見出し画像

見知らぬ土地での助け手

僕たちは若い夫婦が運営する小さなゲストハウスに泊まった。 人柄も、価格も、施設もベリーグッドだった。

僕たちは青島を観光したら、その次は北京に行く予定だった。しかし、青島から直接北京に行くよりも、徳州という都市に行き、そこで北京行きのチケットを新しく購入した方が安いという話を聞き、大して考えもせずに徳州に行くことにした。

チケット購入までは良かったのだが、気が付いたら残金が62元(千円?)しかなかった。 徳州行きの汽車は翌朝だったため、ゲストハウスでもう1泊しなきゃだめなのに、お金が足らなかった。しかし、ゲストハウスのオーナーは、1人当たり40元(600円)のところを、特別に2人合わせて60元にしてくれ、お腹が空いた僕たちのために夕食までごちそうしてくれた。 どれだけ感謝だったことか…

“見知らぬ土地での ‘助けの手’は砂漠で出会う水のようだ”

僕たちは両替できないまま汽車に乗ったが、心配には至らなかった。汽車の時間が4時間と聞いていたので、徳洲に到着してすぐに両替すれば何の問題もないと思っていたからだ。

“人生は思い通りにはいかない”

4時間と思っていた汽車は8時間後に徳州駅に到着した。外は既に真っ暗... 金はないわ... お腹はすいたわ··· ここがどこだかまったく分からないわ...

“かなり寒いけど、今日は野宿するしかないのかな...”

予期せぬ状況に遭遇すると正直戸惑います。しかし、どんな状況の中にあっても希望を持って生きよう!

to be continue

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?