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リワークで学んだこと⑤アサーション

Boyaです!

今回紹介するリワークで学んだことはアサーションです。企業研修でも導入している企業もあるようなのでご存知の方もいるかと思います。

僕も大手外資系コンサル会社に勤めていた時にE-learningで学んだような記憶があります。

アサーションとは一言でいえば、自他尊重の交渉術です。これまた専門家ではないのであくまで、僕が学んで解釈したことをツラツラと記載していこうかなと思います。

それでは行きましょう!

アサーションは相手の気持ちをしっかり考えながら、自分の気持ちや考えや信念を、いかにその場にふさわしい方法で伝える交渉術です。

理想論のように聞こえますが、相手の立場をしっかりと理解しつつ、自身の主張も盛り込んでいくためWinWinの関係を意識しています。

アサーションでは自己主張のパターンを3つに分類しています。

自己主張パターン
アグレッシブ(攻撃タイプ)
・ノン・アサーティブ(非主張タイプ)
・アサーティブ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)

1. アグレッシブ(攻撃タイプ)

自己正当化の強い攻撃的なパターンです。

特徴
・思ったことをズバズバ言う
・大声を張り上げて主張が強い
・自分の意志を全うするためであれば、明確な悪意が伴うこともある
。マウンティングしてくる
・精神的に幼い

ジャイアニズムたっぷりな人間ですね(友情に熱い映画版ではないwww)

2. ノン・アサーティブ(非主張タイプ)

何にも言えないタイプですね。

特徴
・自己主張が苦手
・言いたいことが言えない。暗い。物静か。
・遠回しな言い方を好む
・察して欲しい気持ちが強い
・言い訳が口癖になっている

いじめられっ子気質なのかなと思いました。

3. アサーティブ(攻撃的タイプと非主張タイプの黄金比)

特徴
・自分の気持ちを率直に伝えつつ、なおかつ相手の気持ちも考えられる
・場の空気まで重んじる
・適宜表現をチョイスできる
・自他尊重した考えを人に薦められる

空気が読めて自他尊重を意識した言葉のチョイスや説明をできる人です。

非常に理想的ですが、なかなか難しいです。トレードオフになってしまうシチュエーションはよくあると思います。

僕なりに考えたアサーションのポイント

ポイント
・感情的にならない
・相手の主張を冷静に傾聴する
・意見を否定せず自分なりの解釈を伝える
・そういう考え方もあるという意思を伝える
・別な考え方として自分の主張を冷静に順序よく伝える
・お互いの落しどころを相手と一緒に考えて合意する

例題を出してみましょう。
■場面

新しい部署に配属されたばかりで、まだ仕事の内容がわかっていない。あるとき上司から、会議の資料を提出するよう催促された。

■本人の気持ちや今までの背景

上司はふだんヒマそうにしているのに、まだかまだかとウルサイ。こっちは来たばかりで、仕事の内容がわからない。それなのに、ちゃんと教えてもくれず、やればできると言われてもムリなものは無理。

■アサーションを活用した対応

今回の場合は以下のように考えてみました。

期限が切れるまで放置されていないのは言えばやってくれると信じてくれている証拠だ。上司も彼の上司から催促されているみたいだな。何も教えてくれないのは、私を信用してくれていて、まずは見守ってくれているのかもしれない。

私も教えてもらおうとばかりしていて、自分で調べようともしていなかったかな。もう少し自分で調べてより具体的な質問をできるようにして質問してみよう。少しでも上司と話ができる機会をつくって、仕事を教えてもらう努力をしてみよう。

このように自身が自発的に行動できていなかった部分を認め、相手が攻撃してきていると思っていた振る舞いは自身の成長を信じている又は成果を信じていると思うことで、自身の発言や振る舞いが変化します。それを感じた相手は自身に対して安心感や信用を抱くことで少しずつ相手の振る舞いも変わってきます。

アサーションは正直完璧に使いこなすには難しいです。攻撃的又は卑屈にならないように感情をコントロールしつつ、こちらの感情を伝え主張をするには慣れが必要です。

僕もまだまだアサーションを使いこなすことが出来ていませんが、アサーティブ(自他尊重)に会話するように意識しています。

アサーティブを意識することで少しずつ人間関係が変化してきます。攻撃的だと思われてた人は最初はなにか裏があるのか?と思われたりしてもやり続けることで変わったと思われます。

逆もまた然り。卑屈だった人が感情的にならずに冷静に自分の主張をし続けると、「こいつこんなに自信ある奴だったっけ?」と見方を変えてきます。

人間関係が変わるということは付き合い方や付き合う人も変化していきます。アサーションは人間関係を再構築キッカケにもなり得るのかなと思いました。

是非興味を持たれた方は勉強してみてください。僕も含めなかなかこれができている人は少ないため、出来るようになると会社でもかなり重宝されるのでないでしょうか。

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