朝起こす一声「がんばれ!」ちょっと誇らしくなった話と自律神経失調症の話

今朝、久しぶりに息子を起こす側だった(ここ最近起こされる側だったので)。

息子は6時きっかりに起きれないと癇癪を起こす。それが本人も嫌なようで、普段は自分で目覚まし時計をセットし、アラームで起きている。

本当にえらいな。
子どもの頃はできたけど、大人になった最近の私(特に30超えてから)は到底無理な案件だ…。

そんな息子、昨夜寝つきが悪かったようで、朝から起きれず。私が先に起き(珍百景)、身支度整え息子の食事と水筒の準備。

しかし一向に起きる気配なし。

寝室に向かって私は迷うことなく「(息子の名前)がんばれー!」呼びかけた。

するとバタバタと起き上がり着替えに行く音。
どうやら腕を引っ張る睡魔と訣別して、起き上がれたようだ。がんばったね。

その直後、ふと思った。
朝起こすのに「がんばれ」という母親、そんなに多くないのでは?と(いや、わからないけど)。

私だって実家住まい時、両親に「朝だよ」「起きて」が主に言われていた言葉だ。ひどい時は「」と野太い声で言われる(これが妙に子ども心で怖かった)からすぐ起きた。

また、私は感覚が曖昧だけれど、低血圧の方は朝大変辛いんですよね。うちの夫がそうなのですが、よく顔を歪めて戦ってます、睡魔と(?)。

そういう事情のある方にとっては、それこそ「がんばって」と起こされるのがいい気がするのだ(私は夫にしてないけど)…。

息子は低血圧とかではないが、褒めて伸ばす方が身に入る子なので基本的にはプラスの言葉で注意喚起もする(もちろん例外はあります)。

そういうのもあって、「いい加減起きなさい!」のような語気強めの言葉はまったく頭に浮かばなかった。

がんばれ。

それが1番しっくりきた。
結果、息子はすぐに起きてくれたのでこれは良かったのだと思っています。


息子さんを送り出して、夫のお弁当を作り、家事を済ましてリビングのソファーに沈み込む。

ここまでひとこと『家事を済ませて』なんて書いたのだけれど、家事自体こんなスムーズに終わってなんかいない。

無気力と虚脱感が一気に襲ってくる。
ひどい日にはベッドから起き上がれない日もあった。

冷えのぼせのホットフラッシュは日中よく起き、夜間にお手洗いに行くと異常な寒さで寝付けなくなる(湯たんぽ欲しいくらい寒くて眠れなくなった夜は、息子と猫を抱き抱えて暖をとった)。出先でお手洗いに行くと、用を済ませた後、めまい?貧血?(迷走神経反射らしい)の症状が出て目の前真っ白立っていられず倒れてしまう。追い討ちをかけたのは、胃腸の調子が悪くすぐに腹痛を起こしてしまうこと。お陰で食欲も落ちた。…秋なのに…。

そんなこんなで、出かける約束をしているのにどうしても人に会いたくなくて、キャンセルしたことも多々あり。そこから発生する罪悪感に不安感…完全に負のスパイラル。

てっきり更年期きたか!と思っていたけれど、周りに言われるのは「まだ30代前半で早すぎるよ」との言葉。

そこで調べてみて分かったのは、更年期の症状と同じものが現れる『自律神経失調症』。

あーこれかも。
そう思った。

そしてこうも思った。
これが、自律神経失調症と括られる症状の全容か…と。

鬱やパニック、不安症状は患っている疾患に付随する症状として経験していた。そういうこともあって、基本的に二次的症状だろうとすぐ考えてしまうのだが…。

自律神経失調症は、混合されやすいが身体面か精神面どちらの症状が強く出るかによってかかる病院は変わるよう。

もちろん精神面の症状が大きく出ていて日常に支障をきたしているのなら心療内科や精神科がいいと思う。抵抗ある方もいるみたいだけど、背に腹は変えられない精神の私としては(気が付いたらお世話になっていた私としては)もはや楽になるなら積極的に活用していきたい考え。

身体面なら内科などだろうか。
私のこの症状は、内科に行けばいいのか…自律神経外来なんてものも見つけたけど、うちの近くにはなかった。

自律神経失調症と考えて納得できたのは最近のストレスに関してを振り返ったから。
私はとにかくストレス耐性がない。自覚しています…なので、小さなことながら積み重なったものがあるなあと思っていた。

記録がてらつらつら。

•息子の友達のお母さんと価値観が合わない上に押しつけられる。しかもそれをうまく流せない不器用な私。

•来月入院手術が決まった母。開けてみないとわからないが、癌かもしれない。加えて物忘れがひどくなった。手術を受けるのがたちだと思っている。

•↑そんなお母さんの変わって行く姿に弱っていく父。随時相談の連絡がくるがどうしようもできない。手を貸すとこちらはもっと疲弊する。受け流せない性格なので、背負いすぎないように程々に距離を取るがやっぱり背負ってる。

•身体的支障に参っている。特に場所問わず貧血かめまいで倒れてしまうこと。胃腸の不調。食欲不振。私は食べることが好きなので料理が楽しめていた人間なので、食欲のない今、料理が苦痛で仕方ない…そしてやや眉を顰めている夫に気がひけるというか、居住まい悪い気持ちになる…。いや、別に私が食事作れなくたって責められる言われはないのだけど…

•あとは仕事。外の仕事はそこまできつくないけど、外出が怖い今となっては不安でしかない。加えてもの書きの仕事も納期という言葉がふだんに増して重く感じてしまう…基本的に前倒しで作業してきたので、その姿勢を崩したくないけど今はなかなかできない…

好きなことすら苦痛になってしまっているのは良くないなあと思う。

自律神経なんてコントロールできないものを整えようだなんて、なんて難しい問題が課せられたのだろう。

そんなこと思いつつ片っ端から自律神経に関する書籍を読み漁る。まだ活字が読めるくらいには憂鬱さが強くないのが救い。こうなってしまったら、仕事が危険になる。

まあでも、原因にアタリが付けられればあとは症状への対処のみ。

結局病院に行こうがネットで調べようが、自分の体を理解できるのは、他の誰よりも自分しかいない。私は医療を学んで本当にそう思った。

西洋医学批判者とかそんなんじゃない。薬や治療は積極的に受ける気持ちでいるから。

ただ、自分でも曖昧でしか分からない症状を説明したところで医者も困るだろう。かかりつけ医なら違うのかもしれないが…

どうしたら改善するか手探り。
noterさんの記事も参考にさせていただきつつ、私は本日お仕事オフにしてゆるりと過ごしたいです。

と、この記事を書くのに3日もかかってしまった。書き出しは平日の話です。

頂いたサポートは新しい感動を得ることに使わせていただき、こちらにまた書いていきたいと思います。