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幼児におすすめ絵本「おでんさむらい」

今回おすすめの絵本は時代物の「おでんさむらい」。

時代物と言っても全然堅苦しくなく、子供にも身近なおでんがテーマというおもしろい作品。主人公はさむらいのひらた・おでんとお供のかぶとむし(なぜか?)のかぶへい。

このかぶへい、見た目通りガッツリかぶとむしで、時々ぶーんと飛んでいきます。そのくせ、布団で寝ていたりと虫なんだか人なんだかよく分からない生き物。(そこがいいけど!)

ユニークなこの二人のコンビが、途中で出会う悪者たちを退治していくというストーリー。

時代劇は子供によっては好みが別れるかもしれませんが、もし気に入れば、シリーズで他にもあります。我が家は全部読みました。どれもいいけど、一番は「こぶまきのまき」のからかさおばけが酔っ払いにからまれる話かな。おばけなのに、おばあちゃんを思う優しい心にじんわり来ます...。

個人的には続編が出てほしいくらい好きなんですが…。
かぶへいのライバルでくわのすけが現れたりなんて。

そうそう、おでんざむらいとおみっちゃんという女の子のかわいい恋心もちらっと描かれていて、ほんわかします。今は夏ですが、冬に読むとおでんが食べたくなるかも!?

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