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30代独身で約10年間勤めた会社を辞めた②

前回に引き続きお送りします。

第二回目、転職を考えるわたし

アパレルの仕事や店長業務内容はまた別記事で書こうと思うのですが
とにかくなかなか膨大な仕事量でした。
もちろんやりがいはあるのでこの経験は今でも良かったと心から思えます。
1つのお店だけだと専念出来ますがそれでも正直、時間が足りない日が多かったです。
にも関わらず単純な話、2店舗分の店長業務をこなすとなると以前の倍の仕事量になるのでお疲れモード突入。
これらは分かった上で昇進したわけですが、手当もカケラほどしかUPしなかったので仕事量に見合っていないと不満を感じてしまいました。
ここで後先考えずに動く無鉄砲な自分に後悔をします。
ポジティブに考えるとお金ではなく経験値を稼いだイメージです。

さらなるストレスに気づく

人の動かし方や、良い意味で手を抜くことを覚えていくことで上手く仕事量の不満解消に繋がっていきましたが
何よりも私のストレスのとどめつけは幸いにも今までにあまり経験のなかったスタッフトラブルでした。
元々、人に興味がなく適度な距離を保ちたいタイプなので一人一人の人間性に向き合うのがしんどかったです。

自分の管理する店舗が拡大したことをきっかけに立場上、人間関係の仲裁に入る頻度が増えていきました。
休日もお構いなしにトラブルがあれば出動です。

なぜ仲裁に入るのか?
解決しないとお店が回らなくなり仕舞いにはボイコットされた店長もいました。(このボイコットは他にも原因がありましたが)
だからといって全てお人好し対応ではなく冷静に第三者目線で時には厳しい言葉もかけなければいけません。泣き喚かれたり逆ギレされた暁には精神が擦り減ります。
様々な人間模様はまた別記事で書きますね。

コロナ禍突入で転職断念

節目である30代へ突入する前に20代でとっとと辞めてやる!!と心に決めたのですがコロナ禍突入で世の中は就職困難の状況。
色々不満を覚えていましたが今は耐えなきゃと転職を断念しました。

ストレス爆発で体調不良が増える

追い討ちをかけるかのようにSOSのサイレンが鳴ります。
とある日からエリアマネージャーが変わり、悪い人ではないのですが理想論押し付けタイプで粗探しが得意のようで折りが合わず。
自分の慕っていた上司の偉大さに気づいてなんとなく自分は尊敬できる人についていきたいと思うタイプなのかなと。いわゆる組織のNo.2ポジションでいたいのです。
店舗拡大で未経験新人スタッフのみしかいない新店舗運営を任された日からは数字でしか評価されず無理難題を強いられ疲れ果てていました。
仕事中に初めて目眩を起こしたり慢性的に扁桃炎を繰り返し突然涙が出たりとさらに危機を感じました。

第三回目、転職を考えるわたし
ついに退職を決意した日

なんだかんだで長く勤めた会社なので辞める寂しさと何よりアラサー独身で辞めてこれからどうするんだ!?と葛藤して退職を伝えるのにとても勇気が入りました。
周りからも辞めるのは勿体ない!と言われる事もありましたが自分の事は自分で守らなきゃと。

意気地なしの日々が続きましたが、勝手に期限を設けて私の場合は30歳の誕生日を迎える前に退職を伝えると決意してようやく伝えることが出来ました。
伝えた日は心がとても軽くなり飛び跳ねる勢いで帰宅したのを覚えています。笑

退職日は新店舗オープン1周年を迎えた日=丸1年の実績を作って退職したいとお話しました。

ここから退職への少し長めのカウントダウンが始まります。

続く

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