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未来への名言192「その人らしさ、その人の物語とは、その人の生活の状態や役割を超えたところにある。」(長谷川和夫)

日本の認知症医療の第一人者である長谷川和夫さんの訃報が報じられました。

長谷川さんは認知症の簡易診断テスト「長谷川式簡易知能評価スケール」を世界でもいち早く開発・普及されたり、ご自身も認知症になられ、そのことを公表し、認知症に苦しむ方やその家族を勇気づけたことも話題になった方です。

私も本を何冊か読ませていただき、とても尊敬していました。

今回の言葉は、

「普段の自分の枠を超える勇気や意志のあるチャレンジや、自分を犠牲にしても誰かのためにする行動を起こしたところに、本当の自分の生きる意味や使命がある。」

ということだと理解しています。

もう一つ、長谷川さんの語られた言葉でとても感銘を受けたものがあります。

ちょっと長くて名言として切り取りづらかったので、本文で紹介させてください。

↓↓↓↓↓

「時間というのはね、わたくしが持っている唯一のものなんだ。時間以外のものはね、僕は持っていないの。だから時間を人に差し上げるのは、自分の生きている貴重なものを差し上げるわけだから、大変なことなんだよ。」

どうでしょう?

私の尊敬がお医者さんで尊敬するもう一人の方、日野原重明さんも同じく、

「命とは時間で、その時間を誰かのために使うことこそが大切だ」

ということをおっしゃっています。

『自分の時間を、自分を超えた何のために使おうか?』

考え、そして実行して行きましょう。


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