悪口を言われている人へ
悪口を言われるということは、あなたがその人よりも幸せだからです。その人はあなたに嫉妬しているのです。
私たちは自分よりも不幸な人の悪口などまず言いません。自分よりも少し幸せそうな人、そう、比較可能な人に嫉妬し、悪口を言うのです。自分と全くレベルの違う幸せな人、比較対象にならない立場の人には嫉妬しないし、それほど悪口を言いません。そうです、相手の存在で自分の影が薄くなるのではないかという恐れが嫉妬となり、悪口になります。
そういう意味で、悪口を言う人はかわいそうなのです。今の自分と今の幸せに感謝できず、恐れる必要のないことに恐れ、嫉妬することによって惨めになり、悪口を言うことで自己評価と周りからの評価を低くしているのです。そしてそこからなかなか抜け出せないているのです。ホントかわいそうです。
ですから、もしあなたが悪口を言われているなら、私は恵まれているのだ!幸せなのだ!と感謝しましょう。
決して悪口に乗せられて、いちいち反応してはなりません。相手の思うツボになるだけです。
あなたに嫉妬している人の悪口は意外と当たっていることがあるので、その悪口を敢えて感謝し、自分の成長に繋げる努力をしましょう。
このように悪口は決してあなたを傷つけるものではありません。あなたが反応するので傷ついてしまうのです。
悪口はあなたが恵まれている証拠です、そして悪口はあなたをより良く成長させてくれるカンフル剤です。
***参照聖句***
人の語るすべての事に心をとめてはならない。これはあなたが、自分のしもべのあなたをのろう言葉を聞かないためである。 あなたもまた、しばしば他人をのろったのを自分の心に知っているからである。伝道の書 7章21-22節