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ユーザーの感動体験を生み出す YappliのiOSエンジニアチームとは? #ヤプリなひとびと

顧客やユーザーの感動体験を生み出すには欠かせない、ヤプリのiOSエンジニアチーム。アプリプラットフォームの開発とは?その中でのiOSエンジニアの取り組みや、面白さなどを紹介していきます。

古賀菊丸(@kururu_yackle) iOSチーム マネージャー
大学卒業後、BtoC向けアプリのiOSおよびサーバーサイドの開発に携わったのち、GMO TECH株式会社にてBtoBサービスのiOS開発を担当。2019年、iOSエンジニアとして株式会社ヤプリへ入社。

三宅篤史(@tsushi130)iOSエンジニア
大学卒業後、ヤフー株式会社へ入社。サーバーサイド / フロントエンドエンジニアとして、認証・認可やアクセスマネジメントシステム等の開発に言語選定、アーキテクチャ検討から携わる。その後、iOSエンジニアへキャリアチェンジし、数名規模のスタートアップを経て2019年に株式会社ヤプリへ入社。

──ヤプリとの出会いは?

三宅:
新卒の頃、マーケティング関連の展示会でブースに立ち寄ったのがヤプリとの出会いでした。そこでデモを見たときに「管理画面の操作で、ネイティブアプリをこんな簡単に構築できるのか」と驚きました。その後、2-3年後に知人経由の縁があって入社したのですが、決め手の一つはアプリプラットフォームという特性でした。

プラットフォームだからこそ多くの機能が必要となるので、iOSの様々なフレームワークに触れる機会があります。例えば、カメラや位置情報をはじめBluetooth・AR・オーディオ系などとにかく幅広い。一つのアプリでは触れることのできない広い技術領域に面白さを感じました。

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古賀:
私は元々簡単にアプリが作成できるサービスを開発していたのですが、Yappliは圧倒的なデザインの自由度やリッチな表現を簡単に反映できることが魅力だと思っています。管理画面の設定により動的にUIを構築するのですが、それを実現するための技術的な工夫や仕組み、設計などインプットが多く日々面白さを感じています。

──「Yappli」のアプリ開発とは?
古賀:
メインは、プロダクトをエンハンスするための新機能開発や改善です。クライアントはアパレル・飲食やメーカーから銀行・教育など多岐に渡る業界/業種であることに加え、用途としてはtoC向けのアプリはもちろん、営業支援や社内利用などDX推進としてtoB向けのアプリも作成できるため、プラットフォームとして日々進化できるようにニーズや汎用性も考慮した開発を行っています。

三宅:
ここ数年の具体的な開発としては、アプリの新しい技術を取り入れたiOS 14のWidgetやApp Clip、デザインの自由度向上とインタラクションを意識したアプリ体験向上のためのUI刷新などがあります。また、フォトフレーム機能など、エンタメ性のある開発もあり、「ideabox」という社内メンバーが機能を提案できるSlackチャンネルの投稿から開発が始まることもあります。

機能開発以外にも、iOSDC2020で @k_katsumi が発表していたビルドの自動化のような業務効率化にも積極的に取り組んでいます。ビルドシステムについてはアップデートを続け、App Groups設定されたアプリのビルド、検証用アプリの自動配布などもできるようになっています。

▼iOSDC2020(@k_katsumi)「400種類のアプリを毎日ビルドする自動化の技術」

──開発体制や環境・取り組みについて教えてください。

古賀:
機能開発のプロジェクト体制としては、アプリ・サーバーサイド・フロントエンド・UI/UXデザイナーなど各職種から1-2名アサインされます。メンバーが前向きにチャレンジできるよう、それぞれの希望や得意分野をヒアリングした上でアサインを決定しています。

また、アプリチームは四半期毎にキックオフを行い、チームとして取り組みたいことのブレスト・アサインをしています。内容はリファクタリングや自動化、チームビルディングなどメンバーそれぞれです。その中で新機能の提案も行っており、WidgetやApp Clipのプロジェクトは技術調査や仕様策定などiOSエンジニア主導で開発を進めました。プラットフォームだからこそ、このような最新技術を積極的に取り入れることができるのも魅力ですね。

三宅:
その他の取り組みとしてはモブプロや、各プロジェクトでの課題やTipsを共有する定例MTGを週1回設けています。技術的な共有はもちろん、日頃の業務でのハマりポイントや解決策などをディスカッションしています。iOSやAndroidだけの観点だけではなく、サーバーサイドとの結合部分のTipsなど様々なことをざっくばらんに話せる環境です。

具体的には「新APIを取り入れるにはどのような設計手法がYappliに合うか」とか「モダンな開発環境をどう落とし込むか」などの議論をしています。

古賀:
紹介したい取り組みが盛り沢山なのですが(笑)、開発本部として「Yappdate Day」という改善案件にフォーカスできる日も作っています。ヤプリには「再構築し続ける」という文化があり、日々の改善を大切にし何事でも品質向上を意識しています。この日はプロダクトの改善はもちろん、業務フローなどの改善もOKなんです。

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──最後にメッセージをお願いします!
三宅:
今後、より市場の期待に応えるためにプラットフォームとして成長し、ユーザー体験を向上させる機能開発を強化していきたいと考えています。

更に、カバーしていく業界が増加することによって、クライアント固有の課題なども増えていきます。ヤプリは、そのような課題に対してピンポイントに解決するのではなく、プラットフォームとして普遍的な課題に定義しなおし、汎用的に落とし込むという難しさや、やりがいもあります。

古賀:
ヤプリの良さはプロダクトだけでなく、働くメンバーであったり、会社の文化的な良さもあると思います。エンジニアチームとしてはSlackで調査の依頼や技術的な質問をした際には、サーバーサイド、アプリ問わず様々なメンバーが協力的に回答してくれますし、開発本部でのウィンセッションでもSlackでリアクションを取り合い、リモート環境でも楽しく仕事ができています。

また、ビジネスチームとの連携に関してもチームドリブンな環境です。例えばお客様からの問い合わせがあった場合、分担やフローが整備されているのでエンジニアに負荷が集中しないようにしつつ、カスタマーサクセスを意識した迅速な対応ができています。それぞれ思いやりを持って仕事をできるメンバーが多いのも魅力です。

このような環境、カルチャーに少しでも興味を持っていただけたら、具体的な課題や現在取り組んでいることに関してざっくばらんにお話したいです。カジュアル面談も積極的に実施しているので是非お気軽にご応募ください!

もっといろいろ知りたい方向け👇


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