孤独にならないために

仕事に家事に育児と、とにかくやることがいっぱいのシングルマザー。自分の時間が確保できず、ほっと一息つく時間すらない方もお見えでしょう。やることに没頭されてしまうために、気がつけば孤独な状況になっている場合も多々あると思われます。

そこで、今回の記事では孤独によって、何が引き起こされてしまうのか。そして、それを回避する方法をご紹介します。

孤独は1日15本の喫煙と同じリスク

一昔前に「おひとりさま」という言葉が流行りました。本来の意味は『女性らしいしなやかさがありつつも芯のある人』『自分の人生に誇りを持っている人』という意味合いで使われていたものです。しかし『孤独』とか『ぼっち』『婚期を逃した残念な人』といった意味合いでも使われているようです。同じ言葉でも、受け取る人によっては真逆の意味になる典型例です。

さて、本題に戻りますと、孤独は健康面で見たときには非常にリスクがある状況です。アメリカ・ブリガムヤング大学（Brigham Young University）のホルトランスタッド教授（Julianne Holt-Lunstad）による研究（詳細はこちら）によると「社会的つながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50％低下する」という結果を得ています。

さらには、孤独であることのリスクは以下に匹敵すると結論づけています。
　　・1日たばこ15本吸うこと
　　・アルコール依存症であること
　　・運動をしないことよりも高い
　　・肥満の2倍高い

これを聞いて、どう思われますか？　いくら健康に気をつけていても、孤独であるだけで上記のようなリスクが発生してしまうわけです。これって、かなり危険ですよね！

ですので、これは何としても孤独になることを回避しないといけません！

支援団体にコンタクトする

シンママが孤独にならないために、活用したいもののひとつにNPO法人、支援団体があります。2020年7月には、シンママを支援する各地の団体が「シングルマザーサポート団体全国協議会」を発足させました。

このホームページで各地の支援団体が掲載されてますので、まずはコンタクトしてみましょう。必ず、あなたを温かく迎えてくれるはずです！

友達を1人作ろう！

孤独を回避するには、友達を作るのが一番効果的です。しかし、友達をつくることは大変ですし、ましてや複数の友達をお付き合いすることは気が滅入るときもあります。

「多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とすべきである」という言葉があります。古代ギリシャの哲学者・デモクリトスの言葉です。平たく言ってしまえば、友達は1人いれば十分なのです。

あなたのことを親身に思ってくれる人を1人見つける、そして、その方のことをあなたも親身に思ってお付き合いすれば、それこそ百人力なわけです。

有害な友達はさよならしよう！

ですから、あなたに対してネガティブな発言をする「毒友」は一切必要ありません。バッサリ切ってしまいましょう！　いきなりやると、相手が過剰反応する可能性が高いですから、連絡をこちらから取らない、連絡が来ても反応を悪くする等で、だんだん疎遠にしていき、関係を切っていきましょう。

これこそ、あなたが幸せに近づく第一歩です。大変勇気のいる、第一歩であることは、よく分かっています。一歩を踏み出すことは、非常に居心地が悪いことでしょう。なぜなら、この一歩で「現状の外」に向かうからです。

やりたいこと、実現したい夢などは、現状の外にしかありません。現状の延長上にはないのです。現状を変えるには、踏み出すしかありません！

もし、勇気がなくて踏み出せない方がお見えでしたら、遠慮なく私に連絡下さい。出来る限りのお手伝いをします！