メタバース「を使用した」高校
うぉううぉうTinkeです。
最近、また議論を沸きあげそうな話題が出てきたので、今回この記事を書くことにしました~。
急に入りますが、私がX(旧Twitter)のタイムラインを見ていると、こんな記事が…
と言う感じに、こういう記事が私の目に入ってきました。
おや?おやおや?と思い見て見ると、アバターが良くVRSNSで使われている物じゃないですかと。
見た目的には「これめっちゃいいじゃん!」とか、「ネカマしかいなさそうでワロタ」って思う人が大半だと思いますが、自分の第一印象としては、「ちょっとしたネットトラブルを引き起こす可能性があるんじゃないか?」
と考えました。
じこしょうかい
まずちょっとした自己紹介から、私はVRSNS・メタバースと言われているコンテンツを6年以上やっている中学生三年生です。(当時人気だったミライアカリのVRChat動画を見て始めました)
実は、自分も高校の進路関係を調べる時期でしたので、この話(メタバースを利用した通信制高校があること)は前から知っていました。
ただ、これを見てずっと感じていたのは、「全ての授業をメタバース内で行われるのか?」、もしくは「部分的に使用されるのか?」と言う事を考えていました。
で、今回のプレスリリースが出てきたので、さらに調べて見よう!と思い、+思ったことを記事にすることにしました。
それでは本題に移りましょう。
1.メタバースを利用する = ?
まず、この画像を見て見ましょう。
最初に見たとき、
あれ…これって大丈夫なのかな…
と言う感情も抱きました。
なぜか、それは、
使用されているのが「メタバース」であること自体に少し懸念を感じたからです。
まず、みなさんに聞きますが、みなさんが抱いているメタバースというのは何でしょうか…
これでしょうか?やっぱりこういうのを描いている人は一定数いるでしょう。ただ、これは今回の話とは違います。
(この後結構説明が長いので、ちょっと見て「もう知ってるよ!」とか考えている方は飛ばしてどうぞ)
今回の話に関わるのはこういうのです。
はい、これです。これがメタバースです。
私はこの2つのアバターを使用しています。
はい。
はい。
うん。
皆さんはどんな感情を抱きましたか?
「お前中学生なのにネカマなのかw?」
「お、そうだな。」
等々…
と抱くんじゃないかな~と、勝手に予想させていただきます。
という訳で、今回はこのアバターたちにまつわることから話させていただきます。
私が想像しているメタバースでは何が起きているか、記事からとあるリプライを引用させていただきます。
はい、そういう事です。
ネカマがネカマを誘う地獄絵図が見える見えるなんですよ。
と言ってもそれは性の多様性と言うよりも、娯楽に近いものなんですが、
よくあるんです。お砂糖(男性と女性同士、男性と男性同士、女性と女性同士が、恋愛関係になること)とか、お塩(離婚と同じ)とか。VRSNSではこういうことなどは起きているんですよね。
(ただ今回の記事は高校でメタバースを活用するという事だけなので、今回はこのことはあんまり関係ありません)
それでは最初に、Xで言われている「ネカマ」という定義にも探ってみましょう。
「インターネットの匿名性を利用して女性を装う事」、「犯罪に及ぶこと…」などなど、色々ネガティブな事が書かれていますよね。
ただ続きを見ると、
あ、もう説明してくれてますね。
というわけで、メタバースで言う、「オカマ」と言うのは若干違うんですよね。
どちらかと言うと、私の場合は「他人と合わせている、場をわきまえている」と言うのが答えでしょうか。
自分は基本的に、メタバース(VRChat)では
こういうアバターを使用しています。これは、「Butter」です。Avatarならぬ、「Abutter」です。これはよく使用しています。
ただし、私はこういうアバターも使用します、
これは一部の場所で使っているアバターです。美少女ですね。
あれ?
私はネカマなのか????と。
先ほどの定義では、
と書いてありましたが、私はどちらも使用しています。
で、付属情報も付けますが、私は実を言うとどちらのアバターでも女性を装ってはいません(完全には)。
そもそも、VRSNSなどで、一般的に定義されている、ネカマをやるというのは少々難しいものなのです。(そもそもする必要がない)
まずVRSNSでは、ほとんど「チャット」と言う物を使用しないで、ボイスコミュニケーションがほとんどです。(筆談を使用したり、コンテンツにあるチャットを使用することもありますが、それも結構めんどくさい。)
「ボイチェンとか、最近話題のRVC (Retriveal-based-Voice-Conversion、AIボイチェン)とか使えば余裕じゃない?」
とか思う人もいると思いますが、まぁまぁ違和感は感じれます。ただ、例外として、確実に女性を演じれるのは、「両生類(ボイストレーニングを重ねてきた強者)」と言われている人たちはできます。
そして、私なりの主観ですが、一般的に定義されている「ネカマ」を演じる人は感覚としては殆どいません。
ここで、バーチャル美少女ねむ氏が提示した「ソーシャルVRライフスタイル調査2023」を引用させていただきます。
調査によると、「単にアバターの外見が好みであるため、より自分を表現しやすい、またはコミュニケーションしやすいから」など、
犯罪行為目的に美少女アバターを使用する人は実は多くないのです。(むしろ少数派)
私もどちらかと言うと、単にアバターの外見が好み、コミュニケーションの円滑さの理由から使用しています。
この動きって言うのはねむ氏が二年間調査した中で劇的な変化はないのです。
そう、つまりは、一般的に定義されている「ネカマ」と言うのはメタバース内では少数派なのです。
普通に美少女アバターで男性がしゃべっている状況ができているのです。
だから、今回の記事で抱くべき感覚と言うのは、
これじゃなくて、
こういうことになるべきだよってこと!!!!!
あと、普通にアバターを選ぶのは自由だと思うので、男性を選ぶのもよしだし、動物とか、性別が定まっていないアバターを使用する事もできるので、普通に自分の容姿にコンプレックスを抱えている人には、このメタバースの通信制は結構いいのかもしれません。
というわけで偏見を除ぞいてもらえたでしょうか…(別に持ってていいんだけど)
という訳で同じ視点に立てたと思うので、話を続けていきましょう。
つまり、メタバースを利用する =、
自分のコンプレックスを気にせずに、授業や学習に勤しむことができる。
というわけです。
しかしながら、使用する上で私が危惧してるのは、アバターを使用する自体です。
VRSNSでは、「Just」という、バーチャル上で性的行為をする人がいます。
これは、VRSNSが存在している上である物です。(実はVRChatでは利用規約で公共で使用することは許されていない)
今回の高校で使用されるメタバースプラットフォームは限定的な場所で使用されると思いますが、この機会で、VRSNSなどを初めて、意図しない未成年淫行や、現実でのトラブルにつながってしまうのではないかなぁと、勝手に想像しています。
(別に高校でも同じようなトラブルが起きてしまうが)
私的な事になりますが、私が、VRSNSで2つのアバターを使い分けているのは、
上記のような理由があるためです。
普段は自分に対して恋愛感情を抱きずらくするために、「バター」のアバターに、コミュニケーションをしやすくする際に、「セフィラちゃん」のアバターを使用するなど、自分は用途別に分けて使用しています。
と言う感じに、メタバースを理解すると、自分の「自己防衛をする能力」が身についてきました。
2.VRSNS(メタバース)は面白い、じゃあ高校で使うとなると?
じゃあ、このようなメタバースを使用し、高校で使用するとどのような効果が見込めるのでしょうか?
まずメリットから、
プレスリリースから引用すると、
そうですね、見た目のコンプレックスなどでコミュニケーションがしずらくても、VRSNS(メタバース)内ではしやすいことがあります。実際にそういう人も見かけたことがあります。
私も、この見た目のコンプレックス・だらしなさを気にせずに会話できるという環境は、現実の高校よりも優れているのではないかとは考えています。
そして次、
結構、VRSNS等ではUnityなどのゲームエンジンを触る機会が結構あります。アバターを作成する際に、SDKを使用したり、自分でVRSNS内でワールドを作成したりする際に、C#を使用したりすることができます。
ですので、VRSNSにいるだけで、ITエンジニアや、プログラマーなどの技術系の進路を考えている人にはもってこいの勉強する動機ができやすいです。
その動機をうまく使用し、将来の職業の幅を広げれるのもメタバースを使用する利点だと思います。
じゃあデメリットは?
はい、あると思います。
デメリットとしては、「VR酔い」、「VRヘッドセットによる疲れ」があると思います。
VR酔いは、最近酔い止め薬などが開発されているみたいですが、このVR酔いは3D酔いと同じものなので、最初は慣れるのが難しいです。(これで諦めてしまう人もわずかにいます。)
また、スペック不足によるフレームレートが低く、酔いを引き起こしやすい環境を作ってしまうかもしれません。
記事に出ている勇志国際高等学校ではPCの配布とVR機器の配布があるようですが、そのPCのスペックによれば、カクカクのまま授業を受けてしまうことも考えられます。
フレームレートが低いと、酔わない人でも酔いやすくなってしまいます。なので、それらの配慮等はどうするのだろうと、私は考えていますね~…
次に、「VRヘッドセットの疲れ」、これはおそらくずっと着用するわけではないと思いますが、最初は慣れない人が多いかもしれないです。
おそらく高校で配布されるVRヘッドセットの「Oculus Quest 2」はバンドを含めて
515gほど、まだどんなヘッドセットよりかは軽いかもしれませんが、最初は慣れないものです。長時間つけると結構首が痛くなります。
このように、デメリットもメリットもありますが、デメリットは殆ど、VRSNSをやる際に私の感じた事なので、ほぼ教育的な面からみるとメリットがほとんどだと思います。
実際に「学生の教育」として使うなら、上記の評価になりますが、
VRC私立学園というのがある
実は、有志の方がVRChat内で「私立VRC学園」という、文部科学省等が認めているわけではありませんが、VRChat内でVRChatで利用できる技術を講師の方が授業してくれたりしてくれる「イベント」があります。
これは年齢等関係なく、VRヘッドセットさえあれば誰でも参加を申し込むことができます。
ですが、これはあくまでイベントのため、「高卒資格が取れる!」とかではありません。ですが、もしあなたがメタバースでの教育に興味があるのであれば、VRSNSを知る+どのように授業するのかを自分自身で追体験できると思います。
3.中学生視点からの個人的な意見
ぶっちゃけ、「普通の」中学生は、ただの全日制の高校に行くべきだと思います。
ただ、不登校や、何かしら学校でなじめなかった中学生は行っても良いと思います。メタバースを使用し、コンプレックスを解消することはとても良い発想だと私は思っています。
まぁ、自分はVRSNSを6年やっているとは言え、かわいいアバターに囲まれながら学習することは望んでいないので、私は全日制の高校に行きます…
4.まとめ
このメタバースを使用した取り組みは、極めて先進的で良いもので、今後も活用した実用例が出ることを望んでいます。
私の私情を挟むとするなら、
「かわいいアバター」の許容範囲ってどれくらいなんだろうか…
もしかして、肌を過度に露出した物も使用していいn!?
以上、Tinkeでした。
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