自称自作トランプゲーム『トランゴ』について
ゲーム概要
3×3の範囲で行う、トランプを使った陣取りビンゴゲーム。
プレイ人数…2人
プレイヤー…トランプを理解できる世界中の老若男女
用意するもの…トランプ
(ジョーカー2枚含めた54枚一キット)
準備
・カードをよく切って、裏返しに山積みにする
・赤プレイヤーと黒プレイヤーに分かれる
ゲームの流れ
①先行後攻を決める。
②先行は山札から一番上のカードを一枚引き、好きな場所に置く。
置ける場所は、山札の周囲8箇所の中で、まだカードの置かれていない場所、もしくは、引いたカードより小さい数のカードの上。(例えば黒のジャックを引いたら、赤黒1〜10の上に置ける)
なお、カードは何枚でも重ねることができる。
※なお、ローカルルールとして、重ねられる枚数は3枚までなど、制限をかけても良い
これを交互に繰り返し、山札の周囲8箇所が全て埋まった状態で、引いたカードを山札の上に置くとフィニッシュ(3×3の魔法陣が完成する)
仮に周囲が全て埋まっていても、重ねられる場所があれば続けても構わない。
フィニッシュした段階で点数計算をする。
同じ色が、縦横斜めのいずれかに3枚並ぶとビンゴとなり、1ビンゴにつき、その色のプレイヤーが1点獲得する。また、色だけでなく、マークまで一致していた場合、1ビンゴで3点になる。
上の写真の場合、黒チームが1ビンゴで一点、赤チームは2ビンゴで、うち一つはマーク♦️まで一致しているため、1+3で4点獲得する。
これを一ラウンドとして、一度使ったカードは除外し、山札にある残りのカードで2ラウンドを始める。
最終的に山札が無くなるまで続ける(これにより、出る確率が均等になる)
作者の経験上、3ラウンドの途中で終わることが多い。
なお、最終ラウンドで、場に9枚のカードが出揃う前に終わることがある。その場合、最後の一枚を置いた時点でゲーム終了、得点計算が行われる
各ラウンドごとの点数を合計し、最終的に得点の高い方が勝利!
ジョーカーの効果
ジョーカーを引いたプレイヤーは、既に引かれて場に置かれているカードを一枚、好きな場所に動かせる。
同じ人がジョーカーを2枚とも引くこともある。もちろん、ラウンドの一番最初に引いても、何も意味がない。(動かせるカードが一枚もないため)
代表的な使い方
・相手のキングを自分のカードや相手の色の弱いカードで上書きする
・自分のカードの領域を広げる
・空白を埋めて決着を早める、あるいは空白を作り、勝負を延ばすなど
有効な戦略
・基本はビンゴゲームなので、角に、上書きされにくい、数字の大きなカードを置くのが強い
・カードの引きが悪くても、ダメージを最低限にして負けることで、そのラウンドで相手に強いカードを消費させる
・なんといっても同じマークで揃えて3点は、通常のビンゴ3つ分に匹敵するためかなり強い。積極的に狙えばプレッシャーをかけられる。
逆に、相手の強いカードを引いてしまった場合でも、相手の揃っている絵柄を上書きすることで3点を邪魔することも有効
・残りカードが少ない最終ラウンドでは、早めにビンゴを作って置くのが良い
最後に:このゲームの特徴
・ルールがシンプルですぐにできる
・2人でできる
・黙ってできる
・トランプさえあればできる、無くても百均でも買える
・それゆえに金にならない。ライセンスも取れない、収益化もできない。そもそも本当に発明者なのかも分からない(多分違う)
・好き勝手にローカルルールを作って遊んで良い
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