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「ユニーク」が大事

ロバート・キヨサキ 著「金持ち父さん貧乏父さん」で有名な「キャッシュフロー・クワドラント(ESBI)」の話。

簡単に説明しますと、ESBIとは「従業員(Employee)」「自営業(Self-employed)」「ビジネスオーナー(Business owner)」「投資家(Investor)」の頭文字4つを取ったものになります。

ネットで「ESBI」と検索すれば、たくさんヒットしますが、どれも「お金」にフォーカスしていると思います。たしかに、お金の話なのですが、私はそれだけではないと、最近気が付きました。

日本はたったの4%

日本で、BとIに相当する人は、だいたい4-5%と言われています。ですので、上図の縦線には大きな壁が存在します。大きな壁があるために、BとIの人々がEとSの人々の生活を見ることが「出来る」のに対し、EとSの人々はBとIの人々の生活を見ることは、ほぼ「出来ません」。

上手の右側に属する人々は「資産」を持っています。この資産を有効活用することにより、経済的に独立(ファイナンシャルインディペンデンス)できていて、お金に囚われずに悠々自適な生活を送っているわけです。

資産とは?

資産とは何を指すのでしょうか。どんなイメージをお持ちでしょうか。お金? 不動産? 株? 資産を辞書で調べてみると「個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称。財産。」と出てきます(出典:Goo辞書)。

いわゆる「お金に関するもの」が資産というイメージだと思います。もちろん、そのとおりだと思いますが、私はまだ他にも「資産」と呼べるものがあることに気が付きました。

「換金できるもの」=「資産」

お金に換えられるものを「資産」と定義してみましょう。辞書で調べて出てきた土地や建物はお金に換えられるものです。他にないでしょうか?

たとえば、あなたが「ギターが弾ける」としましょう。ギターが弾ければ、人にギターの弾き方を教えることが出来るかも知れません。あるいは、人前で演奏することが出来ます。

ここで「ギターを習いたい」と思っている人に出会ったとしましょう。この人は「ギターを習えるなら、授業料を払ってもいい」と考えているとします。そうすると、この人にギターを教えると授業料がもらえるので、お金がもらえます。つまり、「ギターを教える」ことが「換金できるもの(スキル)」になります。これ、さきほどの定義にあてはめると「資産」になりませんか?

また、人前で演奏する、つまりミュージシャンとして演奏すれば、コンサートを開催してお金をもらうことも出来ます。これもさきほどの定義にあてはまります。

あなたのスキルはこの世でただ一つ!

あなたがお持ちのスキルはこの世でただ一つ、「ユニーク」です。なぜなら、あなたの存在がこの世で唯一人だからです。この世に誰一人として、まったく同じ人は二人といません(クローン人間が出来てしまったら、話は別ですが・・・)。

そして、ユニークな人が持っているスキルはユニークです。なぜなら、そのスキルを習得する過程(プロセス)もユニークですし、「ギターを弾く」から派生する内容も人ぞれぞれだからです。ギターを人前で演奏できても、ギターを教えられない人もいるからです。

そう考えると、あなたとあなたが持っているスキルは、ユニークなのです。

ユニークなスキルを磨く

このように、あなたがお持ちのスキルはユニークで大事な資産なのです。この資産をさらに磨き上げていくことで、価値が高まっていきます。価値が高まると、BやIの人のようにファイナンシャルインディペンデンスに近づいていきます。

ですので、あなたがお持ちのスキルを磨き上げることは、非常に重要なことなのです。

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