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人の行動傾向

今回は人の行動の傾向について分析していきます

人はどのようなことが起こったときに、行動したくなるのか
何が起こったときに行動したくなくなるのか

この観点を明確にしていきます


1、きっかけ


人は行動を起こす際に必ずきっかけが存在しています
例えば、お腹がすいた、喉が渇いた、ゲームがしたい、友達に会いたい、お金を貯めたい、罵声を浴びたい
これらの欲求によって、人は行動を起こす準備をします

次に、考えるのがその欲求を満たす手段です
感じた欲求を満たすための手段が何なのかを自分が持ち合わせている情報の中から選択する作業が入ります

この段階で注意したいことは、選択するときに知っている情報の中からしか選択できないということです
だからこそ、選択肢を増やすためにも毎日情報をアップデートしていく必要があります

私は、毎月積み立て投資をしています
毎月10万円を積み立てて、コツコツアメリカ株に投資をしています
これを続けようと思ったきっかけは、不労所得が生活費を上回って、セミリタイアするためです
この欲求があったから、株式投資という行動を起こさせるきっかけになりました


2、行動


きっかけの次に来るのが行動です
人は、きっかけがあればすぐに行動に移します

例えば、欲しい商品があったときに検索をかけたり、商品の実際に使ってみたりしますよね
それが行動段階です

この行動段階では、人は欲しい感情が優先しているため、自分に都合に良い情報を集めてしまうバイアスにかかります
なので、自分の感情を分析しながら、自分がバイアスに陥って、情報を取捨選択していないかを判断することが重要です

このときにおすすめの方法として、必ず自分の意見と対立する情報を見てみることがあります
これを行うことで、自分のバイアスに惑わされることなく、本当に必要なものなのかが明確になります


3、見返り


きっかけ、行動の次に来るのが見返りです
人は行動したことに対する見返りを求める生き物です

例えば、PCを購入した際に、実際に使ってみて想像よりも使いやすかったら、継続して使用しようと感じますよね
次の買い替えの時も同じモデルを使うことが頭によぎるはずです

この見返りの段階は、行動したことに対する評価を下す段階段階なので、再度行動を起こしたくなるように商品、サービスをデザインする必要があります

この現象を他人からの評価という観点で見てみると、
例えば、会社の上司に仕事の成果を報告する際に、上司からのフィードバックによって、また報告するべきか、しないべきかを部下は判断します
もしも、フィードバックが部下のためにならないものであれば、自発的な報告はされることはなくなるでしょう

人間関係において重要なことは、コストのかからない見返りを用意することができかだと考えています

コストのかからない見返りとは何なのか?
例えば、笑い、言葉、知識、容姿

これらが、コストのかからない見返りなので、これを伸ばすことで人間関係を円滑にすることができるようになります


4、きっかけ→行動→見返り


人は、きっかけ→行動→見返りで動く生き物だということを説明してきました

このきっかけ→行動→見返りの順番は、どんな場面でも当てはまります
例えば、ビジネス、食事、買い物、人間関係など

この構造を理解して、読者の方々の一助になれば幸いです

最後に、今回最も伝えたかったことは、コストのかからない見返りの質を高めるということです
笑い、言葉、知識、容姿
これらは、自分の時間を使うことで高めることができるものです

こんなにコスパの良い投資対象はないので、時間の投資先をリスクがなく、リターンの高い
笑い、言葉、知識、容姿に使うことをお勧めします

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