野毛・ブラッスリーピガール

コロナ騒ぎですっかり観光客がまばらな横浜。山手は西洋館が軒並み閉鎖、横浜美術館をはじめとする美術館も閉鎖。赤レンガ倉庫のパンフェスも中止。元町や中華街の飲食店に勤める知り合いに聞くと売上は昨年の半分以下まで落ち込んでいるとか。中華街の名店、萬珍樓や招福門はしばらく休業をするそう。

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野毛も例外ではなく、やはりひと気が少ないように思えました。

もうすぐ3.11。なかなか東北まで足を運べないなら、せめて食べて応援しよう！と兄が経営する野毛のブラッスリーピガール へ。
三陸産牡蠣のグラタンがふっくらクリーミーでめっちゃ美味しかったです。東北の料理を食べれば飲食店さんも三陸の生産者さんも喜び一石二鳥。

愛媛県産真鯛のカルパッチョと炙り真鯛の茶漬け、宇和島風。カルパッチョはトマトをくるんと包んでいただくと甘酸っぱいトマトの風味が真鯛に絡んで美味。炙り真鯛はカリッと香ばしい真鯛の皮とふっくらした身の食感が楽しく、甘めのタレがしみて美味しかったです。

私は生まれも育ちも横浜なので、横浜を盛り上げたい、という気持ちが根底にあります。こんな寂しい横浜は東日本大震災以来でやりきれない気持ちでいっぱいです。

飲食店が苦しいと、食材を卸す卸問屋さんもその先の農家さんや漁師さん、酪農家さんなど生産者さんも苦しくなる。なんとかならぬものか。こんなご時世なので無理にとは言いません。もしピンピン健康でむしろ免疫力つけに美味しい料理を食べたいという方はぜひ野毛のブラッスリーピガール に遊びに来てください。滋味溢れるお料理で元気になっていただけると嬉しいです。

横浜市中区宮川町2-48
ブラッスリーピガール

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