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将来の不安に対処する方法

シンママでなくても、将来の不安はつきないかもしれません。新型コロナでさらに先行き不透明になってしまったので、不安が増幅している方もお見えかも知れません。そんな方に、不安に対処する方法をお伝えしたいと思います。多くは私独自の考えですので、ひょっとしたら的はずれな部分があるかもしれませんが、少しでも不安解消のお手伝いになれば幸いです。

不安が不安を呼ぶ

人間、漠然としたものには不安を持つ傾向があると思います。見えないから不安になるといったところでしょうか。

ですので、まず「不安の見える化」をやってみましょう。紙を一枚用意して、そこに不安と思う感情を書き出してみましょう。「先が見えない」「お金がない」「独りぼっちでつらい」等、思いついたことでいいので、とにかく思いついただけ書いてみましょう。

そして、書いた紙を一度伏せて、紙の存在を忘れてしまいます。出来たら、一日以上忘れましょう。しばらく経って、気持ちが比較的落ち着いている時に、その紙を眺めてみます。ポイントは「他人が書いたメモ」と思い込んで読むことです。決して、自分が書いたものと思ってはいけません。

そして、何か気がついたことを赤ペン等の違う色で書き込んでみて下さい。きっと「なんでこんなこと考えてたの?」と思うものが出てくると思います。そういうものは思い切ってバツ印をつけて忘れてしまいましょう! これが不安が不安を呼ぶ正体だと思います。

心を許せる人に相談してみる

次は、不安を口に出してみることです。出来れば、あなたが心を許せる人を選びましょう。理想は、あなたの話をなんでも「うんうん、そうだね」と共感してくれる人です。反論を言ってきそうな人は避けましょう。なぜなら「カタルシス効果」を狙いたいからです。

カタルシス効果とは「対処困難な衝動・欲求・感情、あるいはその葛藤などを、言語的または非言語的に表現することを通じて意識化、発散することで、症状や問題行動が消失する現象」のことです(出典:心理学用語集 サイコタム)。

簡単に申しますと、口に出して話すことで、不安を和らげようという効果です。不安を和らげる効果を得たいのに、「あなたの考えは甘い!」とか「何考えてるの?!」なんて反論をもらったら、まったくの逆効果です。

ですので、話す相手は何を話しても共感してくれる人を選びましょう。もし、周りにそういう人がいないという方は、シンママ支援団体を頼ってみるのも一手です。詳細はこちらを参照下さい。

今に集中する

過去は「済んでしまったこと」で変えられませんし、未来は「どうなるか分からないもの」です。ですので、今に集中することをオススメします。

過去の記事でも書きましたが、「マインドフルネス」という考え方を推奨します。過去や未来に囚われているのは、今をしっかり見つめていないからだと思います。

今この瞬間を楽しむ、今この瞬間に出来ることに集中することで、自分が何をしたいのか、自分がどうなりたいのか、見えてくると思います。これが見えてくると、将来の不安よりも、将来にワクワクする気持ちが勝ると思います。

私は、生きるとは今この瞬間に集中することだと思います。そうすることで、未来にワクワクする気持ちを一緒に持ちませんか?

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