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鳥を撮るのは難しい



サギを写真に撮りたい


ハトやカラスより見かけることがなく貴重な気がする。
比較的体が大きく見ごたえがある。
鎌首をもたげて翼を広げると優雅な気がする。
羽ばたきがゆったりして空気を漕いでいるように見える。

見かけた際には、是非、写真に撮りたいと思う一方、スマホのカメラでさえも操作するのが面倒と思えて、いつも撮り逃していた。
しかし、所有する一眼レフカメラを使いこなせないのも悔しいので、サギと遭遇する機会に同カメラ等を携行して撮影に挑戦した。

お読みいただいている方に

本文はド素人の備忘録程度であることをご容赦いただきたい。
鳥を撮るのがいかに難しくプロカメラマンを始め鳥の写真を撮る人の腕前の凄さを痛感したのは、自分から撮ろうとしたからであった。
ネットには彼らの見事な写真が多数掲載されているので、今回、私が投稿するのはおこがましいが、自分の撮影上の反省点等を記録しておけば、後日、自分にとっては何かの役にたつかもしれないと思った次第である。

撮影した鳥(サギ)

私の素人目線では、純白のオスとそうでないメスの2羽を見つけた。
オスの写真はサムネイル画像としたが、今回、本文に記述するのはメスの方だ。
撮影時期は2回で、「羽ばたくところの連写」という点ではメスの方がそれぞれを対比しやすい撮影ができたからだ。
撮影カメラはソニーα7RⅢ
掲載写真は背景の一部をトリミングしたもの(小さいもの)がある他は明るさ等絵的に加工したものはない。

①撮影対象、メス?

羽ばたくサギの連写(1回目)


レンズはFE24-105mmF4G

①焦点距離105mm、絞りF4.0、露出自動、被写体が小さく映るので望遠レンズが必要と思った。



②焦点距離105mm、絞りF4.0、露出S、シャッタースピード1/8000





③焦点距離105mm、絞りF4.0、露出S、シャッタースピード1/8000


④焦点距離105mm、絞りF4.0、露出S、シャッタースピード1/8000


⑤焦点距離105mm、絞りF4.0、露出S、シャッタースピード1/8000



⑥焦点距離105mm、絞りF4.0、露出S、シャッタースピード1/8000

羽ばたくサギの連写(2回目)


レンズは、FE 100-400mmF4.5-5.6GM
撮影モードの基本は画面のとおり

これをシャッターを1/500、AFエリアをワイドに変更した
①露出補正なし、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


②露出補正-0.3、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


③露出補正なし、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500



④露出補正-0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑤露出補正+0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500



⑥露出補正なし、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑦露出補正-0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑧露出補正+0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑨露出補正-0.3、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑩露出補正+0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑪露出補正なし、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑫露出補正-0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑬露出補正+0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑭露出補正なし、焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑮露出補正-0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500


⑯露出補正+0.3,焦点距離218mm、絞りF5.6,露出S,シャッタースピード1/500

お示しした数値で変化しているのは露出補正だけだ。
これは、連続ブラケット撮影に設定していて、0.3幅で暗い明るいを繰り返す。
もともと、この設定を作ったのは、鳥のような動く被写体を連写するのではなく、例えば、アイドルのダンス等他の撮影者等が多い場所で速やかに撮影してその場を離脱することを想定している。その際、明暗に幅を持たせておけば、気に入った写真が撮れる可能性が高いと思ったからだ。
今回、明暗の違いはあまり感じられないので、太陽等の光源が映りこまない遠い被写体を撮るのにはブラケットまでは不要かも知れない。

カメラに期待したい機能

オートシャッタースピード


変化してほしいのはシャッタースピードだ。被写体が少しボケているようだ。鳥の動きに対して1/500が適当なのかは私にはわからない。流し撮りをしたいわけではないなら、被写体が止まって見える適正なシャッタースピードをカメラがサギのスピードに合わせて自動で調整してくれないだろうか。それともフルオートにしておけばよかったのだろうか。

モードダイヤルの登録を増やしてほしい


自分の設定が3つしか作れない。それ以上作りたければ記録媒体を使えとのことだが、面倒くさいし、撮影した画像を削除する際に設定も誤って消しそうだ。「本当にいいですか?」なんて、カメラに言わせるなら3つと言わず、10くらいに増やしてほしい。
4つ目は鳥撮影用としてシャッタースピードを1/1000の連写にしたものを登録したい。
素人は鳥が写るようにカメラを取り出して向けることで手一杯なのだ。

終わりに


機種変更をするだけで問題は消えるのかもしれないが、カメラは高価だ。




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