見出し画像

文学的心理テスト

2021年10月19日

今、ちょっと急いでパソコンで日記書いてしまおうと、慌ててnoteのサイトを開いたつもりが「日産ノート」のサイトを開いてしまって画面に車が出てきてさらに慌てていました(笑)

慌てているのは帰る時間まであと15分の間に書けるところまで書こうとしているからなんですね(笑)
慌てると余計時間がかかることがあるので気を付けましょう。

さて、昨日、私の大好きな岸田奈美さんの【『傘のさし方がわからない』出版記念トークイベント】にオンラインで参加したのですが、期待通りホントに面白かったです。
彼女はご自分でも話が長くなると言いますが、その長い話が面白いし、彼女の視点が私は面白いなぁって思うことがよくあるんですね。
昨日はいろんな話や質疑応答など、あっという間に時間が過ぎてしまいまいした。
いつか、オフラインでの講演会などに参加してみたいし、岸田さんにも実際にお会いしたいなぁって思ってます。

そんな彼女の昨日のお話の中で、信じるも信じないもあなた次第的な「文学的心理テスト」なるものをネタにされていたのですが、ちょっと嬉しい結果だったのでメモ代わりにここに書き留めておきますね。
「面白さ」って人によって違うもので、面白いなと感じるのが右脳で感じる人と左脳で感じる人がいるということで、自分はどっちなのかテストって感じです。
もちろん岸田さん自身も医学的根拠がないことはわかったうえでお話されていたので、ちょっとしたゲームとして話していました。

まず、お祈りする感じで手を組みます。その時どちらの親指が下になっていますか?
右の親指が下の人・・・インプットが右脳
左の親指が下の人・・・インプットが左脳
インプットが右脳の人は、絵や想像力が必要なもの、抽象的なものを面白いと感じるそうです。
インプットが左脳の人は、数値、論理的なものロジカル的なものを面白いと感じるそうです。

そして次に、腕を組んでみて下さい。どちらの腕が下になっていますか?
右腕が下の人・・・アウトプットが右脳
左腕が下の人・・・アウトプットが左脳
だそうです。
アウトプットが右脳の人は抽象的にしか表現できないらしいです(笑)
左脳の人は理論立てて説明できるそうです。

で、私の結果は…
インプットが右脳、アウトプットが左脳
でした。(以降、右左脳とします)
この右左脳の人はエッセイを書いたり人に小話するのが上手い人だそうです。そして岸田さんも右左脳!やったーー!なんか嬉しい(笑)
右左脳の人は、なんとなく面白いなと感じた抽象的なことを上手く言葉にして伝えることができるらしいので、右左脳の人は今すぐペンを取って書き始めましょうって言ってました(笑)。

これに対して、
左左脳の人は…面白くない人だそうです(笑)
つまり論理的に捉えたものを論理的に伝えるのでつまらないと(笑)真面目だねーとか言われがちですが、誰よりも知的好奇心を探れる探求的な面白さを持ってるそうです。わかりやすく説明できるので説明書とか書くのに向いているそうです。

左右脳の人は…自殺率が一番高いとか(汗)
どうもジレンマに苦しむらしいです。
例えば映画とか観て伏線の張り方が素晴らしいとか論理的に解釈して面白いなーって思ってるのに、それを人に伝えようとすると「ヤバい!」とかしか出てこなくて…ってことらしいです。
頭の中で面白いと思ってることを言葉にできない…って、確かにツラそうです。
でも完璧に伝えなくても70〜80%くらいでいいと思えばいいそうです。参考までに(笑)

そして右右脳の人は…一番人数が少ないらしく天才だそうです(笑)
ぐちゃぐちゃーって思ってることをぐちゃぐちゃーって伝えるそうで、生きてるだけで面白いそうです(笑)
天然だねって言われがちで、笑われる人生を楽しめばいいそうです(笑)

どうでした?
私は岸田さんと同じってことで喜んではいますが、実は内心「そーかなー?」とか思ってます。抽象的なことを面白いって思うのは確かにそうだと思うんですが、それを伝えるのが上手いとは思ったことはないんですよね…。
でも、素質はあるようなので精進します(笑)

岸田さんがこのゲームのような心理テストを話題に出したのは、つまり、面白いと思うことも人それぞれ、それの伝え方も人それぞれってこと。
岸田さんは「あかんこと」を笑いに変えて伝えることで「あかんこと」を昇華させてるんだろうけど、それは岸田さんだから。
左左脳の人がそれをマネしてやろうとしても上手くいかないだろうからその人はその人なりにアウトプットしていけばいい…ということを言いたかったんだと思います。
…というか、多分そう言ってました。

岸田さんって、こういういわゆる「みんな違ってみんないい」みたいな話を、なんかそんな薄っぺらい(お口が悪い笑)言葉じゃなくて、ホントに上手く言葉にしてくれるなーっていつも思うんです。
多様性とかダイバーシティとか言われるけど、実際に自分の周りにいろんなタイプの人がいるか?っていうと、実はそんなにいなくて、なかなかリアルに体験できないから結局理想論みたいな感じになってしまうんですよね。
だから、「みんな違ってみんないい」なんて言っても言葉にリアルさが感じられなくて薄っぺらい感じになるのかなー…って。
岸田さんはたまたまお母さんが車椅子で、たまたま弟さんがダウン症で…岸田さんはそれをホントに「たまたま」ってよく言っているんですね。そういうことをすごくフラットに捉えられる人で、自分がそう考えられるか…って言われると多分難しい。(理想論はいくらでも言えるけど)

だからいつも岸田さんの文章を読むと「なるほど」と思うと同時に、「あー、それでいいのかー」ってちょっと気持ちが軽くなる。

笑いを織り交ぜながら彼女ならではの視点で綴られるエッセイが、私はホントに大好きです。

まだ読んだことない方…
ぜひ手に取ってみてください。

オススメです♪


では、また明日。


《ダイエット141日目…今日の増減》
昨日より− 0.2キロ
初日より−2.4キロ

“毎日note“1日も欠かさず継続中です♪ サポートしていただけたら励みになります♡