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子供の異変に気づくには

いろいろと忙しいシンママは、お子さんの異変に気づくのが難しいときもあると思います。そして、お子さんからのSOSは分かりにくい可能性が高いです。それはなぜでしょうか? まずは、その理由から探っていきましょう。

親に心配をかけたくない

お子さんにも意思とプライドがあります。お子さんが成長していけば、「こんなこと自分で出来るから」という気持ちが強くなり、そのためなかなか親に相談しない可能性があります。

また、お子さんも親のことはよく見ています。「忙しくて相談できそうにないな」とか「今日は怒りっぽいからやめておこう」などで、タイミングを逃してしまい、そのままいってしまうこともあるでしょう。

あるいは、親に相談したら負担をかけてしまう、大事になってしまうといったことを心配している可能性もあります。

いずれにせよ、お子さんを責めるのはやめましょう。お子さんなりの考えがあってのことです。

自分が置かれている状況を説明するのが難しい

自分が置かれている状況を客観的に話すのは、大人でも難しいことです。ましてや、お子さんがそれをするのはハードルがかなり高いと思います。

ですから、お子さんが話したくても上手く話せない、それで親が焦ってしまって、お子さんにプレッシャーがかかってしまう。もし、お子さんがこの状況を一回でも経験していれば、次はやめておこうと思ってしまいます。

SOSは3パターン

では、お子さんのSOSはどうやったら分かるでしょうか。朝日新聞の記事によると、大きく3つに分かれるそうです。

1.周囲の人に向けるタイプ
2.自分の体に表れるタイプ
3.内にこもっていくタイプ

お子さんは親のことは大好きですから、言うことは基本的に聞いていると思います。しかし、もしそうでないのであれば、それ自体がSOSの可能性があります(上記の#1に相当)。

また、普段よりも元気がなく、食欲もなくなっているような場合は、上記の#3に相当します。

SOSのサインは分かりにくいですが、上記の3つで「あれ?」と思うようなことがあれば、少し注意する必要があると思います。

みんなが自宅でリラックスできるように

お子さんに異変があった場合、どうしたらいいか。それは、誰にとっても自宅がリラックスできる環境にあることが一番だと思います。

お子さんに対して、いつも何かしら怒ったりしてませんか? もちろん、シンママから見たときには、それが必要だから怒っているのだと思いますが、お子さんからすると怒られることは脅威でしかありません。怒られれば、それは精神的にかなりのプレッシャーになります。

そして、お子さんが怒られないために、シンママの機嫌を損ねないようにする行動を取ってしまう可能性があります。これでは、家でリラックスなんてほど遠い状況です。

ですので、お子さんに指示するのはやめましょう。お子さんをコントロールすることは諦めましょう。大丈夫です、あなたのお子さんなのですから、あなたがいろいろ言わなくても、お子さんはちゃんと出来ますから!

お子さんの意思を尊重する、この心がけが非常に重要です。

いじめのサイン発見シート

最後に、お子さんがいじめの被害者・加害者になっていないかを確認するチェックシートが佐賀県教育委員会から発行されています。何かの参考にしていただけると幸いです。

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