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外資系投資銀行からスタートアップへ。“無邪気に、仲間と実現したいことを追求し続けたい”。 #ヤプリなひとびと

※本記事は2018/04/09に作成した記事の再掲載となります。

こんにちは。株式会社ヤプリで採用担当をしている石村です。      株式会社ヤプリは、誰でも簡単に高品質なスマホアプリを制作・運営できるプラットフォーム「Yappli」を運営しています。社員インタビューを通して、どんな仲間が、何に魅了されて集まっているかを発信していきます!今回はUC Berkeley卒、外資系投資銀行出身のCFO 角田耕一(つのだ・こういち)に話を聞いてみました。

ー改めてですが、これまでの経歴を教えてください!

UC Berkeley卒業後、外資系投資銀行・教育アプリCFOを経てヤプリへ

(角田)大学時代は政治/政策などを専攻していたのですが、たまたま私の周りにはエンジニアや起業家などを目指す仲間が多かったんです。当初はロースクールなども考えていたのですが、そんな友人たちと一緒に過ごすうちにビジネスやファイナンスの分野に興味を持つようになりました。

卒業後は外資系投資銀行へ入社し、約3年間、投資銀行本部で主にM&Aに従事していました。その後2013年に、スマホアプリで気軽に現役の難関大生から個別指導が受けられる『manabo』を展開している株式会社マナボに転職。CFOとして、財務・資金調達・経営管理・法務・総務など色々やってました。退職後は、いくつかスタートアップ企業を手伝ったりしながらしばらく過ごし、2017年に株式会社ヤプリのCFOに就任しました。

(石村)一緒に働いて、こうやってお話も伺っている中でひしひしと感じますが、やはり昔から優秀な方だったんですね。

(角田)経歴だけ聞くとそう言われることもありますが、実は全然そんなことはないんです。中学時代は、appleにpが2つある事を知らないくらい英語が苦手でした(笑)。高校受験自体も県外から知らない高校を受験し、そこに受からなかったので二次募集と言われるものでやっと入ったという具合です。入学した高校がやんちゃな生徒が多い学校で、その分面白いこともありましたが、しっかりと卒業することを考えて留学という選択をしたんです。1年間のアメリカ留学では、英語ができない状態からのスタートだったので、現地のジュニアカレッジに通って猛勉強の日々。帰国後、そのまま日本の大学に入る選択肢もありましたが、国際政治や公共政策を学びたかったので、政治に強いUC Berkeleyの入試に挑戦したんです。

(石村)順風満帆かと思いきや、その裏には努力もあったんですね。

ー次に、ヤプリへの入社を決めた理由を教えていただけますか?

アプリ開発現場にいたからこそ分かる。ヤプリが創るプロダクトの魅力

(角田)はい、いくつか有るのですがざっくりいうと3つかなあと思います。1つ目はプロダクト、2つ目は僕が貢献できる余白、最後は経営陣です。

私が入社したのは2017年ですが、2015年から代表の庵原とは面識があったんです。その頃はまだ別の会社に居たのですが、当初からYappliというプロダクトについては大きな可能性を感じていました。前職の株式会社マナボではアプリを提供していたので、開発現場を間近で見ており、だからこそ、誰でも簡単にアプリを制作・運営できるプラットフォーム「Yappli」の凄さに驚いたのです。特にアプリの開発だけでなく、運用まで簡単におこなえる点が画期的だと感じました。世の中のサービスにはプロダクトとビジネスモデルの両輪が必要ですが、双方が高い次元で両立できているサービスというのは意外と少ないと思っています。そんな中でヤプリは、B2B SaaSという秀逸なビジネスモデルとYappliという競争優位性の高いプロダクトを併せ持つユニークな会社だと感じました。

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2点目についてはよくある話だと思いますが、これから上場を目指す中、財務、資金調達など、ファイナンス周りを自分が担うことで、会社に貢献できるのではないかと考え、入社を決めました。2015年当初から庵原と話すたびにヤプリは拡大していて、その成長スピードには眼を見張るものがありました。しかしながら、コーポレート周りや組織体制などは、アンバランスなほどに強化が必要な側面も持っていたため、自分が社内外の体制を整える事で会社をより成長させられるイメージが持てました。

最後になりますが、経営陣、特に親交のあった代表の庵原は起業家・経営者として非常に魅力的だと感じました。先の通りヤプリの成長は目覚ましかったのですが、それ以上に大変な経験もたくさんしており、そういった経験を乗り越えてきた胆力や実行力、その過程で自ら変わる姿勢については感心しました。また彼はプロダクトの人間でもあり、自分と違う視点を持っているのも、チームとして補完関係を築く上で重要だと感じました。

ー魅力を強く感じたという「Yappli」。どのような意義のあるプロダクトでしょうか?

アプリのテクノロジーを解放し、世の中を前に進める

(角田)「Yappli」は、「すべての人々・企業に、アプリのテクノロジーを解放し、世界の感動体験に貢献すること」を目指しています。テクノロジーが進化している現代では、人々が最小限の労力でできることが増えていると思うんです。例えば、Webサイトを作るにしても、HTMLを全て理解する必要はなく、無料のホームページ作成ツールで簡単にできます。これと同じことを、アプリ領域で実現しているのが当社なのです。アプリの開発には莫大な時間とお金がかかりますが、我々のプラットフォームで効率化することで他のことにリソースを割くことができるようになります。「テクノロジーの力で、世の中を前に進めたい」という想いで、日々仕事をしています。

ー現在はどんな業務をされていますか?また、働く上で大切にしていることを教えてください。

常にプロアクティブな姿勢で、会社をより大きく・強くする

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(角田)メイン業務はCFOとしての全社的な経営管理業務、コーポレート系業務の統括に資金調達なども行なっています。会社をより大きく、強くする役割を担うポジションですね。その他にも、役員として会社の方向性に係る事業戦略の立案、IR、採用まで、幅広い業務に携わっています。働く上で大切にしているのは、当事者になる事とメンバーが輝ける環境を作ることです。受け身でいるのではなく、自分ごととして捉えて、主体的に動く。メンバーにもそんなマインドセットで働いてもらいたいし、自分も働きたいと常々考えています。また、子どものような心も忘れないようにしているかもしれません。スタートアップ企業は、良い意味で子どものような無邪気さもある大人が多い気がします。私は外資系投資銀行時代から、取り繕う術を学んできましたが、元々はそっち側の人間なんです(笑)。だからメンバーとともに、無邪気に実現したいことを、追求し続けたいですね。

ー最後に、個人と会社、2つの視点から今後の展望を教えてください。

(角田)まず、プライベートなところで言うと、私は運動が好きで、毎朝ジムで1時間トレーニングしてから出勤しているのですが、ベンチプレスで130kg上げたいというのが今年の個人的な目標です(笑)。

(石村)ご報告、楽しみにしてます!(笑)

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プラットフォームから収集されたデータをアプリでのマーケティングにも活用


(角田)会社としての展望は、アプリ開発・運用プラットフォームを軸として、さらに事業を拡大すること。現在「Yappli」は、ファッション、化粧品、スポーツなどのECアプリ、メディアアプリなど、250社以上 (*)の企業様に活用いただいていますが、今後は「Yappli」を通して集めたユーザーデータを活用し、新たな事業を展開しようと考えています。多くのネットサービスは、1つのサービスについて1アプリを運用しているので、1つのジャンルのデータしか収集することができません。対してヤプリはアプリのプラットフォームを構築しているので、多種多様なデータが集まってくることが強みです。大きな展望かもしれませんが、チームをうまく機能させながら、挑戦し続けたいと思います。 (*)2018年4月時点

(石村)そうですね。今後更なる事業拡大を目指すため、オーナーシップを持ちながらもチームで協力し合い、挑戦していきたいですね。熱い想いのこもったお話をありがとうございました!

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