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30代独身で約10年間勤めた会社を辞めた(終)
前回に引き続きお送りします。
部下達の熱い思い
主軸のお店は新人スタッフの集まりでしたが
無理難題によくついてきてくれてきちんと結果を出してくれました。
正直、自分の仕事に対するやり方考え方とは違う方針に従わないといけなかったのでそれを汲み取って自分なりの言葉で指導という難しさで頭を抱えましたが、まずは口だけの店長にはならないよう自分がお手本を見せるをモットーにそれぞれの個性を活かせる環境作りを心掛けました。
「来年のバーゲンではこういう対策をしたいです!」と提案してくれた時は
私はもういないんだ…と心が痛かった事を覚えています。
彼女達は自分の退職をまだ知りませんでしたので。
退職を告げていく
カウントダウンが迫りゆく中で他店スタッフも含めて徐々に自分の退職を告げていきます。
すると途端に次々と退職希望者が続出。
待って待って!あなた達が辞めたら後任者がいなくなって私が辞めれない!と焦りました。笑
大半は自分に負担が回ってくるのが嫌で大騒ぎしていただけでしたが。
先に辞めたもん勝ちのような雰囲気にもなっていました。
そして何よりも新店舗スタッフ達が本当に退職することになる事態になり、オープニングスタッフが全滅するという事件となりました。
結局退職日が先延ばし
自分の後任探しに時間がかかったのもありますが
オープニングスタッフの退職申出で一部は先に見送る羽目になってしまいました。
全員、表沙汰は何かと理由をつけていましたが
本心は私がいなくなるから辞めると言われ言葉が見つからなかったのが原因です。
もっと言葉巧みに自分本意で操れば先延ばしにならずに済んだのですが。
そしてなんとか無事に退職
やっと自分の後任者が異動してきて引き継ぎが始まり退職への本当のカウントダウンに突入することが出来ました。
後任者関係なしにとっとと辞めることも本来は出来ますが社風もあり難しいのが現実。
SALE時期の退職は避けるように言われていました。
ボーナス支給月=SALE時期だったのでボーナス支給月に退職しているスタッフは聞いたことがありませんでした。
会社側からの提案は退職を少し先伸ばしにする代わりにSALE月へ差し掛かるが有給休暇消化してもらいそのままボーナス支給して退職はどうかと提案され過去の事例を覆すことが出来ました。
退職理由をまとめると
上司が変わってから自分の思い描くお店作りが出来なくなり、やりがいを失ったこと。
組織に属しているので仕方ないのですが。
そして女の感情的なトラブルは大変で仲裁役はもう懲り懲りです。
ただこれまでの約10年間は自分の財産に等しい価値になったと思います。
ここからアラサーの転職活動やライフスタイルの変化への葛藤で心が忙しくなっていきます。
長々と綴りましたが今後、別記事でアパレルの仕事内容の経験談や女の感情的な数多くのトラブルストーリーを披露していきたいと思っています🥺
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