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こころ部と私 - ヒロの場合 -

このnoteは、tiny peace kitchenで新しく誕生した「こころ部」のメンバーが、それぞれにこころ部に対する思いを綴った、リレー形式のnoteです。

こんにちは!tiny peace kitchenのひろです。タイニーでは厨房に入ったり、料理教室のホストをやったり、ラジオのプロデューサーをやったり。そうですね、一概にどんなことをやっているかはうまく言えないポジションです。

3月から関わらせていただいている「こころ部」が先日ついに発進しました。いよいよか〜。という気持ちで、こころ部発足noteがリリースされる瞬間をみていました。

僕がtiny peace kitchenにジョインしたのは去年の10月。きっかけはガイアックスのサマーキャンプで代表のともこさんと意気投合したのがきっかけです。

もともと(株)はぐくむというところでコーチングの勉強をしていました。そしたらなんとびっくり、ともこさんもコーチングを学んでいて、話が盛り上がったことを今でも覚えています。「コーチングをやりながら飲食店もやっているなんて最高じゃん!」と思って、働きたい旨を伝えたのが、こころ部で活動している現在に至ります。

僕の願いは、「素直でありたい」

そんな僕がこころ部として活動するのは、「素直でありたい」という僕の願いが理由です。自分がこころの中で思っていることに「素直」になって気付ける。伝えたいけど伝えにくいことを「素直」になって伝えてみる。「素直」になって気持ちや言葉を出していくことで、何かが流れだすような感覚。毎日が好転していく気がするんです。

そんな自分は「素直」でいることが苦手です。「嬉しい」「ありがとう」という言葉をストレートに言うことにとてもエネルギーを使います。やりたいことが出てきても、「そんなのやっても意味がない」と素直にならずに押さえ込む。受験戦争の中を戦ったり、大学まで野球部で活動していく中で、「社会的にいいことをやれ」「いい子じゃないと認められない」という思い込みが強くなり、本当に自分が思っていることに蓋をしてしまう癖が、かつての自分には強くありました。今もその思い込みは抱えています。

この思い込みとの付き合い方が変化し始めたのは、「コーチング」と出会ったのがきっかけけ。大学4年の秋頃からコーチングを受け始めたのですが、それはまあ心に蓋をしていて素直になっていないことに気がついたんですよね。

めちゃめちゃ嬉しいって思っているのに伝えられなかったり、「〜してほしい」っていうのがあるのに怒りに変換して相手をただ傷つけてしまったり。
モヤッとしたり、怒ったり、素直になれていない時に、少し立ち止まって自分のこころを見つめてみると、抑えている気持ちに気がついて、すこしこころが楽になったりしました。

素直になって、抑えている気持ち、想い、願いを言葉にしたりアクションしていくと、それが現実となって叶っていく。その体験が、つまらないと感じていた毎日を楽しいものに変えていきました。

素直になって会社をやめてしまった一年前

ちなみに僕は新卒1年目でウェブマーケティングのベンチャー企業に入社するも、3ヶ月でやめてしまったんです笑 というのも、コーチングに出会ってから「素直」な自分に少しずつ表にでてくるようになり、「本当は料理や心に関わる仕事をしたい」「いい子じゃなくて、自分が思うままに日々過ごしてみたい」といった気持ちが生まれてきていたんです。
でも、その気持ちに気がついているのに、「やったほうがいいこと」で選んだ会社にいる。その乖離からか、いろんな不調が起きていたんですよね。会社や結果から「逃げた」という事実は間違い無いですが、「素直でありたい」という僕で生きることを決め、安易な所属を捨てるという決断をしました。

やめた当初は周りから「お前大丈夫か?」という声もいただきましたが、コーチングを学び続けたり、生まれた時間でいろんな人と会う中で、素直になって過ごしていたらいろんな人がチャンスをくれ、その一つがガイアックスのキャンプのお手伝いでした。

当時関わっていた(株)はぐくむの小寺毅さんが、サマーキャンプで森の中でワークショップをすることになったんです。時間がありそうな僕をアシスタントとして呼んでいただきました。行きの車のなかでtiny peace kitchenに興味があることを伝えると、ランチの時間に智子さんに紹介してもらえることに。その時にtiny peace kitchenに出会いました。素直になって、動いてみることで、「本当は料理や心に関わる仕事をしたい」という願いが少しずつ形になっていったんです。

今も「素直」になれなくてすぐ「やったほうがいいこと」ばかりに手をつけてタスクがパンパンになってしまうこともありますが、「素直」な自分には少しずつ近づいていると実感しています。

こころに向き合うことで、「ありたい姿」に近づけた経験がある僕だからこそ、tiny peace kitchenのこころ部で頑張りたい、という気持ちが強くあるんだと思います。

こころを流してヘルシーに

人によって言葉は違うかもしれませんが、多くの人が「素直」になれないときってあるんじゃないかなっと思うんです。

弱音を吐いちゃいけない。できないのを見せたらまずい。寂しいって言えない。うれしいっていうのが照れ臭い。カッとなって怒ってしまう。
でも、そうやって起こる出来事って、心から望んだ結果ではないんじゃいかなって思うんです。

弱音を吐きながらも人の助けが欲しい。寂しくなるのではなく人とつながっている感覚が欲しい。嬉しいと伝えて喜んで欲しい。怒るんじゃなくてただ一緒に結果を出したいだけ。

どんな人も持っている「本当はただ〜したいだけ」という願いを見つけていくお手伝いを、こころ部として取り組んでいきたいです。

身体の老廃物と一緒で、素直になれずにためてしまうことってあるはず。
イライラ・モヤモヤ。あるいは「〜したい」という願いに蓋をする。ため込んでいくと、いろんな不調が起きるとおもうんです。

このモヤモヤってどうしようもないもの。これくらいのことは我慢しないと。といった具合で抑えてしまう。
こころに溜まっていく気持ちを、話したりする中で「流して」あげると、ヘルシーなこころになっていくはずなんです。

流してあげるためには、機会と場が必要。僕がコーチングを受けてここが「流れて」いったように、社会で頑張るみなさんのこころを「流す」お手伝いをしていきたいです。

そんな僕が特に気合いが入っているのは、「タイニーピース・ダイニング」デンマークにある「アブサロン」というコミュニティレストランにインスパイアされて始めることにしました。安心できる空気の中で、ご飯を食べながら対話ができる場所をずっと作りたかったです。

というのも、大学時代に働いていた居酒屋がまさにそんな場所でした。週3で働いて、週3で飲みにいくくらい大好きで(笑)働いている時も、飲んでいる時も、常連さんや初めて会うお客さんたちと就活、部活、恋愛、あるいは人生の相談をさせてもらったんですよね。料理が作り出すあったかい空気の中だと、なぜかぽろっと出てくる。みんな優しくなっていく感じがしていました。今の自分があるのも、そのお店との出会いがあったからだと思うんです。予期せぬ出会いから、悩みが晴れて進んでいく。そういった経験があるからこそ、「タイニーピース・ダイニング」の可能性を信じています。

当日は僕もホストを担当します!お時間ある方は、ぜひお越しください〜!

*こころ部と私 他メンバーのnoteはこちら!


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