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あぁ、公立小学校…!

我が家は、小6男子・小5女子・小1男子の3きょうだい。
毎日、大体20:00~が勉強の時間です。

その勉強タイムでよく聞こえてくるのが、

「なんでこんなに知ってる漢字何回も書くの~?」
「もうこんなたし算分かるよ」
「全部覚えてるのに、また書くのめんどくさっ」

という言葉。

子供達のこういう言葉を聞く度に、私が小学生だった約30年前と変わらず、小学校は今も、漢字(小1は今、カタカナとひらがな)を何度も書かせて、既に理解している計算を何度も何度も宿題に出すのかぁと、私まで悶々とした気持ちになります。

子供達が小学校に通うようになって、つくづく思うのは、公立の時代遅れ感…全然アップデートされてないなと思います。

先日、こんな番組を見たんですが、そりゃ今の学校のシステムだと、勉強つまらないって子供多いだろうなぁ。

全然分からない子は分からないまま、分かる子は知ってることばかりでつまらない、という大多数の子供達にとってデメリットの多いシステムになってるように感じます。なんというか、ぼんやり真ん中あたりのレベルに照準を合わせた授業になっていて、分からない子を手厚くサポートすることもないし、逆に、分かる子を伸ばしてあげるサポートもない。日本社会の平等悪みたいなものが、はびこっている感じ。

定期的にテストをして理解度をはかり、その結果に応じて課題を与えたり、習熟度別にクラス分けして進行速度に変化をつける。タブレットに、習熟度に応じた問題を出して、自然とレベルアップできる(RISUのような)教材を入れて、それを活用する。‥なんて、いろいろできることはあると思うんですが。

先月、分散登校で、自宅学習の日はタブレットを使っていたのですが、その内容は、先生が課題プリントを写メでパシャッと撮影し、子供はそれに画面上で書き込むというもの。これってICT?そんなんやったら、タブレットにペンで書きにくそうやし、プリント配ったほうが早くない??

なんだかいろいろ思った分散登校…。

不登校児が過去最多という記事もあるし、もう公立の学校教育が時代からずれまくり、限界に来ているのではないのかな?コロナ禍で、日本がいろんなところで世界から遅れていることが浮き彫りになりましたが、教育もしかり。すぐになにかが変わることが期待できない以上、今後はますます公立の学校以外での学習が進んでいくのでは?と思います。

公立の学校で、ある程度の学力を維持しようと思ったら、私立に進学するのと同じくらい、学校以外の場所でのサポートが必要になり、お金がかかるかもという気もします。教育がこういう状況じゃ、給与が下がり続けている日本では、少子化に歯止めはかからないだろうなぁ。


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