たちの今、についてご紹介します。

tiny peace kitchenでは、フードマイレージ(食糧輸送距離)を減らすために、肉・魚・野菜・米・調味料など、主に国産食材を使用しています。野菜は、関東近郊の農家さんのものを中心に扱っています。米は秋田県のお米を使用しています。

大切にしている考え方

日本にいると、遠く離れた土地の食材も簡単に手に入りますが、輸送にはたくさんのコストやエネルギーが必要になり、環境への負荷も気になるところです。全ては無理でも、できる限り環境にも負担がない選択をしたいと思い、国産の食材を使用しています。
また、身土不二(人の体と人が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にある)という言葉があるように、気温や湿度など、自分が暮らしている環境と近い環境で育ったものを食べる方が、体にも心地よいと考えています。
人と人とのつながりが作りやすいことも、国産食材を使うことの利点です。私たちが使う食材を作ってくれている人の畑や工場に遊びに行ったり、生産者さんにお店のパーティーに参加してもらったり。そんな関係性も心地よくて、これからも大切にしていきたいと思っています。

ころいちさんとの出会い

tiny peace kitchenにとって欠かせない存在である、八百屋ころいちさんは、地元埼玉県所沢の野菜や、東京都内の新規就農者が集まる「東京NEO-FARMERS!」の野菜を扱っている、とても志が素敵な八百屋さんです。
規格外になってしまって大量に畑に廃棄されている人参をみて、なんとかしたいという思いで八百屋さんを始めた代表の峯岸さん。
経済合理性だけを求めるのではなく、「スケールの大きさを目指すよりも小さくてもやる意味や意義があり、お客さまや地域から必要とされ愛される会社になりたい」というころいちさんのスタンスは、tiny peace kitchenの思いとも通じるものがあると感じています。

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(写真 左奥が峯岸さん)

お互いが心地よい関係性

ただ売ったり買ったりするだけの関係ではなく、その時期のおすすめの野菜を案内してもらったり、逆にたくさん収穫できて持て余してしまう野菜があれば、お店のメニューを変えて野菜を仕入れたりもしています。
遠く離れた場所のものより、近い場所のものを買う方が、そんな融通をきかせられる関係性が築きやすいのではないかな、と思います。そして、物理的距離だけはなくて、心理的距離も大切にしたいと思っています。物理的距離が近くて、フードマイレージさえ下げさればいいという訳じゃない。むしろフードマイレージどうこうよりも、心理的距離が近くて、お互いがお互いに思いやりをもてる関係性こそが一番育んでいきたいと思っています。
正解を求めて頭を悩ませるより、どうしたら自分たちや関わる人たちが心地よくなれるかを考え、工夫していきたいと思っています。

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たくさんのパートナーとのご縁

こういった心理的距離が近いパートナーとのお取引は、ころいちさんとのご縁から始まっていますが、今ではどんどんその輪が広がってきています。私たちが大切にしているご縁についても、少しずつ紹介していければと思います。

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