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36歳から始める本気の英語学習_その1(Google画像検索×Notion)

タイトルの通り、本気の英語学習を始めたので、記録として学習方法を書いてみようと思います。

(まだ明確な成果が出ているわけではないため、これをやれば英語力が伸びる!という記事ではありませんが、悪しからず…)




学習の目的と現在地


【目的】
・ビジネス英会話
・英語読み書き能力の向上
特に会話を重視したい

【現在地(英語力)】
・TOEIC900点ちょっと(15年前)
・英検準一級(20年前)
→数字だけ見ると比較的英語が得意そうに映るかもしれないが、THE・日本人の典型例で「リーディングとライティングが比較的でき、リスニングとスピーキングが絶望的に苦手」だ。特にリスニングが長年の課題。

【補足】私の性格
・期間限定ならコツコツやれる、まめな性格。ただし飽きるとやらない。
・論理的・体系的な理解が好き。逆に納得しないとやる気が出ない。
・人と一緒に何かをするのが苦手。極力一人で行動したい。

……という自分の特性に合わせたオリジナルレシピを考えてみた。だから、下に書く方法を「めんどくさそう」「難しい」と思う人もいるかもしれない。万人受けするかどうかは正直自信がない。



3つの学習方法


自分なりに色々と調べて、「学生だったあの頃ではなく、36歳になった今だからこそできる英語学習」を試してみている。

具体的には、

1.Google画像検索×Notionで単語暗記
2.Etymology(語源学)による単語理解
3.有料動画を使った細かな発音学習

が現時点での学習方法だ。

ざっくりといえば、語彙力の向上と発音の矯正に取り組んでいる。今後4、5……と次の段階もイメージしているけれど、一気に手広くやりすぎると何も達成できない気がするので、今は学習方法を絞っている。

それぞれ、以下に詳しく書いてみたい。



1.Google画像検索×Notionで単語暗記


【使用するツール】
・Google画像検索
・Notion(Mac版)
・英英辞典・英和辞典(「辞書by物書堂」アプリ内で購入)

3つの中で個人的には最も楽しく、即効性があり、「良い!」と思っているのがこの方法。端的に言えば「文字ではなく画像により単語を記憶する」というものだ。

YouTubeで見つけた動画(※最後にリンク貼ります)を参考に、Notionでデータベースを作っている。実際の画面はこんな感じ。

Notionデータベースの作り方など詳しい説明は割愛するが(また機会があれば別記事で)、学習の流れとしては

(1)知らない英単語に出会う(または、言いたい単語を知らなかった)
(2)Google画像検索:イメージで意味を理解
(3)英英辞典で理解を深める(わからなければ英和辞典やネット検索)・発音記号チェック
(4)Notionにページを作る
(5)毎日Notionの画像を見て思い出せるか繰り返しチェック

・・・

実際に「reservoir」という単語を例に、流れを説明してみる。

(1)英語の本を読んでいて出てきたが、意味が全くわからなかった。

そこで
(2)Google画像検索で調べると、以下のような画面が出てきた。

「なるほど、大量の水がある感じらしい。ダムみたいなもの?」程度の理解ができる。

しかしこれだけでは明確にわからないので
(3)英英辞典で調べてみると、

a natural or artificial lake where water is stored before it is taken by pipes to houses, etc.

意味としては概ね理解できた。

1. a natural or artificial lake
2. where water is stored
3. before it is taken by pipes to houses, etc.

lakeであり、waterがstoredであり、housesなどにpipesでつながっている──という3点がポイントのようだ(ルー大柴みたいになってしまった)。

が、ビジネスの場面ではもう少し細かく把握したい。やはり日本語訳も知りたいから英和辞典で調べると「貯水池・貯水槽」と出てきた。

ちなみに辞書アプリは以下です。Mac・iPhone・iPadで使えて便利。

調べるのとほぼ同時に、
(4)Notionページも作成する(ここまででだいたい5分)。発音記号や語源などすべて辞書アプリからコピペ。

※ここで余裕があればChatGPTに例文を作ってもらったりして、理解を深めたい。ただ、Notionページには後から書き込めるので、最初からあまり頑張らないようにしている。空欄も気にしない。必ず入力するのは画像


ここまで終わると、最初に貼ったNotionのGallery(一覧)ページに画像が出現する。

そこで今後は
(5)逆の経過を辿る。つまり「単語から画像」ではなく「画像から単語を思い出す」という過程を毎日なんとなーく繰り返す。

もう一度最初に貼ったものと同じ画像を貼ると、

「reservoir」は右上に表示されている。

このGalleryは上から「インプット中」「思い出せる」「すぐわかる」とグループ分けしてある。

インプット中:画像→英単語 の変換がまだできない。
思い出せる:画像→英単語 の変換が、10秒程度考えれば可能。
すぐわかる:画像→英単語 の変換が、一瞬で可能。

最初は「インプット中」にページを作り、覚えるにつれて下に移動させていく(ドラッグアンドドロップ)。覚えていない単語はいつまでも上に居座っているので嫌でも目に入る。

(※さらに下、画面外に「会話で使える」というグループも用意してあるのだけど、今のところ会話で試す機会がなくて移動できずにいる。)



イメージで記憶を作ろう


この学習方法の肝は「画像を使って覚える」ことだ。この時代だからこそできる学習法で、画期的だなぁと感じている。

「単語をイメージで覚えたほうがよい」という話はよく耳にする。単語帳に自分で絵を書いて覚える人もいるらしい。けれども専門的な単語になるほど絵を描くのが難しく、そこに必要以上に時間がかかってしまう。

画像検索なら、一瞬で絵的な理解ができる。しかも、単語と絵が一対一の対応にならず、ばーっと似たような写真や絵が出てくるので、誤差を含んで意味を得られるのも良い点だ。

自分でオリジナル英単語帳を作っているような感覚で、楽しい。

・・・

もう一つの肝は、最終的に「画像から英単語を連想する」訓練をすること。決して逆ではない

英単語を見て/聞いてなんとなく意味が理解できたとしても、それだけだと「話したい時に単語が出てこない」という壁にぶち当たる──という経験がよくある。

[画像→英単語]という流れは、実際に会話で発言する際の脳の動きに近いのではないだろうか。そして[画像→英単語]ができれば、高い確率で逆、つまり[英単語→画像]もできるはずだ。

例えば「冬瓜(とうがん)」という言葉を聞いたとき、日本人なら大まかな意味がわかるだろう。けれども、実物を見ても、「これは冬瓜だ」と自信を持って言えない人は多いと思う。実物を見て「これは冬瓜だ」と自信満々に言える状態であれば、逆に「冬瓜」と聞いても解像度の高い絵が結べるはずだ。

つまり、絵・画像を見て「これは◯◯だ」といえる状態のほうが、より真の(高度の)理解だ──と私は考えている。

・・・

この方法の最大の欠点は、動詞やフレーズなど抽象的な意味は画像化できない(されていない)こと。今後別の形で補う必要がありそう。



長くなってしまったので、以下の2つは記事を分けて書きます。

2.Etymology(語源学)による単語理解
3.有料動画を使った細かな発音学習


・・・

この「画像検索×Notion」というやり方、以下の動画を参考にアレンジしています。ありがとうございます!

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