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YKK AP社の情報伝達を刷新したアプリの成り立ち #アプリになるまで

こんにちは!カスタマーマーケのざきさんです。
これまでYappliで制作されたアプリは、全部で520。(*1)皆さんは、これらのアプリがどうやって世に出ていくかご存知ですか?「#アプリになるまで」では、受注から運用に至るまで、ヤプリ社員がチームドリブンで取り組む業務内容をご紹介します。
(*1 2020/12/3現在)

第1弾は、YKK AP株式会社さまの「YKK AP Product Info」。YKK APといえば、窓やサッシで有名な会社ですよね。アプリは一般消費者ではなく、YKK APの社員さんが利用する、営業支援ツールです。

早速、チームYKK APをご紹介します!

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少なくとも5部署が関わっているのがお分かりいただけますね。

ヤプリでは、Salesforce社で実践されている「THE MODEL」のフレームワークを取り入れています。営業プロセスを顧客の状況に合わせて分割する仕組みですが、1つのアプリが出来上がるまでにも、様々な部署の社員が関わっているんです。

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(実はこれ、YKK APさまと出会ったその日の展示会ブースです。)

出会いから受注まで

まず、フィールドセールス(以下FS)の中原さんに、出会いから受注までの道のりを聞きました。

ーーーYKK APさまは偶然、展示会でYappliを知ってくださったとか

おっしゃる通りでございます!展示会で偶然ヤプリを知っていただき、営業へバトンタッチをもらいました!

ーーー事例でも、ご担当の清水さまが「これだ!」と思ったとお話されていますね

初回訪問でお伺いした時、「2週間後に行う重要な会議でアプリ導入について話します!」とおっしゃっていただいたんですよ。営業担当としては、興奮が止まらなくって…通常は提案時にサンプルアプリを制作してお持ちするんですけど、社内の制作リソースが既に埋まってしまっていて。ディレクターさん、デザイナーさんにお願いをして会議に間に合わせられたのを思い出します!

ーーーはじめからすごいスピード感ですね!

そうなんです。約2ヶ月間、3回のお打ち合わせのうち、計2回の訪問でディレクターの小野塚さんに同席してもらいました。導入における懸念を払拭でき、チームドリブンを体現できたこと、受注を全社で取りにいったことが印象的です。

ーーー中原さんがFSとして気を遣ったのはどんなところですか?

普段、ご推進されるお客さまの置かれている状況を把握し、部門ミッションと現状(運用)をしっかりヒアリングすることを重視しています。ミッションと現状のGAP(課題)に対して、どうやったらそのGAPをアプリで解決できるのか?Yappliオリジナルで力になれることは何か?ということにパワーを使います。
今回は導入にあたってステークホルダーが多かったので、対象者を全て把握して、全ての利害関係者がご納得いくように、かなり神経を研ぎ澄ましました。

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アプリ制作とシステム連携

受注が決まったら、要件を詰めていよいよアプリ制作です。テクニカルアカウントマネージャー(以下TAM)の田村さん、ディレクターの小野塚さん、デザイナーの小笠原さんにお話を聞きました。

ーーー小野塚さんや田村さんは商談にも同席されていたそうですね。

小野塚:実は展示会で清水さまを説得したのはマーケと僕なんです。制作期間3ヶ月の間、システム連携などの開発も伴ったので、TAMと密に連携して進めました。田村さんと僕なのでツーカーです。

田村:社内用アプリだから、社外秘情報にアクセスしたり、社員管理システムと連動させる必要があったり。認証方式が対応したことのないケースだったので、期待値を探るのに苦労しましたねー。

ーーーどんなことを意識しながら制作を進めたんでしょうか?

田村:新たな認証方法だったので、テストとか理解を得る為の分かりやすいコミュニケーションは意識しましたかね。あとは、スケジュール。確か、先方が社内向けに説明を行うスケジュールが先に引いてあったんです。

小野塚:社内利用のアプリ制作では「何が課題か」の本質を考える=アプリを作れば解決ではないことを重視してます。よく使われるUIを参考にしたり、スマートなUXを心がけました。複雑な部分は社内資料を作って、デザイナーとしっかり認識をあわせて進めました。

小笠原:ブランドイメージを壊さないように、WEBサイトの雰囲気に寄せてデザインしました。WEBサイトのクオリティの高い写真を活かしたかったのと、ビジネス用かつ様々な立場・年代の方が使用されるので「分かりやすくシンプルに」を心がけました。

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ーーー小笠原さんはとてつもない数のアプリをデザインしていると思いますが、どこからアイディアが湧いてくるのですか…?

小笠原:Pinterestで「アプリデザイン」などで検索して勉強することが多いです。ボタンだけ真似したり、部分的に参考にしたり。ただ、アプリデザインだけでは限界があるので、制作するアプリの業界のWEBサイトをいくつか見て傾向をつかむ。などもしています。

ーーーデザイナーから見て、どんな風に使って欲しいと思いますか?

小笠原:運用開始からしばらく経つんですが、デザイン崩れなどもなく綺麗に運用していただいてるな…!と感動しています。綺麗に運用していただいているお礼を言いたいくらいです…!

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運用開始と今後の成功支援

アプリが無事にリリースされたら、運用に慣れていただき、今後の活用を支援していくフェーズ。カスタマーサクセスの長谷部さんにお話を聞きました。

ーーー引き継ぎはどのように行われたんですか?また、その時の印象はどうでした?

初めて「MDM配信」(*2)を実装したアプリということで、仕組みから丁寧に説明、引き継ぎしていただきました。小野塚さん作成の資料を印刷して常に横に置いて、しっかり理解できるまですぐに見れるようにしておきました。
(*2 Mobile Device Management。アプリをダウンロードできる端末を社内で管理できる仕組み。)

実は以前、中原さんや小野塚さんから「担当の方の仕事の姿勢がめちゃくちゃかっこいい」と聞いていたんです。実際にお仕事させていただく度に、企画力、言語力、頼れるリーダーシップ、包容力…色々な面に触れて私もすっかり信者になりました。今じゃメロメロです。

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ーーーそんなYKK APさまに対してYappliはどんな貢献ができているんでしょうか?

「アプリを開けば全ての情報が見える」を実現して、"点"の情報を"線"にも"面"にもできたのがアプリだと思うし、そのことをとても評価していただいています。アプリを利用する営業の方から「こんな情報も入れてほしい」と意見があがるなど、運用者と営業の方を繋げる役割も果たしています。全従業員さんが使うインフラになるまで、アプリが入り込めるよう支援していきます。

ーーー最後に、YKK APさまへ一言お願いします!

アプリ運用は初めてとのことですが、クリエイティブに思考を止めずに工夫してくださって、とても素晴らしい方々で尊敬しています!これから利用対象者を拡げていく過程でも、社員向け同様に、アプリを利用する方々から良いフィードバックがもらえるよう、私たちもしっかり伴走していきたいと思います!

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ヤプリでは、様々な職種で仲間を募集しています。チームドリブンで仕事をしてみたい方、これからの「Yappli」を一緒に作っていきたい方、ぜひお気軽にご連絡ください!






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