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自分の問題と人の問題、ごちゃ混ぜにしてない? #017「そのモヤモヤはあなたを前進させますか?」 〜タイニーのご自愛タイムズ〜

タイニーのご自愛タイムズはご自愛について語り合う場です。ともこ&あこや、様々なゲストと共にそれぞれの日常を紐解き、「ご自愛」について探求していきます。

今回のテーマは、「そのモヤモヤはあなたを前進させますか?」

コロナの影響で在宅ワーク&自宅保育が続き、パートナーと時間をやりくりしながら仕事も育児も家事もこなしていた日々。その日々の中で、あこさんは定期的にモヤモヤを感じていたようです、、、

申し訳なく感じてしまうのは「やらせてる」と感じるから?

ともこ:あこさんは、パートナーとの時間のやり繰りにモヤモヤし続けてるんだよね。
話し合って課題を見つけて、「こうやって解決しよう」という流れにはなっても、まだ不安やモヤモヤが消えてないのかな?

あこ:自分では、定期的にモヤモヤが出てきてることにも気づいていなかったかも。

ともこ:一応ルールは決めてやってるんだよね?パートナーと子どもを見る時間と仕事の時間を同じくらいに割り振って、お互いの仕事タイムは平等に取れていて。
何にモヤモヤしているの?

あこ:時間の取り方として、私が朝から日中3〜4時くらいまで時間をもらうんだよね。夫はその後から稼働していて「それでいいよ」とは言ってくれてるんだけど、「ほんとにいいと思ってるかなぁ?」と気になっちゃったり。ずっと一人で子ども2人を見るって大変じゃない?疲れているところを見ちゃうと「合間に休憩入れてもらったほうがいいかな?」「でも子どものお散歩スケジュールと合わないし、このままいくしかないのかな」「話し合って、いいって言ってくれてたしな」とかいろいろ思うわけよ。

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ともこ:いいと「言ってくれた」という表現を使ってるじゃない?相手に我慢させたり、無理させてる気持ちがあるからそういう表現になるのかしら
例えば、もし2人の稼働時間のバランスが取れてないなら、そう表現するのもわかるのよ。
「私の方が時間を長く取っちゃって、申し訳ないな」って。

あこ:寝るのが2時くらいになっちゃったりしてるのは申し訳なく感じてるかなぁ…

ともこ:そっか。でも、もともと仕事柄もあって、わりと夜遅く帰ってきてなかった?

あこ:確かに本人も「生活スタイルとしてはあんまり変わらない」と言ってたわ。基本0時過ぎに帰ってきてた。

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ともこ:そしたら寝るのは1〜2時くらいになるよね。もともとの生活スタイルとあまり変わってないのに、何に申し訳なさを感じてるんだろうね?

あこ:子どもと向き合ってもらってる時間が長い、とか。

ともこ:子どもと「向き合ってもらってる」?(笑)
そこはさ、自分の問題と相手の問題がごちゃごちゃになってそうな感じしない?
自分が同じシチュエーションで毎日2時まで仕事しなきゃいけないとか、ずっとワンオペで子どもを見るなんて、自分がその立場だったらつらいから、相手に対して「申し訳ない」という思いがありそうだよね。

自分が大変なことが人にとっても大変かは、聞いてみないとわからない

ともこ:あこさんは夜中3時に起きて4時くらいから稼働していて、それもけっこう大変なことじゃない?
だから子どもといることや、ワンオペをどう捉えているかという感じがするな〜

あこ:私が?

ともこ:相手が。あこさんにとっては、朝からぶっ通しでワンオペで子どもを見るのは大変!と思うから、申し訳ない気持ちが湧くのかなって。
でもそれはあこさんの解釈だよね。「自分だったらつらいから、相手もつらいはず」という。

あこ:確かに。人それぞれだもんね。

ともこ:うちは、夫の育児タイムは子どもと思いっきり外で遊んできて、私は家事をしながら子どもと過ごすんだよね。私は公園で何時間も子どもと即興で遊び続けるのはそこまで得意じゃないから、夫を見てるとすごいなと思うんだけど、夫からすると毎日三食ご飯を用意するなんてかなり大変なことなんだよね。だからお互い感謝して、それぞれ役割分担してる。自分が大変なことが相手にとって大変とは限らないよね。

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あこ:そっか。それは本人に聞いてみた方がよさそう。

ともこ:モヤモヤっていろんな種類があって、違和感を教えてくれたり自分の願いを掘り起こすためのサインだと基本的には思ってるんだよね。
自分がいい方向に向かうための原動力となるんだったら、盛大にモヤモヤしてほしいし、味わってほしいかな。でも人ってさ、自分と相手の問題を混同して不安になっちゃってモヤモヤしたりとか、自分を前進させるためには必要ないかも?というモヤモヤも抱きがちじゃん。相手に聞いて解決したり、自分で腹落ちさせて手放したほうが「ありたい姿」に近づけるんじゃないかなと思ったのよ。
生きていればモヤモヤも不安も湧いてくるから、その度に「事実」と「自分と相手が感じていること」を確認して、実際のソリューションに向けて行動することを繰り返していきたいですね。

あこ:このラジオの10分間は玉手箱みたいですね。10分話しただけでも気づきがあったり、行動を変えてみるきっかけになったり。
自分から見てる景色って、自分にとっては当たり前だから気づかないよね。だからこうやって話す時間が必要だな〜と思った!
ありがとうございました!

不安やモヤモヤってできれば感じたくないけど、実はありがたいことなのかも、、?
目を背けずに向き合って、紐解いていくことで必要な気づきがあったり、自分の願いにたどり着くサインとして使えるんですね。

▼こちらの内容は、タイニーのご自愛ラジオに収録されています。
通勤時間や、料理をしながらなど、スキマ時間にぜひ聴いてみてくださいね。


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